吉川英治のレビュー一覧

  • 新書太閤記(一)

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    子どもの頃、たぶん小学5年生くらいに読んだ本。
    でも、途中までしか読んでない。
    この本に出てくる織田信長がすごくかっこ良くて夢中になり、織田信長が死んだところでショックが多きく、(サルの一生なんかどうでもいい!)と思って先を読まなくなった。「太閤記」なのに…。
    あの時、信長の死に「泣きながら急いで戻った」みたいな描写に(絶対ウソ。本能寺の変はコイツが真犯人)となぜか決めつけて興醒めしてた自分を覚えているけど、なんでそんなこと思ったのか未だに謎。

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    2021年02月20日
  • マンガ 三国志Ⅰ 劉備と諸葛孔明

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    これまで何度か三国志にチャレンジしては挫折してきたけど、絵も見やすくスッと頭に入ってきて、これまでで一番理解しやすかった。
    ただ、やっぱり大量の登場人物をコンパクトにまとめるには限界があるためか、メインではない人物が印象に残り辛い部分があった。また、地図もほぼないので、どのあたりで起きた出来事なのかがイメージし辛いのも若干残念。とはいえ、ストーリーを大まかに理解したいという人にはピッタリ。

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    2021年02月06日
  • 三国志(一)

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    劉備、曹操に始まり、最後は孔明を中心としてストーリー。作者によって描かれ方が違うということも聞くが、他の作家ではどんな描かれ方、展開になってるのか気になる。大枠のストーリーは一緒なのかな⁇

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    2021年01月30日
  • 黒田如水

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    書かれているのは、黒田官兵衛が小寺家の若家老だった頃から、三木合戦終了後までである。したがって、本能寺の変から秀吉が天下を取るまでや、九州での活動については書かれていない。

    つまり、黒田官兵衛の生涯を概観したものにはなっておらず、少々物足りないかもしれない。

    前半は小寺家での苦労、後半は幽閉されてからの苦労が書かれているが、これは当時の吉川が置かれていた状況を反映しているのかもしれない。

    前半の小寺家でのエピソードは、時流を読めない無能なトップのもとでは、下にいる自己本位で動き、結果として組織を滅ぼすこと、後半の官兵衛救出のエピソードでは、有能なトップのいる組織では下にいる人間も1つの目

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    2020年12月28日
  • 私本太平記(七)

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    尊氏と義貞の攻防。尊氏は破れ筑紫落ち。九州で再起を図り再び入洛を目指す。東進し決戦は兵庫の地へ。正成、新田を廃し足利を用いるよう後醍醐に諫奏。

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    2020年12月15日
  • 私本太平記(六)

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    建武新政成るが公家主導の政治に不満続出。大塔宮は尊氏を敵視。鎌倉では北条氏の残党が挙兵し直義を破る。尊氏は直義救援の兵をあげるが朝廷反逆となる。宮方新田義貞と朝敵尊氏の対決の構図となる。

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    2020年12月15日
  • 私本太平記(三)

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    後醍醐天皇は動座して笠置へ逃れたが笠置の戦いで鎌倉方に追われて囚われる。楠木正成登場。赤坂の戦い敗走。
    後醍醐天皇隠岐の島遠島。佐々木道誉が付き添い引き渡し。楠木正成再起、天王寺の戦い。

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    2020年12月15日
  • 私本太平記(二)

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    置き文で北条氏を倒す決意を心に決めた高氏。日野俊基など朝廷派捕縛 帝位の両統ていりつ 打倒幕府 後醍醐天皇

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    2020年12月15日
  • 宮本武蔵(5)

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    ますます女性陣の追撃?と小次郎との邂逅が頻繁に起きるし、又八もうっとおしい。
    己の道を究めようとする武蔵を次々と煩悩や苦難が襲うのは分かるけど、この広い日本の中で何故そんなに出会う?

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    2020年12月02日
  • 新・平家物語(八)

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    頼朝追討軍の失態、頼朝と義経の邂逅。福原から京都への再遷都。
    南都炎上、大仏殿炎上。清盛の死。
    義仲と葵と巴。義仲と頼朝の確執。

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    2020年12月02日
  • 新・平家物語(六)

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    清盛の娘・徳子が皇子を出産。
    義経と行家、鵜殿党、堅田湖族、時忠、弁慶との出会い。
    清盛の息子・重盛の死。

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    2020年12月02日
  • 上杉謙信

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    謙信の後半生。内外面とも対象的な信玄との争いが中心。特に川中島の一戦に焦点を当てる。謙信は、正義の人と評されることが多く、作中でも節々に正々堂々と振る舞う姿が描かれているが、そのような人間形成を成した前半生を飛ばしたのは何故だろう。2020.11.26

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    2020年11月26日
  • 宮本武蔵(4)

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    吉岡一門との最後の闘い?だろうが、長い。
    途中から決闘当日の話になりながら、先に進まない。

    ストーカー女性陣のドラマが長くてやや退屈。
    この小説が書かれた時代はこれで良かったのかもしれないが、この女性キャラを読んで、現代の女性はどう思うのだろう?

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    2020年10月18日
  • 私本太平記(五)

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    遂に高氏が挙兵し六波羅探題を倒す。鎌倉は新田義貞に攻められ、遂に鎌倉幕府が滅亡。北条高時、赤橋守時の最後が悲しい。鶴ちゃん、勝野さん、名演だった、大河の太平記。
    これで落ち着くかと思われた世の中だが、建武の新政は、公家、武家、それぞれの思惑の中で混迷に陥っていく。高氏改め尊氏はどう動くか?

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    2020年10月14日
  • 宮本武蔵(3)

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    吉岡清十郎との戦いや佐々木小次郎との邂逅など面白い章もあるので一気に読めるが、お杉の武蔵&お通に対する怨念やお通の引っ込み思案にいい加減ウンザリしてくる。

    様々な人々があまりにも偶然(以上に)袖振り合うのは面白いが、同じ町に住んでてすら滅多に会わないのに、諸国遍歴をしている者同士がこうしょっちゅう会うのも、物語の腰を折る。
    もっと武蔵中心になればいいのだが。

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    2020年10月08日
  • 私本太平記(四)

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    元弘の乱の後半に入る。笠置山の戦いで敗れ、幕府に捕らえられた後醍醐天皇は1332年3月に隠岐に流されたが、翌年閏2月にここを脱出し、船上山で挙兵する。一方、下赤坂城の戦いに敗れた楠木正成は1332年に再び挙兵し、千早城を拠点に戦いを続けるが追い詰められていた。そんな彼らの元に後醍醐天皇挙兵の話が伝わる。そして、高氏(後の尊氏)は佐々木道誉との駆け引きを。いよいよ、元弘の乱も大詰めに

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    2020年09月28日
  • 私本太平記(一)

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    全8巻の第1巻。室町幕府の開祖、足利尊氏を中心として、鎌倉幕府の末期から建武の新政、南北朝を描く大作。今(2020年)にBSで再放送されてる1991年の大河の原作となっているが、かなり脚色されている。第1巻は、若き日の高氏が京の都にいるところから始まる。藤夜叉も登場するが、ドラマに比べると結構めんどくさい女。それに比べて登子の沢口さんよりすごいわ。そして、ドラマでもこの原作でも一番の曲者は佐々木道誉。正中の変が収められ、弘安の変に向かう

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    2020年08月19日
  • 新・平家物語(一)

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    何度も読みかけては挫けていたが、ようやく1巻を読み終えた。
    前半はほとんど動きがなく、清盛の人物描写や時代の空気を描くのに終始する。最後の方になってようやく清盛の活躍の場面が出てきて俄然面白くなってきた。
    佐藤義清って何か聞いたことがあるような気がしていたら、そうか、例の人だった。
    清盛と同時代の人だったとは思わなかった。
    2巻からは展開が早くなる予感がするが、本を読むまとまった時間が取れたらいいのだけど。

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    2020年07月13日
  • 牢獄の花嫁

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    吉川英治、唯一の捕物帖。
    現代で言う、大どんでん返し。
    だが、そこに至るまでが、無理矢理こじつけている感じがする。
    けれど、ワクワクしながら読めるのが吉川英治の凄いところ。

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    2020年05月13日
  • 宮本武蔵(1)

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    いつの時代の人なのかとか、元の名を新免武蔵(しんめんたけぞう)と言うことすら知らなかったので新たなことを知れて楽しく読めました。 武蔵よりも沢庵の方が残忍で酷い人に思えたけどなあ。 お通は又八の許嫁なのに、武蔵のことを助けてどこまでも付いていくだなんて言う。。この先どうなるんだか。 宮本武蔵として流浪の旅が始まった。

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    2020年04月27日