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赤壁の大敗で、曹操は没落。かわって玄徳は蜀を得て、魏・呉・蜀三国の争覇はますます熾烈に――。呉の周瑜、蜀の孔明、両智将の間には激しい謀略の闘いが演じられていた。孫権の妹弓腰姫と玄徳との政略結婚をめぐる両者両様の思惑。最後に笑う者は、孫権か、玄徳か? 周瑜か、孔明か? 一方、失意の曹操も、頭角を現わし始めた司馬仲達の進言のもとに、失地の回復を窺う。
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Posted by ブクログ
劉備率いる蜀の陣容は、関羽、張飛、趙雲に加え馬超、魏延、黄忠、馬良など、いよいよ役者揃いの模様。
こうした武将たちが魏、呉を相手に立ち向かうシーンは読んでてわくわくした。そしてこの役者たちを最大に活かすのが、軍師諸葛孔明。最高の作戦は勝利に欠かせない。相手の戦力分析もまことに鋭く、的を射ている。
この時が最も蜀に勢いがあって、非常に面白い。
孔明に並ぶ参謀である龐統が若くして死んでしまうのは誠に悲しいが、これも過去世の宿業所以なのか。因果の法理の厳しさを痛感。
曹操、劉備も歳を重ね、考え方も固まり、保守的になりなんとなく老いてきているのが伺える。この2人がそれぞれ一国を築けたのも、周りの人物の存在が大きい。
人は誰しも完璧ではない。人材の城がなければ、国が栄えるのは難しいであろう。
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