鳴門秘帖(三)
  • 最新刊

鳴門秘帖(三)

814円 (税込)

4pt

3.8

弦之丞を恋するお綱、お綱を追うお十夜。弦之丞はお千絵を想い、お千絵は旅川周馬に迫られる。恋と剣のまんじ巴は、木曽から鳴門の汐路へとつづく。阿波藩を動かす竹屋三位卿は、弦之丞の前に立ちはだかる強敵であり、剣山の間者牢に年久しくつながれる甲賀世阿弥の死命をあずかる非情の人でもあった。いま、山頂の牢を前にして、幕府方、勤王派の最後の死闘が繰り広げられる。

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鳴門秘帖 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 鳴門秘帖(一)
    814円 (税込)
    他国者は容易に近づけない、密国阿波に潜入した幕府隠密・甲賀の宗家、世阿弥が消息を絶って十年。家名の断絶を目前にして、悲嘆にくれる娘のお千絵を見かねて、二人の男が阿波渡海をはかった。だが夜魔昼魔、お十夜孫兵衛、見返りお綱が二人の邪魔に入る。――昭和初年に発表され、人気沸騰した名作「鳴門秘帖」は争って読まれ、虚無僧姿の法月弦之丞は銀幕のヒーローに。
  • 鳴門秘帖(二)
    814円 (税込)
    隠密の掟ゆえに、お千絵と弦之丞の恋は許されようもない。といって、お千絵に執拗につきまとう旅川周馬の邪恋は迷惑至極。弦之丞も家を捨て恋を捨て、一管の竹に漂泊の旅を重ねるが、お千絵への思いはきっぱり絶っているだろうか。その弦之丞に、阿波二十五万石の存立にかかわる隠密の命令が下る。無論、阿波藩士が手を拱いて待っている訳がない。弦之丞を取り巻く蜘蛛手の網。
  • 鳴門秘帖(三)
    814円 (税込)
    弦之丞を恋するお綱、お綱を追うお十夜。弦之丞はお千絵を想い、お千絵は旅川周馬に迫られる。恋と剣のまんじ巴は、木曽から鳴門の汐路へとつづく。阿波藩を動かす竹屋三位卿は、弦之丞の前に立ちはだかる強敵であり、剣山の間者牢に年久しくつながれる甲賀世阿弥の死命をあずかる非情の人でもあった。いま、山頂の牢を前にして、幕府方、勤王派の最後の死闘が繰り広げられる。

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鳴門秘帖(三) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    舞台は敵の本拠地。
    敵をバッタバッタと斬り捨てて、陰謀を暴き、水戸黄門のように
    完全勝利.......と思いきや、相変わらず主人公、間が悪いし弱ぇ~。

    どんどん話は進むので物語的には面白いのだが、
    ヒーローがチトさえないのが残念。

    0
    2013年11月16日

    Posted by ブクログ

    ちょい話が粗いかなぁという感ありです。
    でも日本の娯楽の王道にあることは分かりました。最早その道は廃れてしまったのかも。。。とは思わなくないですけれども。

    0
    2023年05月28日

    Posted by ブクログ

    なんとか阿波国に密入国し、剣山に幽閉されている恋人のお父さんのそばへ行った法月弦之丞さん。
    史実からして阿波の蜂須賀家がお取り潰しになるわけはないので、どうするのかな…と思った部分も上手にまとめてありました。
    最後までサクサクと楽しく読めたよ。
    法月さんが結局はお千絵さんと結婚したっぽい後日談だった

    0
    2015年01月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    矢も盾も止まらずに、怒濤の展開。
    終盤の周馬、弦之丞・お綱、三位と十夜の三つ巴の乱切り戦には圧倒。

    お綱の恋の行方がどうなるか注目だったが、最後はあの結末。敵方の温情あってけっして完全成敗というかたちではないところに決着していくのがうまい。お米さんがゆいいつ可哀想な存在。

    忘れた頃に読みなおした

    0
    2014年11月07日

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