あらすじ
黄巾賊の乱より十年、天下の形勢は大いに変っていた。献帝はあってなきものの如く、群雄のうちにあっては、曹操が抜きんでた存在となっていた。劉備玄徳は、関羽、張飛を擁するものの一進一退、小沛の城を守るのみ。打倒曹操! その声は諸侯の間に満ち、国舅董承を中心に馬騰、玄徳など七人の謀議はつづく。誰が猫の首に鈴をつけるのか。――選ばれたのは、当代一の名医吉平。
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呂布と偽帝袁術の最後が描かれています。個人で皇帝を名乗ったようでした。その後、三国志では赤壁の戦いと並べられる、官渡の戦いです。官渡の戦いは前に読んだ時、好きでした。白馬の野という節の所で、袁紹の有名な白馬の陣を思い出しました。それから、袁紹といえば優柔不断だと、よく評されますが、「武将の大事な資格のひとつは、果断に富むことである。その果断は、するどい直感力があってこそ生れる。ーー実に袁紹の短所といえば、その直感力の鈍いところにあった。」とあり、世間での評判は当たっているようだと思いました。関羽は忠義の人で立派です。
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尊大な曹操がしっかりと書かれている。全くもって鼻持ちならない奴だけど最高のヒール。
むしろ愚かしい袁紹の方がイライラする。
劉備が生きてることをしった関羽、次巻はついに関羽の千里行、いよいよ近づいてくる赤壁の戦い、いよいよ三国志が一つのピークを迎える。
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今年の課題図書。もう8月だというのに、まだ3巻。他にも積読溜まってきたしどうしよう。
呂布の退場に、袁紹と孫策。曹操たっぷりで、董承によってやられるかなと思ったけど、さすがに3巻ではそれはなかったですね。後半は玄徳と関羽、張飛の一時の別れ。嫉妬心も出そうな関羽の持てっぷり。
赤兎馬は呂布の馬じゃないのと思っていたけど、洛陽の関帝廟に行った時に、関羽が赤兎馬乗った像があったのはそういうことだったのね。
というわけで、早く次を読み進めます。
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印象的な場面が多く、名将たちの何者をも恐れない強さに鳥肌が立つ。命がバタバタと失われて滅入るが、それ以上に、尽きない人間の魅力に惹きつけられた。
劉備玄徳の、世を人を想う言葉に感じ入る。今の世にも通じる普遍性があり幾分励まされるような形になった。容易く奪うのも、愛して信じるのも、どちらも人間のやることだから悩ましい。
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呂布の人間くさいところが好きだったのに、あっけない最後だった。それにしてもこの巻は、関羽の玄徳に対する義の篤さ、張飛の意外な才略等が垣間見え、三兄弟の絆の強さが深く感じられた。私にも弟が二人いるが、劉備たちを範としたいものだ。
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劉備、張飛、関羽が離散し、各々が互いの行方を案じる。
いよいよ関羽の忠義が試され、証明される。
再開の項には思わず涙が滲む。
1,2巻と読んで劉備の徳に心惹かれていたけれど、ここにきて”奸雄”曹操の、大人物は誰彼問わず受け容れる大きさに清々しさを覚えた。
でも、やっぱりその裏には自己の権力の誇大、欲望が見え見えなので、やっぱり私は劉備が好きだなあ。
というか、3巻はまさに関羽のための巻であるなあ!
と、しみじみ。
四巻は遂に、孔明が現る。
早楽しみ。
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名場面を一つに絞るには、惜しい。
第三巻では、中原を舞台にありとあらゆる人物の駆引きがいよいよ凄さを増す。
三国志、総勢一千人以上。-君、誰になぞるも好し。
三国志の醍醐味は、この巻でも発揮される。
軍師と豪傑。
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曹操が恋したほどの関羽。敵国にあっても主君を忘れず、どんな恩賞にも惑わされない姿が印象的。
敵の武将であっても、武将の真価を見定めてどこまでも愛する器のある曹操も、やはりすごい。
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本巻の見所はなんと言っても曹操の関羽に対するのめり込みようであろう。男が男に惚れるということはこういうことを言うのであろう。また袁紹の優柔不断ぶりというか甘さはおぼっちゃま君の典型である点も人間を描いているという点では見逃せない。
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戦乱の中で、手の握り合いと裏切りが目まぐるしく交差する。
特に呂布が、部下の策謀にはまって、誰の味方なのか分からなくなってしまった。
武術だけ飛び抜けて強くても、乱世は収められないんだなぁ。
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乱立する諸雄の中で、曹操がいち早く頭角を現し、呉の孫策も名をはせる中、我らが劉備は一進一退を続けています。
歴史の流れは把握しているとはいえ、何とも歯がゆい時間が過ぎていく感があふれます。
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呂布ついに倒れ、曹操の天下が訪れる。劉備は皇叔として官職に就くが、曹操打倒のクーデターに加担したがため都を落ち延びることに。敗戦により関羽、張飛とも別れ、関羽は曹操の軍門に下る。名馬との出会い、そして曹操のもとにあっても忠義を失わない関羽の義侠心に惚れる。張飛はあいかわらずせっかちだが、知略に長けた一勝をあげ、劉備も愚を装って曹操を欺くなどなかなかの野心家。
だんだん三国志らしさが出てきた。
曹操の勝負運強さには驚く。玄徳もなかなか貫禄が出てきた。
登場人物が多く、名前がややこしいので混乱するが、読み出すと止まらないおもしろさ。
智慧に溺れたあまりに命を縮めた偏屈学者の一件は、耳に痛い。現在にも通ずる人間模様。
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薫承(とうしょう)らの陰謀も叶わず曹操の天下に。
全てを手に入れたい曹操(そうそう)が次に望んだのは、なんと玄徳(げんとく)の腹心、関羽(かんう)だった。
これが実に、切ない片想いなので笑える。
曹操の恋、という表現も、男同士でも恋って言うんだーと納得。
変人の学者、禰衡(ねいこう)や、愚かな呂布(りょふ)の最後など、登場人物が相変わらず個性的で面白いんだけど多すぎて真剣に読んでいないとついていけない。
それにしても関羽かっこ良すぎ!
曹操に対しても、精一杯誠実に忠義を守ろうとするあたりが、惚れてしまう。
はっきり言って玄徳よりあなたが主役級。
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曹操の力がどんどん増してきた。この先 どん民を支配してゆくのか。その中で劉備はどう対抗してゆくのか楽しみ。しかし、よく首を斬る 残酷なまでに。
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約1ヶ月かかって読み終わった。赤兎馬の再登場、劉備玄徳の敗走、関羽の活躍など展開する物語は色々な交わりがあり面白くなってきました!4巻がこの休みに読めないのは痛い・・・
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吉川三国志の第3巻。
袁術の皇帝自称から関羽が曹操の許を去ろうとするあたりまで。
この巻はとんでもないエピソードが次々と出てくる。
矢が突き刺さった自分の目を食べちゃう夏候淳のエピソードは有名だが、それ以上に劉備の「人肉食べちゃった話」がスゴイ!!劉備が城を落とされ落ち延びた際にある家に一晩世話になることになるが、その時「狼の肉」として出されたものが実は・・・。
三国志でホラーを味わいたければこの3巻を・・・。
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「閑話休題」と書いて「それはさておき」と読む。
やはり陳宮が好きである。呂布は曹操と比べ馬鹿で粗暴であるがそれでも正直で好感が持て貴様よりはマシだ。そんな下りがあるが、もし曹操と劉備を比べたらどうだろうか。まだ曹操の方が人間味があるのではないかなとか思う。基本的に劉備を善人とすることに無理があるんではなかろうかと思えてならない。
引き続き、陳父子がうざい。相当にうざい。
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徐州の陳珪が袁術軍を弱体化させる為、袁術の部下の下に山羊を連れて訪れる!
→前巻からの続き
呂布や袁術達が曹操と劉備により滅亡に追い込まれます・・・
一方で献帝を中心とした曹操暗殺計画に巻き込まれた劉備は色々と大変な目に・・・
そして、関羽は諸事情により一時、曹操に仕える事に・・・
そして三国志前半のクライマックス
袁紹VS曹操の官渡の戦いが今始まる!
劉備が世話になると、大体その国は滅ぶ訳ですが、こんなに滅んでしまい、曹操が隆盛を極めると、劉備は曹操軍のスパイで群雄達一人一人を沈めているように思えてしまうのは私だけでしょうか?
次巻ではいよいよ、関羽が戻り、張飛と再会、趙雲が加わり、諸葛亮も登場してくるのが楽しみです!
→何気に、周倉、劉封や関平達、2軍メンバーが増えるのも嬉しいです!!!
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中学時代の同級生が読んでいて、三国無双とかゲームもやっていて、歴史上の人物に興味を持って読み始めた本。
劉備と曹操の対立、時代の動き、関羽、張飛の義兄弟と劉備との関係がどんどん深くなっていくさまもおもしろい。
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各地の群雄も次第に淘汰。呂布も董卓も滅び袁紹と曹操の二人が残る。劉備玄徳は地方を流れわたり今は袁紹のもとに身を置く。保身のため激しく敵味方がコロコロ入れ替わる主従関係の複雑さ。
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今回は曹操と玄徳をメインにして動いてるので、やっとわかりやすく勢いが出てきて面白くなってきた!
そういえば、いっちばん最初に出てきた「芙蓉」はどうなっているのだろう?とおもっていたのだけど、少しだけその後の話が出てきて嬉しかった~。
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曹操の魅力が増してきた。私は、劉備、孫権と比べて曹操が好きである。彼こそまさに英雄であり、義を重んじ過ぎて優柔不断な劉備などとは魅力が違う(劉備ファンの人、ごめんなさい)。単なる潔癖な英雄ではなく、清濁併せ呑む合理主義的リーダーである点は正に痛快、それでいて視野が広く民衆思いである。本巻の、特に前半では曹操の魅力が余すところなく描かれていた。
以下に興味深かったエピソードを紹介したい。
・「わたくし如き者から、何を借りたいと仰せられますか」
「王垢、お前の首だ。すまないが貸してくれい。もし汝が死なぬとせば、三十万の兵が動乱を起こす。三十万の兵と一つの首だ。その代わりそちの妻子は心にかけるな。曹操が生涯保証してやる」
→兵糧のピンチを切り抜けた、有名なエピソードである。殺された王垢にしてみればいい面の皮であるが…。
・「せっかくお前たちの汗と丹精によって、このように麦の熟した頃、兵馬を出すのもまたやむを得ない国策によるのである。だが案じるな。ここを通るわが諸大将の部隊に限っては、断じて田畑を踏み荒らすことのないように軍令を発してある。また、村々において寸財の物でも掠め取る兵があれば、すぐ訴え出ろ。我々麾下の大将は、たちどころに犯した兵を切り捨ててしまうであろう。」
→暴君に見える曹操だが、こんな民衆思いな面がある。
「もう少しだ、この山を越えると、梅の林がある。速く参って梅林の木陰に憩い、思うさま梅の実をとれ。梅の実をたたき落として喰え。」
→有名な「梅酸渇を医す」のエピソードである。行く先に梅林などないのに、兵に無意識のうちに、梅の酸っぱい味を想像させ、口中に唾をわかせて渇きを忘れさせてしまうというもの。これが曹操でなければ単なるインチキであるのだが。
・馬上、ゆられながら、彼はいつか詩など按じていた。逆境の中にも、なお人生を楽しもうとする不屈な気力はある。
→ピンチの状況で余裕を見せられる点が魅力的である。
・「この連環の中にじっとしていたら、結局、自分は丞相という名だけを持って窒息してしまう運命に立至るであろう。自分の位置は風雲によって生まれたのであるから、天下の全土を完全に威伏させてしまうまでは、寸時も生々躍動の前進を怠ってはならない。打開を休めてはならない。旧態の何物をもゆるがせに見残しておいてはならない。 」
→熱い言葉。曹操にこうした色付けをした吉川英治氏は見事としか言いようがない。作品によって登場人物のキャラクターが変わるというのが三国志の面白さである。
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三国志を読み進めて、3巻目。
ここから、出版社が講談社→六興出版に変わりました。笑
(後輩からの借りもんだし、是非もなく)
で、全6巻だったのが全10巻になって、結構かぶってるとこが多くて。
まぁそんなこともありつつだったけど、結果として楽しめてるしいいかなと。
なんか、だんだん登場人物が成長してってたり、仲間が離れてまたくっついたり、磐石と思われても親子の世代での争いでそこにつけ込むスキが出てきたり、長編だからこそ出てくる時間の流れが徐々に出てきて、人生っておもしろいよなぁとかしみじみ感じてました。
義を通した地道な努力を続ける人物がいれば、「早く着くことが全て」とする人物もいる。
才能も大事だけど、視野も大事だし頼れる人に頼ることも大事だなと。
人間模様からいろんなことを学びますわ。
経営者は歴史小説が好き、とはよく言ったもんで、歴史小説から学んだ人が淘汰される中で残ってってるんじゃないかな、なんて思います。
普通におもしろいし、生き方・考え方・攻め守り・タイミングの見極めとかとか今に活かせることいっぱいあるし、なんか視座が変わってくのがわかる。
まだまだ成長の余地はありまくりですね。
「リングの上なら、お前死んでんな」って言われたことがあるけど、ここが戦場でも多分俺知らないことありすぎて、できてないこと多すぎて死んでますわ。
自分に降りかかる災難くらい自分で払えるように、自分の家族や仲間を自信持って「守れる」って言えるくらいに、自分を取り巻く世界の動きが見えるようにならなきゃです。そんで、見えた世界に対応できる力を身につけておかないとです。
先は長いけど悠長にしてる時間はない。
もうちっと早く読んでおくべきだったかもなぁ。