吉川英治のレビュー一覧

  • 三国志(二)

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    三国志読みはじめてから明らかに落ちた読書のペース。面白い、面白いのだけど、人名が覚えきれない(笑)!!

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    2011年07月13日
  • 新・平家物語(二)

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    白河・鳥羽と続いた朝廷と院という歪んだ二重政治も鳥羽の崩御と共に終焉どころか貴族政治の礎をも崩していく。
    そして、後に源平を両天秤にかける稀代の政治家となる後白河天皇の即位。
    そんな時代の変革がジリジリと近付いている保元の乱前夜が舞台の第二巻!
    父、忠盛の死を受けて平家の棟梁として成長した清盛はどうこの時代の渦に身を投じていくのか!?
    徐々に緊迫感が増していく作者の筆力に、時間を忘れて読みふけってしまいます。

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    2011年06月14日
  • 新・平家物語(一)

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    こんなに長いなら知章がいっぱい出てくるかも…!と思って読んだらそんなことはなかった。けどおもしろかった!もう一回読もう…

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    2011年05月22日
  • 私本太平記(八)

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    ・完結編。楠木正成の最後となる湊川の決戦は、ある意味で本作品のクライマックスでもある。正成の武士でありながら、生きながらえることの大切さを諭す人間性、美談の象徴となるべき史上人物であることが頷ける。無秩序な世の中にあって、揺るがない価値観、自己を貫く信が際立つ。
    また、尊氏を描く上でも正成との人間関係が重要になっているのだろう。
    ・その後の展開は、「京都は、彼(尊氏)が幕府を置いてからでも、猫と猫の間の鞠のように、奪ったり奪い返したりをくり返してきた。」
    ・最後の「黒白問答」にて、この時代の歴史上の意義を総括している。
    「源平、鎌倉、北条と長い世々を経てここまで来た国の政治、経済、宗教、地方の

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    2011年05月07日
  • 私本太平記(七)

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    ・舞台は九州より勢力を盛り返す足利尊氏と、天皇、朝廷側に立つものの、独自のスタンスを保つ楠木正成が中心に描かれる。
    ・特に楠木正成の清廉な姿が見事に描かれており、足利尊氏も最後まで彼を見方につけようとしたことがよく理解できる。当時は、はやりトップに立つ武将の人物的な力量が大きかったのだろう。
    ・仮面作りの職人が、正成の顔を表現した箇所が巧妙。
    「ゆたかな慈悲のおん相にはちがいない。けれど阿修羅もおよばぬすさまじい剣気を眸に持っておいてられる。したがその猛も貪婪な五欲には組み合わず、唇と歯には智恵をかみわけ、鼻、ひたいに女性のような柔和と小心と、迷いのふかい凡相をさえお持ちであらっしゃる。卑賤の

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    2011年04月25日
  • 私本太平記(六)

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    ・建武の新政において後醍醐天皇は息子の護良親王を征夷大将軍とするが、足利尊氏と対立、失脚する。
    ・足利尊氏は上洛時に新田義貞、北畠顕家らに敗れて九州まで後退するが、足利尊氏に対する武士の信頼は厚い。
    ・上記の過程での争いにおける各々の戦術の記載は生々しく面白い。(尊氏の戦略家としての采配に関して読み応え有り)

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    2011年04月02日
  • 上杉謙信

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    川中島の戦いとその前後をピックアップして書かれている。自分としては、上杉謙信の人となりについて(出自や独自の宗教観を持っていたこと、琴や歌を愉しむことなど)、人物自体を知りたかったので、そのような目的からは得た物がそれほど無かった。次の機会にそういった本を読みたい。

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    2011年02月21日
  • 宮本武蔵(6)

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    黒沢明の「7人の侍」に似た(あちらが似ているのだろうが)村人を村人たちとともに悪者から救う話も出てきて、面白く話は進む。ストーリーとは関係ないが弟子の伊織が「おらも大きくなったら、柳生様(将軍家のご指南役)のようになろう」と言うと武蔵は「そんな小さ望みを持つんじゃない。、、、富士山をご覧、あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように黙って、自分を動かないものに作り上げろ。世間へこびずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値打ちは世間の人が極めてくれる」武蔵の人生観を見た言葉でした。

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    2011年02月19日
  • 私本太平記(五)

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    足利高氏が京都六波羅を制圧、新田義貞が鎌倉を征伐。後醍醐天皇が復帰し、建武の新政を始めるが、余りにも天皇中心主義で、武士達は論功行賞に不満を残す。
    次巻は、壮絶な権力闘争の場面になるのだろうし、楽しみである。

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    2011年02月19日
  • 三国志(六)

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    「聞説、曹丞相は、文を読んでは、孔孟の道も明らかにし得ず、武を以ては、孫呉の域にいたらず、要するに、文武のどちらも中途半端で、ただ取柄は、覇道強権を徹底的にやりきる信念だけであると」

    自分の認識もこれに近い。
    だから曹操はダメなのだ、ということではなく、だからこそ曹操は偉大なのだ、という意味で。

    曹操の偉大さを讃えんがために文武の才を称揚するパターンが多いけど、ちがうと思うんだよね。
    文武の才がとやかくじゃなく、何よりもその覇道を貫こうとする信念こそが何よりも彼の強みなんじゃないのかなあ。
    いたずらに文武の才を褒めそやすのは大事なところを損なってる気がしてならない。

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    2011年03月05日
  • 私本太平記(四)

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    後醍醐帝は隠岐から脱出を図る。
    楠木正成は、金剛山で抵抗を図り、その意気込み、戦術が、まさに彼を英雄に仕立て上げる。
    金剛山に足を運んでみたいなぁ。

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    2011年02月11日
  • 三国志(五)

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    三国志のいいとこはみんな負けるとこだね、やっぱ。
    致命傷を負わなければ、場合によっては致命傷に思えるくらいの傷を負ったとしても、生きてさえいればなんとかできるっつーね。

    失敗しない人間なんていない。いるとしたらそいつは何にもしてないだけ。だからこそ失敗しない英雄譚ではなく、失敗をする英雄譚が意味を持つ。英雄とて失敗する。しかし彼らは挫けない。失敗から学び、失敗を失敗のままにせず、逆に大きな成功の礎とする。

    孔明無双というか、チートオリ主としての孔明に思えてくる。モノローグのない逆行物みたいなね。三国志の、演義の、更に小説だから二次創作的な誇張はまあしょうがないんだろうけど、曹操や周瑜がもは

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    2011年03月05日
  • 三国志(七)

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    哀しいかな、錚々たる英雄達が、雪崩れのごとく落命する。
    いよいよ、三国志の物語は、終焉に向かう。


    「黄巾の乱」に始まった三国志序曲は、
    「董卓軍対連合軍」「中原争乱と曹操台頭」「荊州攻防、赤壁の戦い」と、ここまで一気に駆け上がっていく。
    そして、本巻「美髯公関羽の死」から、次巻クライマックス「五丈原の戦い」へ突入していく。


    やはり、三国志は、生身の人間を描く。
    -"老い"とは。
    孔明渾身の未来への手紙 "出師の表"とは。


    涙なしには、、、
    どうぞ、泣ける詩を。


    そして、語る、吉川英治。
    いや改めて、この長編は深いと思った今日。

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    2011年01月30日
  • 私本太平記(一)

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    幕末本を読んでいると、どうしても天皇の歴史を理解する必要があり、先ずは南北朝の時代を知るべきだと思い、読むことにする。
    登場人物の繋がりが絶妙で読んでいて飽きない。

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    2011年01月29日
  • 三国志(四)

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    「はじめは呂布と親しみ、のち曹操に拠って、近頃また、袁紹に拠って、みな裏切っています」
    蔡瑁が玄徳のことをそのように評する下りがあるが、読んでいて、玄徳が呂布を評した場面を思い出す。
    呂布を生かすか殺すか悩んでいる曹操に、こいつは本当裏切ってばっかいますから殺した方がいいっすよ、っつったら呂布に、お前にだけは言われたくないわお前が一番信用できん男やないかい、と言われたところ。
    呂布が悪逆非道だったから負けたわけでも玄徳が聖人君子だったから勝ったわけでもなく、呂布は負けたから悪逆非道となり玄徳は勝ったから聖人君子になったんだろうなあとか思う。

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    2011年03月05日
  • 宮本武蔵(3)

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    面白い。小次郎も登場し、役者はそろった。吉岡清十郎を破った武蔵はこの後どの様に吉岡一門の戦うのだろうか。

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    2011年01月22日
  • 三国志(三)

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    「閑話休題」と書いて「それはさておき」と読む。
    やはり陳宮が好きである。呂布は曹操と比べ馬鹿で粗暴であるがそれでも正直で好感が持て貴様よりはマシだ。そんな下りがあるが、もし曹操と劉備を比べたらどうだろうか。まだ曹操の方が人間味があるのではないかなとか思う。基本的に劉備を善人とすることに無理があるんではなかろうかと思えてならない。
    引き続き、陳父子がうざい。相当にうざい。

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    2011年03月05日
  • 宮本武蔵(2)

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    時は未だ、関ヶ原の戦い後、大阪の陣、前である。
    そして彼は、武者修行の途上にある。


    物語のラストは、巌流島なのか何なのか知らないけど、
    この第二巻では、あの"佐々木小次郎"が、肩に小猿を乗せて颯爽と登場する。


    そういえば、
    かの物語三国志では、趙雲が漢中での対曹操戦で、見事な空城計 (By 兵法三十六計) を演じた時、「満身これ胆の人か」と、劉備が言ってた。


    武蔵。
    言うとすれば、
    「満身これ剣の人」か。


    引用するが、相手は"釘"。
    若干二十歳、武蔵、おそるべし!

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    2011年01月15日
  • 新・水滸伝(一)

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    中3時、横山光輝の「水滸伝」を読んで以来、初めてしっかりと活字で読みました。最高の娯楽作品♪二巻以降が楽しみ。

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    2011年01月02日
  • 私本太平記(一)

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    面白かった。
    室町時代にどのように突入していったのか、
    なぜ鎌倉幕府は倒れたのか、等を政治、軍事的側面から描いている。

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    2010年10月26日