吉川英治のレビュー一覧 黒田如水 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (12) カート 試し読み Posted by ブクログ 黒田如水とは、黒田官兵衛のこと。長年、知恵袋として秀吉に仕えた。が、彼の頭のよさが災いして、秀吉の晩年には、次の天下を狙う危険人物として秀吉にマークされる。何とか切腹を回避しながら、黒田家を存続させつつ、政権が徳川に移ると見るや否や、秀吉への恩顧など過去の話と割り切り、関が原の戦いでは、東方として九州征伐するなど、その機敏さは目を見張るものがあるものの、人としてはどうなの?といってしまいたくなる。この小説は、そのあたりの如水の心の機微を捉えていて、奥深い。 ...続きを読む 0 2018年10月23日 三国志(四) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.2 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 20年振りに再読中。曹操は北部を手に入れ、呉は孫権が起ち、劉備玄徳は諸葛孔明を得る。それまでが歯痒いだけに、孔明登場以降は痛快。やっぱり面白いのは4巻からだね。 ...続きを読む 0 2018年10月16日 新・平家物語(七) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.3 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 事象・寿永の乱の序盤戦が話の中心。 「富士川」「田子ノ浦」「袖師」「蒲原」など、現在でも使われている地名が当時も使われていたことが見てとれる。 もっとも小説なので定かではないが... ...続きを読む 0 2018年09月23日 新・平家物語(六) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ 義経の堅田での出来事、以仁王の挙兵への企てなどが話の中心だが、終盤は世に言う「治承三年の政変」。 この間の主要人物は源義経、平時忠、武蔵坊弁慶だろう。 有名な「五条大橋」は、ちょっと違ったかたちで書かれている。 歴史小説はしばしばいろいろなことを教えてくれるし、気づかされる。例えば、義経と西住法師とのやりとり。ここを読んで、自分も所詮は「内容の貧しい人間」に過ぎないのでないかと思い知らされた。 ...続きを読む 0 2018年09月15日 新・平家物語(五) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 前半の主人公は平家の誰かというよりも寧ろ源頼朝。後半の中心はかの有名な「鹿ヶ谷の陰謀」 この辺りから頼朝の登場頻度が高くなるということは、平家にとっても頼朝の存在が無視できなくなっているということを示唆するためだろう。 ...続きを読む 0 2018年08月27日 新・平家物語(四) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 平家の繁栄。俗に言う「驕る平家」も。 中盤以降は牛若(義経)にスポットが当てられているが、本巻では思い立ったら後先考えずに走ってしまう人物として描かれている。 最終的に非業な最期を遂げてしまうわけだが、このことの発端として書かれているのだろう。 もっとも、幼少期から大人に忖度してばかりいたら、のちの“源義経”はないわけだが。 ...続きを読む 0 2018年08月15日 新・平家物語(三) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.4 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ 平治の乱からしばらくの間の平穏。 山岡荘八と違い、吉川英治は客観性を強調しているように見えるが、人間の欲を描写するのが上手い。 ...続きを読む 0 2018年08月13日 新・平家物語(一) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 以前、途中まで読んで止めてしまったが、山岡荘八『徳川家康』の次はこれだろうと思い、再び読み始めた。 『徳川家康』と違い、最重要人物である平清盛は既に20歳になっている。 本巻は貧乏時代の平氏から保元の乱の前夜まで。 山岡荘八と違い、客観的に淡々と書かれているように見えるが、権力を巡る公卿どうしのドロドロした争いが読み取れて興味深い。 ...続きを読む 0 2018年08月09日 三国志(八) 図南の巻(新潮文庫) 吉川英治 小説 / 国内小説 3.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ どうにも曹操の魏が弱くなった、というよりも求心力がなくなってきた。 劉備の蜀が強いというよりも、家臣が勝手に勝ってくれているようにも見える。 国が大きくなると、こういう風になってしまうのかなぁ。 ...続きを読む 0 2018年04月22日 三国志(六) 赤壁の巻(新潮文庫) 吉川英治 小説 / 国内小説 3.9 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 魏と呉の水上戦というよりも、裏の軍略戦がすごい。 二重スパイ、腹の探り合い、表舞台の演技、どれも現代にも通じるものがある。 全く好きになれないし、できないけど(笑) ...続きを読む 0 2018年04月15日 三国志(五) 孔明の巻(新潮文庫) 吉川英治 小説 / 国内小説 3.8 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 戦争は軍師で全然変わるんだな。 流れを読み切って最終的に勝つ。 徐庶もすごいが、諸葛孔明はどれだけすごいのか、ワクワクする。 ...続きを読む 0 2018年04月14日 三国志(三) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 戦乱の中で、手の握り合いと裏切りが目まぐるしく交差する。 特に呂布が、部下の策謀にはまって、誰の味方なのか分からなくなってしまった。 武術だけ飛び抜けて強くても、乱世は収められないんだなぁ。 ...続きを読む 0 2018年03月31日 三国志(九) 出師の巻(新潮文庫) 吉川英治 小説 / 国内小説 4.1 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 関羽、曹操、張飛そして劉備と、次々と諸雄の最期を迎え、南蛮征伐を終えた諸葛孔明も、いよいよ出師表を掲げて魏との決戦に向かいます。 三国志のクライマックスなのですが、気持ちとしては白帝城で終わってほしかったと思います。 ...続きを読む 0 2018年03月31日 三国志(八) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.3 (32) カート 試し読み Posted by ブクログ 蜀をまとめた劉備と魏王として対峙する曹操が、漢中で激突し、関羽・黄忠らの奮戦もあり、この地を収めることに成功します。 漢の故地である漢中を収めてもなお、なぜ劉備が天下を治められなかったのか、残り2巻をたどります。 ...続きを読む 0 2018年03月31日 三国志(七) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.2 (26) カート 試し読み Posted by ブクログ 唐突に赤壁の大戦、そして巻末では劉備の入蜀と、天下三分に近づいてきました。 それにしても、合従連衡の時代から数百年、弁舌で生きていく諸家の多いのに、宋代の水滸伝との違いを感じます。 ...続きを読む 0 2018年03月29日 三国志(六) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.4 (25) カート 試し読み Posted by ブクログ 三国志もすでに後半に入り、いよいよ諸葛孔明の縦横無尽な活躍が描かれます。 何度となく劉備の死地を救い、今また魏と呉の争いにも神慮を示す知謀には、この後の活躍も楽しみです。 ...続きを読む 0 2018年03月30日 三国志(二) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ 「一銭を盗めば賊といわれるが 、一国を奪れば 、英雄と称せられる 」 乱世は訳が分からない論理で、何万人という命がなくなっていくんだな。 今は平和な世で良かった、まだ。 ...続きを読む 0 2018年03月27日 三国志(五) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.4 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 曹操に追い立てられる劉備は、軍師・単福から諸葛孔明を紹介され、三顧の礼を持って彼を迎えます。 漢詩の調も増え、いよいよ吉川三国志の本編に突入した思いで、後半に臨みます。 ...続きを読む 0 2018年03月29日 三国志(四) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.2 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 帝から皇叔と親しく呼ばれるようになった劉備は、徐州で曹操に敗れ、これにより関羽はしばしの間曹操の幕僚となりますが、それでも結盟の思いは消えません。 まさに、尽忠報国の岳飛と並ぶ関帝と敬慕されるだけの漢ですし、それを許す曹操もまた漢です。 ...続きを読む 0 2018年03月26日 三国志(三) 吉川英治 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.1 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 乱立する諸雄の中で、曹操がいち早く頭角を現し、呉の孫策も名をはせる中、我らが劉備は一進一退を続けています。 歴史の流れは把握しているとはいえ、何とも歯がゆい時間が過ぎていく感があふれます。 ...続きを読む 0 2018年03月26日 <<<21222324252627282930>>>