新・水滸伝(一)

新・水滸伝(一)

850円 (税込)

4pt

4.1

中国は宋朝の時代、勅使として龍虎山に派遣された洪信は、厳しく禁じられた石窟の中を掘ったため、封じられた百八の魔星はどっと地上に踊り出た。やがて、その一星一星が人間と化して、梁山泊をつくり、天下を揺さぶる。――これが中国最大の伝奇小説「水滸伝」の発端である。「新・水滸伝」は、少年時代からこの中国古典に親しんだ著者が、思うままに意訳し、奇書の世界を再現する一大絵巻。

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  • 新・水滸伝(一)
    850円 (税込)
    中国は宋朝の時代、勅使として龍虎山に派遣された洪信は、厳しく禁じられた石窟の中を掘ったため、封じられた百八の魔星はどっと地上に踊り出た。やがて、その一星一星が人間と化して、梁山泊をつくり、天下を揺さぶる。――これが中国最大の伝奇小説「水滸伝」の発端である。「新・水滸伝」は、少年時代からこの中国古典に親しんだ著者が、思うままに意訳し、奇書の世界を再現する一大絵巻。
  • 新・水滸伝(二)
    850円 (税込)
    一介の毬使いから近衛大将にまで成り上がった高キュウ。専権をほしいままにする彼が腐敗政治を生み、庶民の血と涙が反骨の英雄を生む。禁軍の師範だった林冲、王進、楊制使の楊志、下級官吏の魯達など、官に不満を抱く諸豪傑、今孔明の異名を持つ呉学人や宋江、武松らいずれ劣らぬ錚々たる面々は、烈々たる想いを胸に、梁山泊への道を歩んでくる。聚議庁に同志の数の灯がともる。
  • 新・水滸伝(三)
    850円 (税込)
    囚われの身ながら濤陽楼の風光に見惚れた宋江は、即興の一詩をそこに残すが、謀反人の烙印を押され、あわや刑死という寸前、晁蓋たち梁山泊の面々に救い出された。二丁斧を使う李逵や姦婦巧雲を成敗した楊雄も仲間に加わり、梁山泊の勢いは、日に日に旺となる。ここにその動きを警戒するのが、地元豪族の祝氏一族。ついに両者は激突し、悪戦苦闘の末、泊軍は勝利を収める。
  • 新・水滸伝(四)
    850円 (税込)
    最晩年の著者が、心血を注いで築きあげた壮大な中国絵巻! 一騎当千の豪雄がそろい、民衆の輿望をになって起つ梁山泊軍は、野火のごとく勢いを増す。権勢の人、高キュウは、一万四千の大軍で泊軍を討たんとする。その秘密兵団こそ、連環馬軍であった。さしもの泊軍も色を失い、梁山泊始まって以来の大損害をこうむる。しかし梁山泊の知恵者は王手を逆にとり、難局を乗り切った。

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新・水滸伝(一) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年10月02日

    最初の洪に遭って~の下りを読むために再読。と思ったら全部読んでしまった。

    やはり名作。英雄ばかりが次々登場してテンポが良くてどこを読んでもハマってしまう。素晴らしい。

    0

    Posted by ブクログ 2014年11月11日

    「西遊記」「三国志演義」「金瓶梅」を含めた四大奇書の1つ。梁山泊に猛者が集い、闘い滅んでいく姿を書いた話。残念ながら、吉川英治さんのは未完...

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    Posted by ブクログ 2011年01月02日

    中3時、横山光輝の「水滸伝」を読んで以来、初めてしっかりと活字で読みました。最高の娯楽作品♪二巻以降が楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2009年12月03日

    三国志よりも単純に楽しめます。

    勧善懲悪。ヒーローがいっぱい♪

    何度読んでもオモシロイ。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    作者が執筆途中で亡くなったため、完結していないが、ちょうど七十回本と同じあたりまでは書かれている。やはり話の面白さは、中国の元祖『水滸伝』より上回っている。完結していれば5つ星間違いなしだっただけに、残念。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    中国は宋朝の時代、勅使として龍虎山に派遣された洪信は、厳しく禁じられた石窟の中を掘ったため、封じられた108の魔星はどっと地上に踊り出た。やがて、その一星一星が人間と化して、梁山泊をつくり、天下を揺さぶる。――これが中国最大の伝奇小説『水滸伝』の発端

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年07月20日

    初・水滸伝。 未完で終わったと知りつつも、読み始めてしまった。

    <ネタバレ>
    えらいたくさん登場人物がでてくるのは知っていたけれど、それがなぜ108名もいるのかは知らなかった。人間の強欲によって開かれてしまった扉。そこから弾け出た108名の星宿。
    何かに流されるがごとく、梁山泊へと集まってゆく。
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