吉川英治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
曹操に始まり、孔明に終わる。孔明以後は描きたい人物が見当たらなかったという作者の気持ちもよく分かる。これまでの登場人物に比べたらインパクトの薄さは否定できない。
やはり曹操が魅力的である。残忍な気性とは裏腹に詩を愛するという叙情的な一面をもち、唯我独尊だと思いきや部下の意見を積極的に採用する柔軟性ももつ。そしてたとえ他国であろうとも、勇猛な武将に対して自然と抱いてしまう憧れと支配欲。上昇志向に溢れた男のほとばしる激情を感じさせてくれる。
孔明も劉備の意志を継いで健闘してたけど、終盤の人材難が、、、関羽や張飛が健在の頃にもっと勢力を伸ばせたら良かったんだろうけど、その頃は他国にも逸材が揃ってるし -
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仏教について興味はあったが、誰がいつどの宗派を開いたのか、どうも覚えられなかった。
高校時代に暗記したはずだがすっかり忘れている。
しかし、小説として読んでみるとたとえフィクションであれ、開祖と言われる人のイメージが生き生きと浮かび上がってくる。
どのような時代にどうしてこのような教えが生まれたのか、すんなりと頭に入ってくる。
今さらながらこうやって小説を読んで、その時代の空気感なりをイメージしながら日本史を勉強したらもっと面白くなってたかもと思う。