あさのあつこのレビュー一覧

  • 弥勒(みろく)の月

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    ネタバレ

    時代物小説を一気に好きになるために吟味して選んだはずだが。うーん。小間物問屋・遠野屋の若おかみ・りんの水死体が発見される。岡っ引き・伊佐治、同心・信次郎がりんの夫の遠野屋の態度がどうにも引っかかる。りんの第一発見者である稲垣屋惣助が何者かに斬られて死亡した。実は、さかのぼること10年前、3人が斬られる事件があったことが判明。遠野屋の過去の闇、りんの過去の苦痛が明らかになる。さらに犯人に近づいていく。この作品をややこしくしているのが同心・信次郎の難しい性格。それと犯人の動機、最期のりんの行動も甚だ不可解。③

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    2024年02月02日
  • プレデター

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     秘密が暴かれていく〜こんなにつながっていたんだと、思わず感嘆符❢
     ストリートチルドレンから、繋がって闇の世界へ。
     この本に、近未来が少ならずとも、アルアル❢

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    2024年01月30日
  • 13歳のシーズン

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     13歳(中学1年生)という心が移り変わる微妙な季節を、4人の主人公の視点から描く連作短編集。一つ一つの章立てが10〜20ページくらいなので、テンポぽよく読み進めていける。
     小学生のような子どもっぽさは去り、かといって高校生のように大人びているわけでもない、だけど大きく自我が芽生える時期。ちょっとしたことで傷ついたり、元気になったり、言いたいことが言えたり言えなかったり。いろいろなことに悩みつつも前を向いていこうとする姿に元気をもらえる作品。
     悩める中高生にも、そんな子どもを抱えている親にも読んでもらいたい作品。

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    2024年01月28日
  • ありふれた風景画

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    ネタバレ

    想像していたものと少し違った。
    美しく妬みの対象となる琉璃と、不気味で特殊能力を持つ周子。2人が親しくなったのも、お互いが外見や噂で判断せずに中身を見る人だからだろう。やはり、まだ高校生だからか琉璃や、周子、洋佑に危うさがあった。自分が高校生のときはもうほぼ大人でしっかりしていると言う気持ちがあったら、周りから見ると琉璃たちのように、子供で脆いものだったのかもしれない。

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    2024年01月04日
  • ハリネズミは月を見上げる(新潮文庫)

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    キラキラした青春小説ではない。しかし、あの年頃なりの感情でもがいて考えて…というのも青春と言えるのかもしれない。

    そしてなにより解説に感動した(笑)読書感想文のような解説が多い中、国語の先生の授業を受けているような解説でとてもわかりやすかったし、感情を言語化してくれるいい解説だった。

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    2023年12月18日
  • 花下(かか)に舞う

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    訳アリのスタッフが増えてゆく遠野屋。笑。
    なんだかふわっとしたわかるようなわからんような事件だが、一応最後にはまとまる。
    清さんと信ちゃんの会話についての親分のコメント「遊女屋の駆け引きみてえなやりとり」に笑った。

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    2023年12月13日
  • 鬼を待つ

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    源庵、お疲れ様。嫌いじゃなかったよ。
    紅にまつわる政治と金の話。
    大丈夫かー。作者、飽きてきてないかー?

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    2023年11月29日
  • プレデター

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    ゾーンで区切られた日本の近未来的な話。
    テーマはすごく面白くてそそられた。
    謎がわかる展開が会話で進んでいき、会話中いろいろ口を挟む編集長がいて、わかりにくかった。
    調査や、行動で、謎が解けていればおもしろかったかなー。話もなんか少し急展開?というか、安直な感じがした。

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    2023年11月24日
  • 乱鴉(らんあ)の空

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    ネタバレ

    「木暮信次郎が居ない」勿論今までに無いスタートと展開、解らない事がしっかり?と伏線になっている事に違いはない、前半懐古から糸口を見つけようとする流れが良くも悪くも少しヤキモキ、しかし二人揃うと流石に人気の弥勒シリーズというべき展開が広がる、後半の醍醐味や展開の早さ伏線の回収は自作を楽しみになること間違い無し!また清之介が前半義母に投げかけられる大きな課題もこれからの展開が楽しみとなる!

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    2023年11月15日
  • 花を呑む

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    幽霊事件からの〇〇事件。
    信次郎の天才ぶりと強烈な個性が光る。次に何を言うのか目が離せない。
    遠野屋がたまに元暗殺者なところを発揮するのが格好いい。親分より先に尾行に気づくとか。
    親分のフォローにも磨きがかかる。もうこの人いないと破綻するんじゃないか。

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    2023年11月14日
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

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    またNo.6の世界をありがとう。番外編が出ているとは知らず、思いがけず彼らにまた出会えたことが嬉しい。人の温度、風や水や大地の香り、富と飢え、光と闇。相変わらずあさのあつこの言葉は清澄で瑞々しく、猛々しく、血がごうごうと通っていて美しい。紫苑が心から笑える日ははたしてくるのだろうか。道は険しいけれど、光のような半年間だけは誰にも何にも侵食されずあり続けてほしい。

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    2023年11月12日
  • 光のしるべ えにし屋春秋

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    この度えにしやに持ち込まれたのは五年前に行く方知れずになった幼い息子を探して欲しいというもの。藁をも掴むようなその話を引き受けたえにしやのお初は、両親の周りから探り始めるのだが、そこには思いもよらない事実があった。
    謎めいたお初や才蔵などのえにしやの面々の活躍と並行して物乞いの少年の成長も描かれている。
    事実が突きつけられた時の人々の姿が残酷なよう。
    時代小説版ハードボイルドという感じ。

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    2023年11月10日
  • 神無島のウラ

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    重い!重いけど鹿児島弁がいい。
    濃厚濃縮で重いけどあさのあつこ的な容赦ない現実を見ろな。久々に厳しめでした。子供が辛いのは本当にやきもきする

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    2023年11月08日
  • グリーン・グリーン 新米教師二年目の試練

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    面白かったし、随所に出てくる農林高校の特殊な高校生活とかも、興味深かったけど、あっさり読めちゃう程度に重みもなかったです。でも、その程度が良いのかもしれないなとも思いました。実里がいい男だった。

    そう言えば、屠場を見学したことがあります。技術のいる仕事でしたが、職場の人は、偏見や差別があると、おっしゃってましたね。

    で、ちょっと腑に落ちないのが、解説です。命をいただくをテーマにしているわけですけど、家畜たちに自分たちの存在のことを実際どう思うのか聞いてみたいといっていました。食べられる側の気持ちを食べる側が聞いてみたいって……。食べないでくれって言ったら、食べないの?それとも、ただ聞いてみ

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    2023年11月05日
  • プレデター

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    近未来の物語。
    子ども狩り、人身売買が日本の近未来で行われているという設定が恐ろしい。
    取材をする和の家族に起こった事件が気になって読み進めたけど、ラストはなんだかすっきりせず後味が悪い。不完全燃焼な感じ。

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    2023年11月04日
  • 冬天の昴

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    信次郎と遠野屋、じゃれあってて突然シャーッってなる猫のよう。
    伊佐治、キレる。そりゃそうだ。笑。
    しっつこーーーい心理描写がちょっとだけ、ほんのちょびっとだけだが減って、ちゃんとミステリーになっている。

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    2023年11月01日
  • 東雲(しののめ)の途(みち)

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    帰郷編。
    信次郎のヒトデナシ度が神がかってきている。
    これで清之介の方はひとまず大丈夫だろうか。

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    2023年11月01日
  • 風を結う

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    202212/シリーズものなのに登場人物達も物語もあまり印象に残らないというかちょっと微妙さもあり。

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    2023年10月25日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    シリーズ最新作。前作の最後で錺職人の新吉と所帯を持つことになったおいち。引き続き石渡塾の開塾準備に追われつつ父松庵のもとで医者になるための修業を続ける。
    おいちの祝言の最中,大店の油屋浦之屋で食あたりがあり店の人間の大半が苦しんでいるという知らせがあり松庵から石渡明乃から兄の十斗からおいちに至るまで医療従事者が根こそぎ駆けつける騒ぎに。幸い重篤な症状に陥る人はおらずひとまず解決したかに見えたが,その後主人の幼い一人息子の乳母が自分が味噌汁に毒を入れたとして死んで責任を取るという遺書を残して毒を飲んで自殺する。更にその後,浦之屋の主人が店の庭にある蔵で上から落ちてきたものに頭を打つ事故が起きる。

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    2023年10月19日
  • 木練柿(こねりがき)

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    今回は短編集。
    信次郎のヒトデナシ感もパワーアップ。
    清之介のヒトタラシ感もパワーアップ。
    伊佐治、最後の良心。
    心理描写は相変わらず細かいが、若干しつこい。一つ間違うとクドい。
    しかも、細かいのに何か物足りない。
    事件自体は、心理描写がなければ秒で終わる。
    バランスが、悪いのかも。
    人物描写が深く穿ち過ぎなのか?
    でも今のところ、細か過ぎる心理描写・人物描写は、ギリ欠点までは行っていないと思う。

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    2023年10月16日