あさのあつこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
※
時代小説的な要素を含んだ、ホラー味のある
ミステリー。
書き出しのミスリードにすっかり囚われて、
しっかり後半まで騙されてしまいました。
誰も彼もを怪しいと感じるのに、どことなく
哀しげな雰囲気が漂っていて、掴みどころの
なさに余計に不気味さが増幅させる。
正体不明の存在には近づきたくないのに、
一方でとても知りたくなってしまう、そんな
矛盾する思いを存分に駆立てられました。
彼岸と此岸や死者と生者、生命や念について
考えずにはいられなくなる不思議な物語。
“白兎”の謎について知りたいので、
関係する『緋色の稜線』『藤色の記憶』も
読んでみたいです。
-
Posted by ブクログ
ネタバレこの話の主人公は紫苑じゃないのでしょうか?
私はそのつもりで読んできたのですが、どうも作者はネズミを主人公と考えていたようです。
NO.6に侵入したのは、沙布を救出するためだったはず。
紫苑が主人公なら、そうなる。
しかし沙布との再会シーンは最初の一章で終わり。
結局沙布がどのような状況であったのかの説明はなく、今まで読んできたこととネズミの台詞から推測するしかない。
まあ、間違っていることはないと思うが。
詳細な描写の一切ないふわふわした台詞と、冗長なモノローグのあと、紫苑とネズミは沙布の導きでNO.6のマザーコンピュータを破壊して、矯正施設からの脱出を図る。
NO.6の破壊こそがネズミ -
Posted by ブクログ
ネタバレ延々とモノローグで進められるストーリーがまどろっこしすぎて、うんざりしてきている。
残りあと2巻しかないのに、まだ沙布の捕らわれた本当の意味が解らない。
独裁者を狙う市長を陰で操っている人の正体もわからない。
紫苑の父だと面白くなるなとずっと思っていたのだけれど、今さらそうなったとしても残り巻数が少なすぎて、書き込み不足になりかねないから、もういいや。
多分私は、作者が必要以上に登場人物にのめり込みすぎると、却って冷めてしまうのだ。
『グイン・サーガ』もそれで脱落した。
『バッテリー』も後半はちょっと…だった。
あと2巻だから、これは頑張って読むけれど。
一つ納得いかないのは、「絶対にやぶ