シリーズ第7弾。きれいな風鈴とおいちの立ち姿が物語の肝になっている。風鈴の音は涼やかで風流なものだけど事件は禍々しくておいち含め新吉や和江など周りの人にとっても結構ショックだっただろうと思う。医療器具は人を救うものであって、人を傷付けるものではない。事件と犯人を追いながら自分の体や心と向き合うおいちが大切なことに触れ気付き前に進む姿が清々しく眩しい。けれど、会話がとても多く、軽い話し言葉が時代小説や内容にはちょっとそぐわない気がするし辟易。話自体は面白いので残念。母になったおいちの奮闘がこれから楽しみ。