あさのあつこのレビュー一覧

  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3

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    ネズミが変わってきた。

    No.6という都市。
    極端に表現されているけど、これは現代社会のことそのものなんだろう。
    考えているように見えて、実は考えてない。
    誰かの言いなり。
    与えれて、与えられていることに気づきもしないで自分のものだと思っている。
    明日も変わらないと思い込んで。
    同じなのだ。

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    2026年09月29日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#1 【電子書籍特典ショートストーリー付】

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    NO.6瓦解でネズミは紫苑に『再会を必ず』と約束して去って行った。
    紫苑はその約束を大事にして2年間生きてきた。
    NO.6の再建委員会のトップ、委員長として過ごしていた。
    いつも自分の本心と闘いながら…。

    何はともあれ、二人が再会できた。
    良かった!
    でも、またしても状況が悪くなってきましたよ。
    これからの二人に期待です。

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    2026年09月27日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #2

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    NO.6を追われた16歳の紫苑、初めて外の世界と現実を知る。
    豊かで近代的な社会と、戦争や飢餓、殺戮社会。二つの世界は現在も同時に存在している。
    武力による侵略や終わりの見えない宗教対立など、現実世界が抱える問題も浮き彫りされたようにも思える現代日本や世界に通じるものがあると感じた世界観一巻とは違いまた近未来的でもあり監視社会を彷彿とさせる描写は痛々しい。
    理想を語る紫苑と、憎しみを抱える生ネズミの生き様が見えた気がした。

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    2026年09月20日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #1

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    星3.5

    未来都市で起きる事件に主人公が巻き込まれて行くお話。
    薄いので、手軽に読めるかと。

    続編が何冊も出てますが、今の所、続編が読みたいという程でもないので、読むかは未定。
    もし読むとしても、内容忘れてると思うので、再読必須ですね。

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    2026年09月18日
  • ランナー

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    思ってた感じと違った(爽やか青春系かと まぁその要素もあるが)けど、面白かった!
    あさのあつこってこんな感じの文章なのね!
    杏樹のあざ?握られた跡みたいなのは結局何だったんだろ。
    碧李と久遠の関係性とか、杏子の存在いいよね。
    千賀子は意味わからん。

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    2026年09月16日
  • ランナー

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    走ること。
    それぞれが抱える思い、葛藤すらも薙ぎ払ってくれる行為だと思う。
    ただ、時にそれらを薙ぎ払えないことがあって、足は鉛をつけたかのように重たくなってしまう。
    何のために走るのか、走った先には何があるのか…。
    きっとその答えは走ることでしか見えなくて、走ったとしても近づくことすらもできなくて…。
    人はそうやってずっとずっと、答えを探して、走り続けるのでないかと感じた。

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    2026年09月13日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #8

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    ネタバレ

    1 .警鐘を鳴らせ!
    マクベス 第五幕 第五場

    矯正施設の奥深くで、沙布はマザーコンピュータと一体化させられています。

    囚われの存在でありながら、施設の内部から反乱を起こしています。

    「外から都市を壊そうとするネズミと紫苑」と、「内側から都市を壊そうとする沙布」

    2.うせやがれ
    『罪と罰』第一部(フョードル・ドストエフスキー)

    戦っているのは紫苑とネズミだけではない

    3 .仮借なき戦いの争いをやめよ
    オデュッセイア下 ホメロス

    紫苑とネズミは、ついにマザーコンピュータの中枢へ到達します。

    しかし、沙布を救い出すことはできません。

    ネズミは都市を止めるため、メインシステムの爆破を選びます。

    4 .夜の風の中で
    ランボー詩集

    メインシステムの爆破は着実に進み、矯正施設は崩壊を始めます。

    混乱の中、ネズミは紫苑をかばって深手を負います。爆破は進み 逃げ場は無くなります。

    いよいよ No.6崩壊へのラストに向かいます
    コミックの原作を読んでいるようで
    展開のイメージが明確になってきました

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    2026年09月09日
  • 風を結う

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    ストーリーや設定は好みだが、同じような主人公の内面語りが何度も繰り返されるのがしつこく感じるし、主人公と母、主人公と剣友の同じようなやりとりも多すぎてテンポを乱されるように感じられて少し残念。

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    2026年09月03日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7

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    ネタバレ

    1.最後の抱擁を
     ロミオとジュリエット 第5幕 第三場
    矯正施設への潜入が始まり、物語はついにNO.6という理想都市の中枢へと踏み込んでいきます。

    2 .人間の心が
     山月記 中島敦

    収監された沙布は自我を失いつつあり、一方で西ブロックではイヌカジたちがそれぞれの立場で仲間を思い行動を続けます。

    3 .理性という武器
     エセー3 モンテーニュ

    4.悲しいかい
     ぼっこちゃん 星新一

    5.不実な歓び
     女の一生 モーパッサン

    施設内部では、紫苑の中に眠っていた力が覚醒し、ネズミとの共闘はこれまで以上に強い結び付きへと変化していきます。そして、母との再会を信じて進む紫苑の思いとは対照的に、帰ることのできない者たちの存在が、この世界の残酷さを際立たせます。

    ラストで描かれるNO.6の中枢の光景は、『PSYCHO-PASS サイコパス』のシビュラシステムを思い起こさせました。脳だけが管理の中枢として集められたような異様な光景ですが
    いろんなSFでイメージされているっぽい。

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    2026年09月02日
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

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    ネタバレ


    老女がどんな思いでネズミを背に住み慣れた土地、燃える地から逃げたのか、読んで涙が出てきた。
    悔しい、一矢報いたい、でも叶わなかった。人間って愚かだと思った。現実世界での戦争も、他人事だと思ってるけれど、いざこんな事に巻き込まれたら果たして自分は悔しいとか、復讐してやる、とかそういう気持ちになるかな?ただ黙って死を受け入れそう。

    ネズミとイヌカシとの出会いも
    読んでこんな感じ?あんな感じ?と想像しやすかった。
    イヌカシがネズミや紫苑を頼るシーンも信頼しているんだな、前と全然違うなって思った。

    紫苑と楊眠…、やっぱりな〜・・・。

    トーリもコイツ敵じゃないよな?と疑ってる。
    紫苑が紫苑のままで瓦解した都市をどんな都市へと変貌さるのか、それとも前と変わらない支配する都市へとなるのかこちらも気になる。
    なにより紫苑のパパが敵になるのか、味方となるのか。

    ネズミと紫苑が、どんな風に再会し
    新しく物語が始まっていくのか楽しみだけど怖いです。

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    2026年08月31日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #4

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    ネタバレ

    友情より、愛情より大切なもの。考えてみた。
    救いに行ったら死んでしまうだろう――そして【人狩り】が始まる!

    どうやったら矯正施設の内部に入れるのか。中はどうなっているのか。どんな手を使っても探りだし、侵入しなくてはならない。それが沙布を救う唯一の方法なのだから。紫苑のまっすぐな熱情にネズミ、イヌカシ、力河が動かされる。そして軍が無抵抗な人間を攻撃し始めた。「人狩り」だ。いったい何のために……? 講談社文庫紹介文

    #4は、5章から構成されます
    1 開幕 
    リヤ王第5幕 第三場
    2 第一幕 ニ場 
    手塚治虫名作集 グランドール
    No.6の高官の拘束、矯正施設潜入への情報収集

    3暗転 小野小町 思いつつの短歌
    都市部でのハチの発生 ネズミの罹患

    4災厄の舞台 デカメロン物語
    西ブロックでの人間狩の始まり

    5未知の光へと 中国神話 リス族の創世記
    No.6内に残された母親たちの反抗心
    ネズミと紫苑は矯正施設へ連行

    No.6から堕ちてきた紫苑の純粋さと 西ブロック育ちと思われるネズミとのブロマンス的関係性が魅力のひとつなんでしょう。

    あさのさんが 各章の冒頭に古今東西の文学から抜き出してくる一節。
    それは やはり作家さんなんだから
    とっても意味深なんだろうと

    ストーリー展開がゆっくりだから
    レビューじゃなくて 覚書だわ

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    2026年08月26日
  • 神無島のウラ

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    【ウラとはなにか?心を閉ざした子どもたち】

    南の島のほのぼのした物語かと思いきや、冒頭から何やら怪しげで不穏な空気が漂う。

    トラウマを抱え、離島の故郷に戻ってきた教師・深津。島の人々は口々に「なぜ戻った?」と問いかける。彼が戻ってきた理由、そして過去の傷とは何なのか――。本書は、土着の神(ウラ)の信仰と合わさりながら、児童虐待、ネグレクト、DV、不登校といった現代社会の闇に深く迫っていくミステリーです。

    特に虐待は身体だけでなく心の奥深くに傷を残し、大人になってからも影を落とす。作中の莉里や流の、暴力に怯え、心を閉ざし、まるで膨れ上がった風船のようにいつ破裂するかわからないギリギリの姿に胸が締め付けられる。

    経済的な豊かさや便利さが幸せの物差しになりがちな現代社会。だからこそ、離島の自然の豊かさや、狭くとも深い人との繋がりが、傷ついた心を癒していく描写に「本当の幸せとは何か」を深く考えさせられます。

    また、作中でウラの予兆として吹く風の描写が神秘的で、どこか『風の又三郎』を彷彿させました。

    結局「ウラ」とは神なのか、それとも己の内なる声なのか。あえて曖昧に読者に委ねられたラストの余韻が今も心に残っている。
    読後、私も子どもたちにとっての「ウラ」でありたい、そう強く思わされる一冊でした。

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    2026年08月25日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3

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    これだから、人間はやっかいだ。深く関わりあえばあうほど、枷(かせ)は重くなる。自分のためだけに生きるのが困難になる。火藍(からん)から沙布が治安局に連行されたことを告げるメモを受け取ったネズミはそれをひた隠すが、事実を知った紫苑は救出に向かう決心をする。成功率は限りなく0に近い――物語は疾走する!

    紫苑は ネズミの加護もあり 壁のこちら側で生きる術を探し始める。
    あさのさんらしく 物語はゆっくりと本題へ入っていくようです。
    各章の初めに 古典文学や神話から選ばれた一説が書かれています。
    この巻の1章 美しいものたちは… では マクベス第一幕第7場の一節といった感じ。
    理由なく書かれている訳はなく
    その過去の言葉が 近未来にも意味を持つということかなと思います。
    私が古典の方に疎いので 確実なところはまだわからないわ。

    それぞれ 自分の身を守る事だけを意識してきた人間たちが 紫苑という純粋な少年を守るため そこに集まり始める

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    2026年08月24日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#2

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    再会した紫苑とネズミ。
    一見うまく行っているように見える再建計画だが、不穏な影が。
    次巻はいよいよネズミの空白の2年間が語られるみたいで楽しみ。

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    2026年08月23日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #3

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    紫苑の幼馴染の女の子、沙布が捕えられてしまった。

    それに気づいてしまった紫苑は助けたいと思うのですがそれはとても難しいことで…。

    ネズミはまたしても頭を悩ますのです。

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    2026年08月20日
  • 飛燕

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    ネタバレ

    婿に迎えた藤十郎の横死後、妻の徳子は陰謀を知る。

    もう紙幅が尽きそうになったのに、どう対峙するのかな、続き物かな、と思ったら。そっちのパターンかぁ。悪くはないのだけれども、拍子抜け感がある。

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    2026年08月18日
  • 福音の少年

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    始まりから途中まではとってももどかしかった…

    一人の少女がなぜ爆発に巻き込まれてしまったのか…
    その少女に近かった
    似ているようで似ていないような二人の少年

    この二人の関係がどうなっていくのか
    とても気になり
    ページをめくっていた

    闇を抱えている少年と少女
    そこが書かれているからこそ
    最後の
    章はホッとする
    というか何やかやでこの子が一番
    現実を生きているのではと考えさせられた……

    ただ私はこの話の最後はある意味丸く収まったと
    考えたい……

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    2026年08月17日
  • おもみいたします

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    盲目の揉み師の少女が岡っ引きと一緒に江戸で起きた事件を解決していくお話。
ファンタジー要素を担う犬と天竺鼠のような生き物との掛け合いが良い。
    
起こる事件は大人向けの昏い内容なのに、時々児童文学らしい説明じみた部分があり少しチグハグな印象。でも全体的に面白かったので続編も読むつもりです。

    ちなみにこの本で褄をとる(つまをとる)という言葉を知りました。

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    2026年08月16日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    なんだかまだるっこしかったけど、後半に一気に色々明らかになったり、びっくりするようなことがあったりして気持ちも引き締まった。そして終わり方がまた続きを早く読みたい気持ちにさせる。内容を忘れないうちに出版して欲しいです。

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    2026年08月16日
  • X-01 エックスゼロワン [弐]

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    記憶が遠くてさっぱりわからん!
    そして、読みやすいものの進みは割とゆっくり笑
    子ども達に何させるの…という気持ちが強いけれど、子どもの頃に読んだらワクワクしたかもしれない。

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    2026年08月09日