あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
紫苑やネズミが観てる世界はどこかリアルな世界なのだと伝わる、それは日本のように綺麗で管理されてるno6のよう。プラスチックゴミを他国に焼却をお金と共にお願いする、そのゴミがどうなってるかなんて想像したくない…その事例は一部でありあとがきにもあるように目を逸らして見ないでいてはダメなのだと。確かに書かれてる方も辛いだろうと思う、この物語が誕生してしまったことが世界はリアルは憎しみに嘆きに満ちているから。物語がというよりあとがきの作者からの言葉の方が重いそんなデストピアな物語の続きが気になる。
また少しずつ読むので備忘録
母火藍の伝言の場所が分かり、イヌカシと出会う、今後犬を洗う仕事をする、沙布は紫苑に会いに行くが捕まる。ネズミの過去はまだ謎、沙布は紫苑のような実験に選ばれたのか。
迫られた選択、no6かネズミか、内か外か、でなく壁を壊すという第3の選択をする紫苑が紫苑らしくネズミに新たな風を吹かせるそんなシーンが印象的。
好きなフレーズ引用
絵の具じゃないんだ 混ざり合って一つのものになるなんてできない -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルで爽やかなスポーツ青春モノかと思いましたが、作者があさのあつこさんだもの、重苦しいものがありましたね…。
陸上部で将来を期待されていた碧李(あおい)はレースに負けたことで走ることへの恐怖を感じます。
家庭環境が複雑で、妹の杏樹のために部活をやめた碧李。
彼がいい子で胸が痛くなりました。
碧李の母千賀子は夫の不倫により離婚して子どもを引き取りましたが、杏樹は事故で亡くなった夫の弟夫婦の子なのです。
まだ別れた夫を愛している千賀子は杏樹に夫の面影をみて、複雑な思いを抱えています。今までかわいがっていたけれど今は見るのがつらいのです。
でもそれを杏樹にぶつけてしまうのは、杏樹も碧李もかわいそうだし、そんなに辛いのなら別れた夫に杏樹を引き取ってもらえばいいのに、と思いながら読んでいました。(終盤ではどうしようもなくなってそういう話になるのですが…)
陸上部にも家庭にも逃げ場がない碧李ですが、部活の顧問の先生や先輩マネージャー(彼女もある意味毒親に悩まされています)等、彼を心配して支えてくれる人がいます。
もう一度陸上と向き合う決心をした碧李は部に戻りますが、勿論皆が快く迎えてくれるわけではありません。
それでも走れることが嬉しい碧李は天性のランナーなのだと思いました。
続編もあるようなので続きを楽しみに読みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
面白かったんだけども、最後のシーン、よく分からなくて消化不良。
まぁ、そこは重要じゃないんだろうけど、でも
最後のシーンだけにわかりたかった。
正直、これホントにあさの先生が書いたのかなぁと思ってしまった。肝心のことを話そうとすると襲撃されるとか、TVの続きはCMの後でみたいなイライラがあったし、肥川がやたらチャチャ入れて話が進まないのもイライラ。あと、性自認みたいなのもいるのかな。
そこに頁さくなら、最後もっと丁寧に書いて欲しかった。
途中で打ち切りが決まったドラマみたいに最後にわーっとやっつけられた感じで、もしかすると2があるのかなと思ったり。
時代モノはどれも面白いのだけれど、バッテリーもMANZAIも面白かったけど、これはうーん、こういうのは中山七里さんとかの方が面白いかも。 -
Posted by ブクログ
まっすぐ過ぎて、よごれちまった私にはまぶしすぎる部分があるけど、児童文学出身だからかな。
まぁ若い女の子って多かれ少なかれそんなものか。
繰り返し出てくる“貧乏長屋暮らしは助け合って生きていくしかない”というのは、国民層中流を経て個人主義が基本になりつつある今もそうなのかもなと思えた。
これが大きくて⭐︎3
一方、繰り返し出てくる「脳内叔母さん」はだんだん食傷気味になって、最後には嫌気がさしてしまった。
多分、時代背景は江戸なのに、価値観が現代で整合生が取れてないんだと思う。
侍に若い女の子が楯突くとかあり得るんだろうか?ストーリーを成立させるため?とかも気になった。