あさのあつこのレビュー一覧

  • 光のしるべ えにし屋春秋

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    この度えにしやに持ち込まれたのは五年前に行く方知れずになった幼い息子を探して欲しいというもの。藁をも掴むようなその話を引き受けたえにしやのお初は、両親の周りから探り始めるのだが、そこには思いもよらない事実があった。
    謎めいたお初や才蔵などのえにしやの面々の活躍と並行して物乞いの少年の成長も描かれている。
    事実が突きつけられた時の人々の姿が残酷なよう。
    時代小説版ハードボイルドという感じ。

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    2023年11月10日
  • グリーン・グリーン 新米教師二年目の試練

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    面白かったし、随所に出てくる農林高校の特殊な高校生活とかも、興味深かったけど、あっさり読めちゃう程度に重みもなかったです。でも、その程度が良いのかもしれないなとも思いました。実里がいい男だった。

    そう言えば、屠場を見学したことがあります。技術のいる仕事でしたが、職場の人は、偏見や差別があると、おっしゃってましたね。

    で、ちょっと腑に落ちないのが、解説です。命をいただくをテーマにしているわけですけど、家畜たちに自分たちの存在のことを実際どう思うのか聞いてみたいといっていました。食べられる側の気持ちを食べる側が聞いてみたいって……。食べないでくれって言ったら、食べないの?それとも、ただ聞いてみ

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    2023年11月05日
  • 冬天の昴

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    信次郎と遠野屋、じゃれあってて突然シャーッってなる猫のよう。
    伊佐治、キレる。そりゃそうだ。笑。
    しっつこーーーい心理描写がちょっとだけ、ほんのちょびっとだけだが減って、ちゃんとミステリーになっている。

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    2023年11月01日
  • 東雲(しののめ)の途(みち)

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    帰郷編。
    信次郎のヒトデナシ度が神がかってきている。
    これで清之介の方はひとまず大丈夫だろうか。

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    2023年11月01日
  • 風を結う

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    202212/シリーズものなのに登場人物達も物語もあまり印象に残らないというかちょっと微妙さもあり。

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    2023年10月25日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    シリーズ最新作。前作の最後で錺職人の新吉と所帯を持つことになったおいち。引き続き石渡塾の開塾準備に追われつつ父松庵のもとで医者になるための修業を続ける。
    おいちの祝言の最中,大店の油屋浦之屋で食あたりがあり店の人間の大半が苦しんでいるという知らせがあり松庵から石渡明乃から兄の十斗からおいちに至るまで医療従事者が根こそぎ駆けつける騒ぎに。幸い重篤な症状に陥る人はおらずひとまず解決したかに見えたが,その後主人の幼い一人息子の乳母が自分が味噌汁に毒を入れたとして死んで責任を取るという遺書を残して毒を飲んで自殺する。更にその後,浦之屋の主人が店の庭にある蔵で上から落ちてきたものに頭を打つ事故が起きる。

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    2023年10月19日
  • 木練柿(こねりがき)

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    今回は短編集。
    信次郎のヒトデナシ感もパワーアップ。
    清之介のヒトタラシ感もパワーアップ。
    伊佐治、最後の良心。
    心理描写は相変わらず細かいが、若干しつこい。一つ間違うとクドい。
    しかも、細かいのに何か物足りない。
    事件自体は、心理描写がなければ秒で終わる。
    バランスが、悪いのかも。
    人物描写が深く穿ち過ぎなのか?
    でも今のところ、細か過ぎる心理描写・人物描写は、ギリ欠点までは行っていないと思う。

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    2023年10月16日
  • 乱鴉(らんあ)の空

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    久しぶりの「弥勒」シリーズ、ということで、気負って飲み始めた。いつも通りのスピィーディな展開に、ハラハラしながら読み進めたが、話が大きくなり過ぎて、最後は消化不足のような感じがした。1冊には収まらない内容だった、ように思う。

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    2023年09月24日
  • 乱鴉(らんあ)の空

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    木暮信次郎が雲隠れし、岡引きの伊佐治が大番屋に連れて行かれる所から始まり、乱鴉の空「鴉の群れか激しく鳴き交わしながら、西へと飛び去って行く。紅い空に幾つもの黒い影が飛び、乱れ、蠢き、次第に遠く消えていった。鳴き声だけが尾を引いて、残る。」で終わる、
    黒い影は、信次郎が巻き込まれた事件を、鳴き声は事件の影響や残滓を指しているのだろうか?
    次巻以降どの様な影響が出てくるのか楽しみ。

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    2023年09月24日
  • バッテリー

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    この主人公は、大人か?
    こんな子供いないよなと思うけど、
    今どきなのかな?
    もっと野球しているかと思えば
    そうでもない。
    多感な頃の子供のお話。

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    2023年09月22日
  • 乱鴉(らんあ)の空

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    木暮信次郎が姿を消した…遠野屋・清之介と岡っ引き・伊佐治が信次郎に何があったのか、行方はと捜索する中で次々と人が死に謎が益々深まっていく…

    信次郎が好きです!信次郎推しなんです!!
    信次郎がいないと謎が解けない(๑•́ ₃ •̀๑)
    遠野屋と親分も好きだけど…くそ憎ったらしい信次郎がいないまま後半まで続くってイヤ!

    ただイヤなだけで☆が減りました( ̄▽ ̄)

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    2023年09月22日
  • 明日へつながる5つの物語

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    この手に抱きしめて
    烏城の空
    カレシの卒業
    フィニッシュ・ゲートから
    桃の花は

    5つの物語の中で、私は『桃の花は』が好きだったかなー。那留と美枝が愛しくて、もうちょっと読みたかった。

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    2023年09月19日
  • 明日になったら~一年四組の窓から~

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    2023.09.15 ★3.0

    「一年四組の窓から」と続けて読んだ。
    中学生で心からの友人だと思える人と巡り会えるのは奇跡に近いことだろう。
    巡り会った4人のそれぞれの葛藤と闘い、それとお互いの支え合いが描かれている。

    ご都合主義だなと思う所も散見されるが、心がほんのり温かくなるのは前作と同じ。

    BGMにはアンジェラ・アキのあの曲をオススメする。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    中学二年から三年に進級した井嶋杏里、市居一真、里館美穂、前畑久邦の仲良し四人組。高校進学を前にして、それぞれの夢に向かって突き進もうとする四人の前に、新たな壁が立ちはだかる。将来への不安、新しい環境への不安に押し潰され

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    2023年09月15日
  • 一年四組の窓から

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    2023.09.12 ★3.2

    中学生、ローティーン特有の友だちへの気遣いや、ちょっとした意地悪、将来への不安。
    ほの甘いようなほろ苦いような空気。
    そういった当時の気持ちがたくさん詰まった作品だった。

    すごく感動する、とか、泣ける、とかでは無いが心がほんのり温かくなる。
    このまま続刊に進もうと思う。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    中学一年の夏に引っ越すことになった井嶋杏里。転校でなじめない中学の校舎で、使われなくなった教室『1‐4』に入った杏里は、市居一真と出会う。杏里に出会った一真は、杏里に絵のモデルになって欲しいと頼む。そこから物語は始まった―。杏里、一真、そして、かけがえのない友だちと

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    2023年09月13日
  • 弥勒(みろく)の月

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    若い女が川から身を投げて亡くなったところから、その夫の過去やら役人の周りやら壮大に風呂敷が広がっていった印象。
    ラストの夫婦の出会いの話が切ない。

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    2023年09月02日
  • さいとう市立さいとう高校野球部 おれが先輩?

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    キャラが好きだと面白いと思います。特殊な人たちの現代風おとぎ話なので、リアリティを求めるのはナンセンスだと思いました。脱線にちょっとイライラする(笑)。

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    2023年09月02日
  • 弥勒(みろく)の月

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    ずしりとくる良い時代小説です。
    小間物問屋の若女将が身投げをした。その主人である清之助の眼差しに、同心木暮信次郎と岡っ引きの伊佐次親分は、何かあると感じる。
    清之助の人生に対する深い闇、苦悩をうまく表現しています。江戸の街並みが、手に取るようで、話もテンポ良い。
    人生への苦悩が感じられ、引き込まれてしまいました。

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    2023年08月18日
  • 渦の中へ おいち不思議がたり

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    ネタバレ

    お饅頭六個食べたり、酢を飲んだりするおいちに胸やけしちゃいそう。無茶せず健康な赤ちゃんを産んで欲しい。

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    2023年07月29日
  • 光のしるべ えにし屋春秋

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    シリーズ第2弾。

    物乞いの信太と、5年前に行方知らずになった子を探す夫婦。2つの縁が交差していく中、明らかにされていく真実が…。
    明らかにされた真実は想定内な感じ。スッキリしたような、物足りないような。もう一ひねり欲しかった。

    信太と太郎丸との掛け合いは微笑ましい。

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    2023年07月27日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    ネタバレ

    想像してたより、あっさり終わった感じ。
    ネズミの美声が伏線だったのねー!

    この物語の焦点は、理想都市No.6の闇が暴かれるところなのね。
    寄生蜂のくだりは、最終的にもっと悲惨な状況になって、No.6の上層部をコテンパンにして終わるの想像してたけど、なんとも平和的にあっさりエンドだったわ。

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    2023年07月14日