あさのあつこのレビュー一覧

  • 木練柿(こねりがき)

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    この作品は長編の方がキャラが生きる気がする。
    短編集で少し物足りず。脇役メインの短編集ならよかったのだが

    2022.9.23
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    2022年09月23日
  • スポットライトをぼくらに

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     20年以上前に発売された著者の青年期の体験が基になったような作品。そういった意味では著者の原点とも言える作品かもしれない。
     どんな大人になるか。それは誰しもが一度は考え通過するところ。しかし、それを考えるときは大抵具体的なビジョンは描けていないもの。ただ何となくという漠然としたものを持っているにすぎない。そんな中学生たちの葛藤と成長の姿を描く心地よい作品。

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    2022年09月23日
  • 明日へつながる5つの物語

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    あさのあつこさんの短編集。

    病と闘う中年男性の娘たちや家族との対話を描いた「この手に抱きしめて」、石工の成長を描いた時代小説「烏城の空」、いきなりカレシの驚くような告白から始まるSF小説「カレシの卒業」、東京マラソンに出場する旧友に寄り添うスポーツ小説「フィニッシュゲートから」、短いけど切なさとドキドキが詰まった恋愛物語「桃の花は」の5編からなる。

    時代小説、SFなど、いろんなジャンルの物語が詰まっているものの、どの登場人物たちも人間らしくて、共感も持てる。

    私は、「フィニッシュゲートから」が好きかな。

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    2022年09月15日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    ネタバレ

    小学校の図書室で読んだ本、再読。
    内容は全く覚えてなかったけど、この本がどこの本棚にあったのか、どの席で読んでいたか、どんな気持ちでよんでいたのかは、しっかりと覚えている。
    小学生の頃は、紫苑とネズミのような名前をつけられない2人の関係性には出会ったことがなかったから、すごく衝撃を受けた記憶がある。

    文体が、一つ一つずしりと重いイメージ。だからこそすぐに読める量なのにこんなにちびちび読んでしまった。アメリカンジョークみたいな言い回しが多く出てくるので、登場人物は少しキザな印象をもつ者が多い。

    登場人物一人一人が濃くて、読めば読むほど愛せてくる。
    ただ、筆者は容赦なく登場人物を殺しにかかるか

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    2022年09月12日
  • 弥勒(みろく)の月

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    キャラが濃ゆくてよい。
    ちょっといっちゃってる感じの同心様。
    仄暗い何かを持つ容疑者の商人。
    2人のやりとりがよい。

    事件はなんかブツって切られた感じがしてちょっと辛い。続きがあるようなので早く借りよう。

    2022.9.11
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    2022年09月11日
  • 待ってる 橘屋草子

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    202207/料理屋橘屋を舞台にした連作短編集。この表紙絵とタイトルが好みじゃなくあまり期待せず読んだけど面白かったし、読後はこのタイトルの重みがわかりグッときた。

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    2022年09月04日
  • バッテリーVI (角川つばさ文庫)

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    だんだんと面白くなくなってきた。
    熱血野球だと思ったけど、バッテリーの信頼関係がヒビ入って修復不能。
    なんかうじうじしているなぁー。
    主人公も自己中心的だし、なんでもてるんだろうか。
    最初の方が面白かったので、残念。

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    2022年08月09日
  • 冬天の昴

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    同心と女郎の心中事件を発端として物語は動き出す。そして、10年前にも起きた同様の心中事件によって人生が大きく変わってしまったお仙と、遠野屋で仕事をすることになったおうの、遠野屋で催される集いに訪れるお登世。これら三人の女たちのそれぞれの人生の来し方といまが語られる。

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    2022年08月07日
  • おいち不思議がたり

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    時代物だが非常に読みやすい作品。
    キャラクターみんな個性があって面白い。特に主人公おいちの叔母が明るく優しく温かい存在。
    おいちと父親との過去やおいちの縁談や恋愛はどうなるのか続編も気になる。

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    2022年07月31日
  • 地に巣くう

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    第六弾
    同心信次郎が島帰りに刺される、どうもしびれ薬を飲まされ、亡父への恨み?
    最初は例によって寄り道するが、結局は父とある藩の抜けにに絡み、そして背後には遠野屋清之助、舞台となった料亭の女将、そして信次郎とそれぞれの父子関係が

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    2022年07月13日
  • 星に祈る おいち不思議がたり

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    信念、信条を持っている人の強さは計り知れないものがある。その強さがある上で、家族や周りの人たちの支援により生きていくことができる。また、自分の信念を達成するための努力をしている者には、周りの人たちも呼び寄せられるのが世の常である。

    あなたは背負う覚悟がありますか?何かを棄てることができますか?と長崎帰りの女医の石渡明乃。
    荒野に道を付け、王道を歩んで行くことの難しさ、そしてやりがいを示してくれている作品である。

    おうたが尋ねる、良いお嫁さんってどんなんだい?と。おうたの考え方や思考はおいちだけでなく、読んでいるこちらにも投げかけられているように感じる。人は抽象的な表現をする時は、何も思案が

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    2022年07月10日
  • 火花散る おいち不思議がたり

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    おいち不思議語りの四作目。今回は薪炭屋の主人と内儀が、母おきくの病を治してほしいと依頼して来るところから始まる。穏やかな老女おきくに若い鬼女の顔が重なる。
    おきくの往診の帰りに、おいちは産気づいた女滝代を菖蒲長屋に連れ帰り、赤子十助が産まれた。十助を残し、滝代は消えるが惨殺されて見つかる。
    この2つの事柄は、なんの関係もないかのようだが、どうなっていくのか気になって、ページを捲る手に加速がつく。あさのあつこさんの導入は、いつも引き込まれてしまうほどに上手い。

    上手いと言えば、おうたと松庵の掛け合いも読み処である。おうたの松庵に対する比喩に、あさのあつこさんの表現力の豊かさを感じる。

    杉野小

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    2022年07月07日
  • 闇に咲く おいち不思議がたり

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    おいち不思議語りの三作目。おいちも18歳になる。年を重ねるたびにおいちも成長していく。医者への道を真っ直ぐ向いている姿は好感が持てる。

    今回は双子の姉弟が不思議な事象を起こす。さて、精神病なのか?人を喰う鬼か?不思議な事件なのか?それとも?・・・ミステリー作品として楽しめる。
    仙五朗親分と新吉、松庵とおうたがおいちの周りを固める。ミステリーとなると、動機、機会、方法が解決への道筋である。方法がまず描かれ、機会も次第に明らかになる。動機には薄々気づかされるものの、下手人が誰かの推理は合っているかわくわくできる。
    そして、それすらもミスリードの可能性も想定して読み進めた。
    最後に全てが明かされた

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    2022年07月05日
  • 冬天の昴

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    第五弾
    お栄の過去から始まり、同様な心中偽装事件が、世間的にはもっぱら心中として広まり、奉行所は
    一人、同心の性格から疑問を持つ変わり者の同心木暮
    彼を助けるいつものメンバー、そして背後には殺し屋組織と、犯罪をアレンジする者
    観察力の鋭さと、新たに加わった遠野屋主人の兄の妾
    色々な条件が重なり無事に

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    2022年07月03日
  • あかね色の風/ラブ・レター

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    『あかね色の風』と『ラブ・レター』の二作品が収録された青春小説。小学校高学年の女の子たちが主人公。恋や友情、複雑な想いに揺れ動く少女たちが描かれている。少女たちを通して、自分の小学校時代を思い出し、懐かしくなった。

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    2022年07月01日
  • 東雲(しののめ)の途(みち)

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    第四弾
    惨殺された町人に扮した武士、兄の家臣の弟、腹から出てきた瑠璃の原石
    遠野屋清之助は過去を忘れるのでなく、向き合うために故郷へ
    乳母の出身地の山奥は、実際は隠れ切支丹の里、そして既に滅び去っていた
    旧藩に新しき血を吹き込むために紅花の栽培と川運の整備を
    此処で一旦区切りか?

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    2022年07月01日
  • 夜叉桜

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    第二弾
    今回も遠野屋が係る、過去の因縁と現在の商売仲間
    女郎が殺される事件が一人は手代の幼馴染
    背景には狂った男女の関係と婿養子に入った真面目な商人の闇、二人が絡まった時、そして遠野屋の過去の曰くも

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    2022年06月28日
  • 弥勒(みろく)の月

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    シリーズ第一弾
    遠野屋の若女将おりんが身投げ、背後に隠された秘密を直感で感じる同心小暮信次郎、そして配下の伊佐治親分
    清之介が清弥だった頃の父と兄の関係
    この伏線で展開か

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    2022年06月28日
  • 桜舞う おいち不思議がたり

    少々イライラする

    ストーリーや描写は面白い。しかし、この作者、無類の脱線癖がある。
    いざ、というストーリーの展開場面では必ず脱線というか、これだけは描いておかないと前へ進めないというこの作者のこだわりが、ある意味病的でさえあるのだが、延々と過去に戻り想起場面として述べられる。
    読者の心理としては、そんなこたあ、前もって伏線を敷くかストーリーの構成で考えといてくださいよ、と言いたくなる。
    この素人っぽさがいいという方もおられるだろうが、イラチの小生としては耐え難い。次作からはご遠慮もうしあげたい。

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    2022年06月27日
  • 10代の本棚 こんな本に出会いたい

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    10代をとうに駆け抜けた大人たちの10代の時に読んだ本たち。中高時代はほとんど本を読まないまま過ごしたので、自分の本棚に差す本は少ないなぁと思ってしまった。

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    2022年06月23日