あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
弥勒シリーズ第一弾
時代小説+ミステリーという感じ
ストーリとしては
小間物屋の遠野屋の若おかみのおりんが水死体で発見されます。
ただの飛び込み事件なのか?
調べてほしいと願いでる主人の遠野屋清之助。この清之助には何か商人と思えない雰囲気があります。
その違和感を感じながら、同心の木暮伸次郎は岡っ引きの伊佐治と共に事件を追い始めます。
さらに殺人事件が発生!
犯人は誰?
といったミステリ展開です。
岡っ引きの伊佐治が良い味をだしています。
そして伸次郎の清之助へのこだわり
清之助の秘密..明らかになるその過去
それぞれの人物描写が深い..
続編楽しみ.. -
Posted by ブクログ
ネタバレ小学校の図書室で読んだ本、再読。
内容は全く覚えてなかったけど、この本がどこの本棚にあったのか、どの席で読んでいたか、どんな気持ちでよんでいたのかは、しっかりと覚えている。
小学生の頃は、紫苑とネズミのような名前をつけられない2人の関係性には出会ったことがなかったから、すごく衝撃を受けた記憶がある。
文体が、一つ一つずしりと重いイメージ。だからこそすぐに読める量なのにこんなにちびちび読んでしまった。アメリカンジョークみたいな言い回しが多く出てくるので、登場人物は少しキザな印象をもつ者が多い。
登場人物一人一人が濃くて、読めば読むほど愛せてくる。
ただ、筆者は容赦なく登場人物を殺しにかかるか -
Posted by ブクログ
信念、信条を持っている人の強さは計り知れないものがある。その強さがある上で、家族や周りの人たちの支援により生きていくことができる。また、自分の信念を達成するための努力をしている者には、周りの人たちも呼び寄せられるのが世の常である。
あなたは背負う覚悟がありますか?何かを棄てることができますか?と長崎帰りの女医の石渡明乃。
荒野に道を付け、王道を歩んで行くことの難しさ、そしてやりがいを示してくれている作品である。
おうたが尋ねる、良いお嫁さんってどんなんだい?と。おうたの考え方や思考はおいちだけでなく、読んでいるこちらにも投げかけられているように感じる。人は抽象的な表現をする時は、何も思案が -
Posted by ブクログ
おいち不思議語りの四作目。今回は薪炭屋の主人と内儀が、母おきくの病を治してほしいと依頼して来るところから始まる。穏やかな老女おきくに若い鬼女の顔が重なる。
おきくの往診の帰りに、おいちは産気づいた女滝代を菖蒲長屋に連れ帰り、赤子十助が産まれた。十助を残し、滝代は消えるが惨殺されて見つかる。
この2つの事柄は、なんの関係もないかのようだが、どうなっていくのか気になって、ページを捲る手に加速がつく。あさのあつこさんの導入は、いつも引き込まれてしまうほどに上手い。
上手いと言えば、おうたと松庵の掛け合いも読み処である。おうたの松庵に対する比喩に、あさのあつこさんの表現力の豊かさを感じる。
杉野小