あさのあつこのレビュー一覧

  • 闇医者おゑん秘録帖 残陽の廓

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    ネタバレ

    シリーズ第3作。
    今回は、吉原での連続不審死の謎に立ち向かう。依頼主の惣名主が付けた協力者・甲三郞がまとう翳も気にしつつ、おゑんは調べを進めていく。
    お春がすっかり頼もしい助手になっていて、シリーズものはこういうのが楽しい。
    そして、毅然として女性の立場に立つ一方、けっして甘い理想論でごまかさないおゑんの矜持が好もしい。

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    2023年04月15日
  • 神無島のウラ

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    ネタバレ

    子どもの成長と教師の再生を描く離島小説。……うん、確かに。でも感動の押し売りのような宣伝文句はいらないな。

    父親亡き後、母と共に離れた島に、戻るなと言われていたにもかかわらず、教師として戻ってきた深津(ミツ)。子どもの減少に伴い、島外からも生徒を受け入れている。深津は、さまざまな事情がある子どもたちと向きあうなか、自分の過去を直視せざるを得なくなる。

    離島とか、子どもを守る神さまとか、曰くありげな過去とか…… ファンタジーもホラーもミステリも書く著者だけに、方向性が読めず、もやもやと読み進め…… →冒頭の感想へ。

    子どもが子どもらしく成長するために、闘おうとする大人たちの話だった。

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    2023年04月11日
  • 闇医者おゑん秘録帖 残陽の廓

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    ひりついたような雰囲気を持つシリーズだが、吉原での謎の病や色恋、甲三郎の過去など、ちょっと盛り込み過ぎに思えた。

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    2023年04月04日
  • バッテリーV

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    巧と豪が入学してから約1年。
    ちょっとぎこちなかったバッテリーも復活!!!
    そしてこのシリーズも4冊分読み終わって
    すっかり巧のことを知った気持ちでいたけど
    全然。そんなこと無かった………
    巧くんよ、なんでそんなに人の神経逆撫でするようなことを言っちゃうんだ………!
    そして瑞垣くん、想像以上に拗れてた。
    執着と羨望と憎悪、中学生の黒い部分も5巻はしっかり。
    あと1冊で終わるとは信じられないけど
    全然クライマックス感がないのは
    巧と豪ちゃんの野球がまだ始まったばかりで
    物語が終わっても続いてくからなんだね〜。

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    2023年04月02日
  • 天を灼く

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    序盤からかなり衝撃的な展開。あさのあつこさんの本は15年くらい前にバッテリーを読んで以来だったが、やはり読みやすく面白い。

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    2023年04月02日
  • 夢うつつ

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     エッセイを物語へと昇華させる6編収録の短編集。現実が物語の世界になると、どのように変化するのかを楽しむことができる。こうした作品は今まで読んだことがなく、新鮮な印象を受けた。
     最後に収録された「生姜湯のお味は?」という作品は他の作品とは性格が異なり、ややミステリ仕立てになっている。他が何となくファンタジックな作品であったために、妙に現実に引き戻された感じがしてしまった。

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    2023年03月21日
  • 闇医者おゑん秘録帖 花冷えて

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    ★3.7 2023.02.27


    ↓↓↓内容↓↓↓
    竹は女の樹だ。細く、風に容易くしなってしまう。けれど、容易く折れはしない――。江戸の片隅の竹林を背負った家で、「闇医者」として子堕ろしを行うおゑん。彼女は、ひたむきに信じた愛や、幼き日より育んだ友情を失い、怒り、惑う女たちに助けの手を差しのべる。異国から流れ着き薬草に精通する末音と、情を交わした男に殺されかけた過去を持つ見習いのお春とともに。
    いきさつのある女たちの再生を描く、人気シリーズ第2弾。

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    2023年02月27日
  • 星に祈る おいち不思議がたり

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    深川で行方不明者が出るが、それは「居なくなっても誰も気にしない」「拐かす理由もない」者たちで・・・という第3弾。
    しかし前段を結構忘れている。
    塾にはいり、医師になるための道を進み始めるおいちだが、新吉との仲も進展しそう。
    先がきになる。

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    2023年02月25日
  • ガールズ・ブルーII

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    前の作品「ガールズ・ブルー」が面白かったのでこちらのIIも手に取りました。
    ナンバリングの宿命なのか、前作(無印)をこえる面白さはありませんでしたが理穂と美咲にまた会えて嬉しかったです。

    理穂の視点で物語が進むのですが、この理穂のものの見方や感じ方が好きです。なんとなく、いや、かなり分かるな〜と思いながら読みました。
    高校生の頃、こんな友だちと日々を過ごしたかったなあ。

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    2023年02月21日
  • 地に滾る

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    若武者達が国の行く末を憂い、命を賭けて正そうと行動を起こす若者達の姿、さわやかだ。
    主人公2人の絶妙な会話のやり取りに、言葉に出来ない兄弟愛を感じる。

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    2023年02月13日
  • 闇医者おゑん秘録帖

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    2023.02.12 ★3.4


    ↓↓↓内容↓↓↓
    江戸の町、竹林に囲まれたしもた屋で、産んではいけない子どもを孕んだ女たちを受け入れ、子堕ろしを行ってきた「闇医者」のおゑん。彼女の元には、奉公先の若旦那と恋仲になった女中、あやかしの子を孕んだと訴える武家の奥方など、複雑な事情を持つ者たちがやってくる――。

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    2023年02月12日
  • かわうそ お江戸恋語り。

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    ネタバレ

    時代小説はあまり読んだことがなかったが、全く問題なくすらすら読めた。江戸の雰囲気を楽しみつつ、ちゃっかりロマンスも感じたい人にオススメ。ハッピーエンドとまではいかないが、明るい未来に向かっていくような感じで良かった。

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    2023年02月05日
  • 透き通った風が吹いて

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    谷川俊太郎の春という詩のように、大地から湧き上がってくるような、青春時代のなんとも言えない感情を描かせたら、あさのあつこさん、最高ですね。偶然出会って、ときめいた年上の人が美作というひなびた土地に来たのは、偶然なのか、何かの導きなのか。すっきり甘酸っぱい読後感が味わえます。

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    2023年01月19日
  • なによりも大切なこと

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    話題なんかどうでもいい。
    口も耳と皮膚と目と匂い。
    語感を確かにくすぐるほど
    そばにきることが、大切。

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    2023年01月18日
  • 時代小説アンソロジー てしごと

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    【収録作品】「春雀二羽」 澤田瞳子/「藍の襷」 志川節子/「掌中ノ天」 奥山景布子/「姉妹茶屋」 西條奈加/「浮かれの蝶」 小松エメル/「おもみいたします」 あさのあつこ
    「春雀二羽」 京都鷹ヶ峰御薬園の薬師・真葛シリーズ。 「藍の襷」 色酢の麹造り職人・沙奈。
    「掌中ノ天」 根付職人に弟子入りするおりん。
    「姉妹茶屋」 妹の亥(いの)とともに秩父の峠で茶屋を切り盛りするそば打ち職人・蕗。
    「浮かれの蝶」 口寄せをする手妻師・市子。
    「おもみいたします」 揉み屋・梅シリーズ。

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    2023年01月17日
  • I love letter アイラブレター

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    自分が文通サイトで知り合った人と文通をしているので、手に取った本。
    まさにILLみたいな仕事ができたらなぁ…と思っていたので、そういう点でも惹かれるところがあった。ただ、自分が想像していた手紙を通してほっこり人と繋がる話、ではなく人とは繋がるけど人が死んでしまったり…という話が多かったので少しマイナス。

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    2022年12月13日
  • にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見聞帳

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    お糸が勤めるお屋敷の奥様は猫!?という歴史ファンタジードタバタコメディ。
    もう登場人物(猫物?)がかわいいし面白いし、あとお糸とだでぃーのやり取りとか、ぶっちゃけストーリーよりも、話のやりとりの言い回しの方が面白かったかも!!

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    2022年12月06日
  • もう一枝あれかし

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     表題作含む5編収録の短編集。
     いろいろな立場の男女が織りなす恋愛模様、それに付随するそれぞれの始末が同じ藩を舞台に描かれている時代小説。
     世の中、大抵のことは思うとおりにいかない。永遠に続く平穏な関係というのは珍しい。それでも人が人のことを思うとき、そこに直接の言葉はなくても感じ取るものがあるはず。そこに生まれたドラマを余すことなく伝えている作品集。
     時代小説というと、重厚で難しいイメージを持つ人も少なくはないと思うが、この作品集は難しい立場などを排除し、わかりやすく書かれている。

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    2022年12月02日
  • 弥勒(みろく)の月

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    小説の出来は良いけれど時代劇と言えるかというとそうでもないな(あさのファン曰く、他の時代小説は読まないがこのシリーズだけは手に取るというのもむべなるかな。)ということで☆ひとつマイナス。もしドラマ化するということになれば、現代の刑事物にするのがふさわしい。解説によれば(児玉清=昭和期の俳優だが、ミステリ小説を語らせてもなかなかのもの。)結末に収まりがつかずに続編を書いたもののまだ足りないと作者が語った由だが、往時の江戸を堪能したいこちらとしては続きを読む気はないかな。

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    2022年11月20日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    あさのあつこさんの【NO6】第9巻、最終巻。長い戦いは遂に終盤戦に突入し、幕を閉じました。が、ここまでの惹き込まれるようなストーリー展開ではなく最後は本当にらあっけなく終わってしまった印象です。もう少し盛り上げて欲しかった感が残ります。

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    2022年11月15日