あさのあつこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
縫箔(刺繍)屋<丸仙>の娘でありながら、針仕事は全く出来ず、代わりに市中の道場で男の弟子を負かしてしまうほどの剣の腕の持ち主であるおちえ。
大身旗本の家に生まれ見事な剣の腕を持ちながら、武士の道を捨て<丸仙>に弟子入りを懇願する吉澤一居。
折しも四年前に起きた連続殺人事件が再び起こり、そのことがおちえにも重要な転機として降りかかる…。
あさのさんの時代物は弥勒シリーズを始めいくつか読んでいるが、これはスルスルと読めてしまう。
弥勒シリーズと比べると年齢層が低いので青春物と言えるかも知れない。
また縫箔という職人技にスポットを当てたお仕事物の側面もあるかも知れない。
更にはおちえの一居に対 -
-
-
Posted by ブクログ
亡くなった人の声を聞ける主人公のお話ですが、
それをメインにした話ではなくて
地に足のついたというか、人生をどう選択してどう歩むか、という方向に進む話のように思う。
なので「不思議がたり」の方を期待して読む方には物足りなさがあるかも。
実際「見える(聞こえる)力のある人」は自分の人生の中にそういう不思議な事もあるけど、
普通に人生があって迷い悩みながら進んでいく「普通」の話なのかなと思ったり。
なんとなく「見える系の人」はそういう力を使って
霊能者とか占い師とかに進むイメージがあったもので。
不思議がたりよりこの主人公の進む道とどんな結末が待っているのか今後も楽しみです。