あさのあつこのレビュー一覧

  • にゃん! 鈴江藩江戸屋敷見聞帳

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    ネタバレ

    物語は架空の藩、鈴江藩の藩主・伊集山城守長義の正室・珠子につかえることになった、本所深川の豪商といわれる呉服屋・きぬた屋の一人娘・糸が主人公。つかえる珠子はなんと『猫族なんだけどちょっと不思議な一族』の長の娘。鈴江藩主に一目惚れし、正体を隠し、結婚したのだ。でも相思相愛の二人、娘の美由布姫にも恵まれ、そばでつかえるお糸も美由布姫の世話を任され、やりがいのある毎日。そこに妖し狐が鈴江藩を狙っているらしいことがわかる。邸を仕切る三嶋、珠子の父・ 権太郎など登場人物も面白い。

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    2018年06月05日
  • 桜舞う おいち不思議がたり

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    おいちの周りには、おいちと価値観が似かよった人々が集まってきて、江戸を生きる心意気を感じさせる。
    心がこもった人間像を作りだし、貧しさとともに一生懸命に生きる姿を読者に見せ、生きる活力を与えている。

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    2018年05月23日
  • にゃん! 鈴江藩江戸屋敷見聞帳

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    【収録作品】序/猫は世につれ、世は猫につれ/花咲く猫たち/寝転んでも猫/天晴れ、猫晴れ、江戸の空 
     気楽にことば遊びを楽しむ時代物。「さいとう高校」もののノリで本筋がなかなか進まず、時代物としては物足りないが、そこを読むものではないのだろう。

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    2018年05月08日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    ネタバレ

    最後にもやもやさせる展開もあるが、そこはもやもやしている所が面白い所なんだとも思う。火藍とネズミと紫苑が会う場面は見たかったというか読みたかった。次巻のbeyondにも期待したい。

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    2018年03月28日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7

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    矯正施設でのアクションが多い。矯正施設の話は期待していたので楽しめたが、つらい展開もある。これから話が終わりに近づいていくので次巻が楽しみ。

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    2018年03月28日
  • ラスト・イニング

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    後日談みたいな話ってのは、元ネタが面白ければ面白いほど、ハードルが上がってしまうわけで、いや、人によるだろうけど、しかも元ネタを読んだのが昔だと、面白かったとい記憶だけが膨れ上がってしまい、本当はそこまで良い人じゃなかったのになんかすげー良い人みたいになってる!ってな事になる。

    思い出ってのは恐ろしい。

    しかしこれが脳の仕組みだからしょうがない。というわけでその漠然とした記憶だけでは登場人物も半分くらいは覚えているのか覚えていないのか、これじゃ同窓会に行って皆が盛り上がってるのに自分だけついていけない的な寂しい気持ちになって、行かなきゃ良かった!もしくは今充実してるからあいつらについていけ

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    2018年03月19日
  • ランナー

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    青春小説だと思って読み始めたのだけど。
    中身は家族の、母親からの血の繋がらない妹へのDVなどもあって、ただの部活小説、青春小説じゃなかった。
    なんのために走るのか?なんのために っていう疑問とか持ち続けていきたいなって思った。

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    2018年03月17日
  • 地に巣くう

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    時代小説「弥勒」シリーズ第六弾。
    同心・信次郎と商人・遠野屋の
    好きでは決してなく、むしろ嫌いとも言えるのに、なぜか奇妙な付き合いが続いている。
    興味が尽きない。面倒なことになるのはわかってるのに、諾と答えてしまう。
    そんな遠野屋の揺れる心情が人間らしくて好き。

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    2018年03月03日
  • 木練柿(こねりがき)

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    ネタバレ

    星3つにしたが、本当は星3.7…(笑)
    シリーズ初の短編集。
    今回は信次郎、伊佐冶、清之助の周りを取り巻く人たちに起こる事件だが、やっぱり三者三様に事件に絡み、心が動いていくさまがおもしろい。
    不思議だ。なぜ、こうも魅了されているのか分からない…。

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    2018年03月03日
  • 夜叉桜

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    ネタバレ

    星3つにしたが、本当は3.5くらい。
    1巻よりもおもしろかった。
    遠野屋、信次郎、伊佐冶、三者三様の心理描写がおもしろい。
    そして、殺人鬼と化した人間の心理描写がおそろしくリアルだ。
    さらに、ミステリーとしても伏線が張られているにも関わらず、最後まで1本に繋がらない巧妙さ。
    ぐぐぐっと惹き込まれる感じではないけれど、無意識の間に続きを読みたくなってしまう、そんな中毒性のある1冊。

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    2018年03月03日
  • 地に巣くう

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    木暮信次郎が腹を刺されるところから始まる。
    それに、信次郎の父 右衛門の「過去」が係わっている。
    信次郎の右衛門への感情。それを遠野屋清之介が自分の父への感情と比較して観察する姿。
    表面的には、信次郎と右衛門との関係はまったく普通で、遠野屋清之介とその父との関係はすごく特殊な関係。
    しかし、ここで描かれる信次郎は、その父に暗い感情を持っている様に見える。
    今後、清之助は、父との関係を克服する方向にいくのだろうか?

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    2018年02月25日
  • バッテリーIII

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    ネタバレ

     なんというか、主人公たちが本当に青春をしてて、いい話です。

     いきなり、部活中止の事態に追い込まれて、憤慨する巧。
     野球とはいったい誰のためのものなのか? という疑問を彼は持ちながら、野球のできない我が身を歯がゆく思う。
     自分の関係ないところで、勝手に事態が収められ、勝手に何かを決められる、という状況を巧は好ましく思わない。

     しかしながら、再び野球が出来るようになった時に顧問から伝えられたのは、「紅白戦をやる」ということだった。

     本当に少年たちが真っ直ぐで眩しくて、申し訳ないくらいだったんですが、まあそれだかこその失敗もあるわけで、どうなるかはわからないですが、真っ直ぐな彼らの

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    2018年02月13日
  • 結界の森へ ミヤマ物語 第二部

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    自分には珍しいことだけど、第一部を読んでから数ヶ月経って第二部を手に取った。
    いよいよ透流がハギとウンヌの森へ入り、ハギのオカカを捜索する。
    物事が都合よく起こっていくなぁと思ったり、ウンヌの民が小人のように小さな人だと思っていたので、縮尺がよく分からなくなったりした。
    でも、見知らぬ世界での冒険譚は、どうしてもワクワクしてしまう。
    世界の不平等にどう立ち向かうかというテーマも見え始め、続きがきになる。
    見知らぬ世界を覆う、もったりと濃い闇が、読んでいると付きまとってくるよう。できればウンヌの住居等の描写をもっと詳しく読めたら、イメージがもっと深くなったかな。

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    2018年01月25日
  • 闇医者おゑん秘録帖

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    おゑんさんの生い立ち部分が怖かった。母として、読んでいて心が痛むところがあったものの、おゑんさんの魅力で最後まで楽しめました。

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    2018年01月24日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #9

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    最後のアレは必要だったのか? 中途半端なBL感なら、無い方がいい。やるならもっと、バーンとやってほしい。
    駆け抜けるストーリーは面白かったのに、全体的にくどい言い回しと、じれったいBLが残念。

    紫苑がたまに違う顔を見せるのは何だったのか?説明ないまま?そりゃないよ~。

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    2018年01月14日
  • ゆらやみ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    サクサク読めた。
    帯に書いてあるほど、官能的ではなかったような…。
    自分は手を下さずに周りの男が罪を犯していく、よく有る話と言えば、よく有る話。
    主人公がそこまでされる程の魅力があるようには、描写されていない。

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    2018年01月08日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

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    言葉の言い回しが、くどく感じられ、そっちに引っかかってしまう。せっかくストーリーは面白いのに、残念です。
    作者さんにメッセージを伝えたい強い気持ちがあるのは判るけど、何度も繰り返されると…。
    もっと簡潔に伝えてほしい。

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    2018年01月12日
  • 燦 4 炎の刃

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    じわじわ本筋が進んでいくので、一気に読めます。ティーンズ向けと思って読んでいると、ヒヤッとする描写も。。

    いつまで、微笑ましい3人のやり取りが見られるのか、今からどきどきです。

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    2017年12月28日
  • 神々の午睡

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    著者初の神話モチーフのファンタジー小説。神様たちの織りなす6編の話と書下ろしを収録。「友情」「恋愛」「戦争」「世界の危機」とシリアス&ユーモラスに楽しめます。

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    2017年12月18日
  • バッテリーIII

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    何となく2作目と同じような感想です。
    確かに面白い。でも、何となくパターン化されてきているような。。。
    今のところ巧・豪と海音寺などのキャラで持っているという気がします。
    この作品には?・?に有った著者あとがきが有りません。実はこの"あとがき"がとても良いのです。作者の真摯さにじみ出てきて。作品を褒めず、あとがきを褒めるのも変ですけど。。。。

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    2017年10月30日