あさのあつこのレビュー一覧
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ネタバレ嵐の夜、二人が出会う。
それが舞台の幕開けだった。それは果たして悲劇か喜劇か。
『再会を必ず』
崩壊した都市を背景に、二人は誓いを胸に退場する。
理想都市の崩壊と再生・・・。
火藍『生命を尊ばなければ。人であることとNO.6であること。二つを分かつのはそれでしょ。他社の生命をどこまで尊べるか、その一線だけでしょ』
紫苑『きみと出逢い、きみと言葉を交わし、きみと生きてきた日々が教えてくれた。ぼくには、誰かの用意した答えではなく、自分で掴み取った答えが必要なのだ。他人ではなく自分の。そうしないと、また同じ結果を繰り返す』
看護ロボットのアリア。ずっと一緒にやってきた”先生”が瀕死の状態で -
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『一年四組の窓から』の続編、中学3年生編です。
あさのさんの真骨頂?、ごくふつぅ、ごく等身大の、
4人の中学3年生の受験と卒業が描かれていますが、
進研ゼミ「中三受験講座」の連載企画に対する、
自主制約?のためか、ごくふつぅなよぅでいて、
要所々々に、何となく、不自然さも散見され…、
思いの外、リアリティが薄かったよぅな印象も…??
同じく同講座の連載企画で、中学1年生を扱った、
前々作『13歳のシーズン』の「年表作り」よぅな、
物語の軸となるエピソードもなく…、かと言って、
帰宅部の主人公に、何かしらのエピソードもなく、
個人の多様化が顕著となってくる、中学3年生の、
キレイな一面だけを -
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前作『13歳のシーズン』の続編かな~?って思いましたが、
仕切り直して、再び、新たな4人の中学1年生のお話でした。
ただ、前作と異なり、
中学2年生までといぅことで、何でかな~?と思いましたら、
進研ゼミの「中一講座」→「中二講座」にかけての企画もの、
といぅことで…、でも、続編として中学3年編が出るんなら、
1冊にまとめてくれてもよかったよぅな…。
内容は、
ごくごくふつぅ?の、ごくごく等身大の中学生を描かせたら、
さすがの安定感?のあさのさん!?、といぅ感じでしたが…、
1年分のボリュームに2年分を描いたため、各章が中途半端で、
前作の「年表作り」といったお話の軸になるテーマもないため -
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「バッテリー」の著者が描く、同じく中学生野球男子達の物語。心を閉ざした元ピッチャーの転校生と、ピッチャーが欲しい球児二人という、少年漫画でよくありそうな設定。そしてやはり、そのピッチャーの腕は確かなものである。祖母や母親がよく登場して関わって来るあたりが、少年漫画には無さそうな要素で、著者らしい点とも言える。出会ってからバッテリーを組むまでの話なので、野球の話というよりも少年達の「始まり」の話。人物達の心の変化を中心に描かれているので、小説の中でのスポーツの魅せ方や、息を呑むような試合展開などを期待すると肩透かしを食らうが、瑞々しい青春小説としては申し分無い。物語では終始、爽やかな青空や風や、
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ネタバレ短編。
妻と娘との生活よりもずっと前、
一緒に暮らしていた人との突然の別れ
死期が近づいてくるにつれて濃厚になる記憶。
それでもずっと寄り添ってくれた家族を選択した気持ち。
うまくいかない夫婦生活、
不思議な名前のバーに迷い込んだ幻想と現実の狭間。
美しさゆえに殺められてしまった職人の妻。
職人の夢にあらわれる妻が伝えたかったこと。
犯人の欲望が暴かれる瞬間。
故郷の桜でお花見をした思い出。
若くして亡くなった友人との記憶。
女を殺めてしまったことへの恐怖と後悔。
死んだものたちが、蛍となって浮遊する山。
自信のない夫婦生活、
病気の父が教えてくれたこと、守ってくれた事故。
蛍の