あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「本当に大切なこと」を教えてくれるお話がたくさん。
「謹賀新年」
父の突然の死により、若い継母と2人で年越しする女子高生。血縁はなくても、お母さんと呼べなくても、あったかい関係と、そこに不在の父がせつない。エピソードの一つ一つがほっこりして、その分悲しい。
「ぼくの神様」
水俣病だったりイタイイタイ病だったり。人災とも言える病気は存在する。最近では印刷会社の社員が続々と胆管がんに罹患し、問題になっている。
経済発展が落ち着いた日本ですらこうなのだ。神さまは自分の内にいる。トートが遺した言葉を抱いて踏み出したフユン。先が気になる。
「がんじっこ」
がんじっこで嫌われ者のシゲばあさん。彼女の -
Posted by ブクログ
久々のSF系ジュブナイル。
最下層に住む青年(少年?)の、辛い現実と未来へと伸びる夢、そして社会のクーデター。宇宙へ人類が進出している世界なのに、社会システムが王を頂点とした徹底的な格差社会なのが面白い。
けど・・・どっかで見たり読んだりした話だなぁ、と。
主人公のヤンも、親友のゴドも、ヤンの家族も、知り合った人々も。みんな、この手の話に必要な役割を割り振られた、型どおりの人物設定という感じがします。
でも、社会の底辺から「いつかは自分も」と上を見上げるヤンやゴドは、共感をもって応援できる若者の姿です。たぶん対象とされている若い方なら、彼らと自分を重ねて純粋に楽しめるのだろうなと思いま -
Posted by ブクログ
あらすじをみて、霧の街なんて、ちょっと宮部みゆきの「ICO」みたいだなと思いつつ購入。
内容はICOとは全然違う話でした。(当然 / 笑)
「霧の街」の設定は現段階では特に関係ない感じ?おそらく、今後の大きなカギになるんじゃないかなーという印象だけ。汚染されてますよ、というだけの演出なら霧じゃなくても、もっとわかりやすく汚染水とかヘドロとかの表現で良いと思うので、「霧」であることに意味があるんじゃないかなー、と考察してみたり。
今後、どう関わってくるのか、気になります。
物語は起承転結の「起」が終わった感じ。
面白かったので、続きも期待してます♪