あさのあつこのレビュー一覧

  • 白兎1 透明な旅路と

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    ネタバレ

    2014/5/2
    んー
    分類はようわからん。不思議な話。
    かこを必死に助けようとする場面は心を打たれるものはあったけど、この人は理不尽な人殺しをしてるわけで、自分の気持ちの置きどころに悩む。
    この話は結果的にみな救われてよかっただけで、やっぱり他人を殺してしまうぐらい絶望したんなら他人を殺さず一人で死んでくれと思う。
    とはいえそもそも一人で死ぬというのも難しく、自殺すると家族や友達の心も少し殺してしまうから、だれにも迷惑かけずにというのも幻想だなと。

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    2014年05月04日
  • 夢うつつ

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    No,6やガールズブルーを読んでいましたが、ここ数年ん離れていたので、久しぶりにあさのあつこを手にとってみました。
    今まであまり考えたことのなかったあさのさんの人柄にも触れられてよかったなぁ。現実と夢の交錯、すごく素敵です。
    現実と空想の世界はほんの一枚の薄っぺらい紙程度の隔たりもなくつながってるのかもしれません。
    自分の周りにもいくつも見つけられそう。これからの生活が少し楽しみになります。
    作者自身に興味のない人には些かとっつきづらいというか、読んでいて冷めてしまうかもしれません。私は好きでした。

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    2014年04月29日
  • 燦 1 風の刃

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    江戸から遠く離れた田鶴藩。その藩主が襲われた。疾風のように現れた刺客は鷹を操り、剣も達者な謎の少年・燦。筆頭家老の嫡男・伊月は、その矢面に立たされるが、二人の少年には隠された宿命があった―。尋常でない能力を持つ「神波の一族」の正体とは?

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    2014年04月28日
  • 神々の午睡(再編集版)

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    2009年に刊行された同タイトルを2冊に分化して児童書化したもの。

    「神々のための序説」「リュイとシムチャッカの話」「グドミアノと土蛙の話」「カスファィニアの笛」「神々についての断章」
    神と人の恋の話や、恋の為に愚かになった将軍の話など。
    お話は独立した短編なのでこの巻だけで十分楽しめるが、序説・断章を読んでしまうと中途半端感が残ってしまう。続刊も一緒に読むべきかと。

    CLAMPさんの絵は表紙のみで挿絵は無し。

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    2014年04月06日
  • 福音の少年

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    話の核心がぼやけていて、なんともスッキリしない内容。
    えっ、このまま終わってしまうの…
    っていうのが正直な感想。
    ミステリータッチの要素もあるのに
    火事の犯人像には言及せず。


    少年二人の心模様も理解が難しかった。

    解説本または、続編が是非とも必要。

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    2014年04月06日
  • ラスト・イニング

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    バッテリーのその後と、興味を持って読み始めたが・・・約40年前に中学で野球をしていた頃を思い出されるほどにバッテリーは本当に女性が書いたの?と思わされた作品のその後にしては、あまりにも現実味が無く残念でありました。

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    2014年03月26日
  • 待ってる 橘屋草子

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    ☆3.4
    料理茶屋『橘屋』の奉公人たちをめぐる短編時代小説。
    橘屋には仲居頭のお多代を中心に回っている。
    厳しくも、人にはやすやすと見せない愛情に溢れたお多代に心が暖まる。

    あさのあつこの小説にはいつもいい意味で泣かされてばかりだけど、この小説は少し違ったかな。
    心の表面をサラッと撫でられはしても、鷲掴みにされて揺さぶられるほどではなかった。

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    2014年03月22日
  • 神々の午睡

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    神様と人間の関係を取り巻く短編連作本。
    本当に午睡みたいに、物語自体に勢いはないです。ゆるやかで、全体の雰囲気としては童話に近いです。
    日々の疲れを癒してくれそうな、そんな一冊でした。

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    2014年03月19日
  • 結界の森へ ミヤマ物語 第二部

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    児童文学のジャンルに分類される作品でも
    充分、大人が読むのに耐えうる名作も多いけれど
    こちらは、大人が読むにはちょっと…です。
    子供向きにはとても丁寧に描写されていると思います。

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    2014年03月14日
  • ありふれた風景画

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    ちっともありふれた風景じゃないけど
    爽やかな青春ストーリー。
    女の子が女の子を好きって認めていく過程が丁寧に描かれている。

    内容はかなり生々しくてドロドロしている場面も多いのに
    あっさりと爽やかに駆け抜けていくのが不思議。これこそあさのさんの文章力だからなのだろうか。

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    2014年03月14日
  • 火群のごとく

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    ネタバレ

    少年剣士の友情と成長。

    あさのあつこ版蝉しぐれ? 全体的な印象は蝉しぐれだけど、話の筋はあまり近くなく、構成要素だけ。才能を見出されている剣士だったり、二人の友人だったり、お家騒動に巻き込まれていたり、誰が黒幕かわからないところだったり。でも林弥に透馬がいるのが、アクセントになっている。

    青春のひと時で話は終わっているから、この先が『蝉しぐれ』的展開になるのかと言われても困るけど。叶わぬ想いを抱き続けて、それをいつか昇華するというのなら、『蝉しぐれ』展開といえるかな……?

    あさのあつこは、「今」しか語らない。彼らの将来を、藤沢周平を頼りに思い描いてみたり。

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    2014年03月01日
  • 待ってる 橘屋草子

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    「薮入りには帰っておいで。待ってるからね」母の言葉を胸に刻み、料理茶屋「橘屋」へ奉公に出たおふく。下働きを始めたおふくを、仲居頭のお多代は厳しく躾ける。涙を堪えながら立ち働く少女の内には、幼馴染の正次にかけられたある言葉があったが―。江戸深川に生きる庶民の哀しみと矜持を描いた人情絵巻。

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    2014年01月26日
  • あかね色の風/ラブ・レター

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    ラブレターが良かった。

    小学生の純粋な気持ちや行動にすごく惹かれました。

    小学生の頃を思い出しましたーあの頃に戻りたい…(^o^)/

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    2014年01月23日
  • 夢うつつ

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     現実と物語の交錯。実力がある作家だからできるんだなと、じみじみ。

     短編集なので、一つ、一つ、味わいながら読めるのもいいな。

     日常と現実を上手にクロスさせているのはやはり凄いなと思う。
     個人的にはレンゲ畑の話が好きだな。

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    2014年01月23日
  • たまゆら(新潮文庫)

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    久々にあさのあつこを読んだ。

    真帆子の激情が、日名子の過去が、重くて苦しかった。それほどまでに「この人が欲しい」と感じた経験は私にはない。

    話の終わり方はあっけなかった。空白の期間に何があったのか知りたかった。

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    2014年01月11日
  • 福音の少年

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    面白くなかった。最初は、ルポライターからの視点で描かれ、不気味な少年2人が出てきたので、超能力系かオカルト系かと思ったら、肩すかしでした。

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    2014年01月08日
  • ラスト・イニング

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    あの試合の後日談を瑞垣俊二の視点で描いた。

    試合展開というよりは、青少年の心の有様を描いた作品だから横手が負けたという結果にしたと思った。巧と豪は散々悩んだ挙句に答えを出した。そして、本巻では秀吾と俊二が悩み答えを出す。

    原田巧という天才キャラな主人公より瑞垣俊二の方が著者は描きやすかったのではないだろうか。と、凡人の僕は思った。天才が何を考えているかなんて良く分からないし、それを一般人に伝えるのも難易度が高いだろうし。

    そして、最後に全巻通して思った事は、中学生時代、自分はこんなにも色々考えていなかった。自分以外のことにそこまで想いを馳せていなかった。

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    2013年12月21日
  • バッテリーIII

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    部活動禁止が解け、部内で紅白戦をしたり、他校と練習試合をしたりする。

    こんな中学生居ないだろうと思いつつも、主人公らの内面の描写が丁寧に書かれているので、一々共感してしまう。巻末の青波を主人公とした短編も中々良かった。

    それは願望でもなく夢でもなく、意思なのだ。自分の中を真っ直ぐ貫いていく一つの意志。掴み取ってみせる。

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    2013年12月21日
  • ぬばたま(新潮文庫)

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    「山」を神秘的で畏敬な存在と捉えた四話の怪綺談。不思議な怖さがありますね。一話目は、繰り返される踊りのフレーズが印象的でした。「左手がひょい 横に流れて 斜めに下がる 右手を翳して」これだけで不気味な感じですよね。背筋がぞぉ~としてきます。気に入ったのは四話目ですね。哀しい話なのに結末に心が温まります。死者を山に還す責を負っていた久美子さん、良かったですよね。

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    2013年12月07日
  • アニメディアブックス 神々の午睡 金の歌、銀の月

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    神々の午睡シリーズ新作!
    ハードカバーで出して欲しかったな。

    音楽を無くした国エスタルイカをリュイと死神グド、風の神ピチュは救うことができるのか。

    やっぱり最初のサナエのところが消化不良。何か繋がりがあるのだろうか。

    グドは相変わらず何だかんだ可愛いかった。死の神なのに。
    リュイとピチュもアホの子で堪能しました。

    いやもう何と言ってもイムニネッタ食べたい。美味しそう。だらり。

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    2013年12月05日