あらすじ
地球を飛び出したヤンは、自らを王女と名乗る少女ウラと、忠実な護衛兵士スオウと出会う。彼らが船の行き先にと強制したのは、幽霊海賊船となったヴィヴァーチェ号が輸送船を襲った地点。そこに突如、謎の船が現れ!
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Posted by ブクログ
あさのあつこさんの作品は40作以上読んでいますが、この作品はあさのさんのいろんな作品を混ぜたような感じでした。例えば「No.6」に似たような場面も、あさのさんの短編に出てきていたような場面も見受けることができました。お話もこれからってところで終わっていて、正直物足りなさを感じています。ですが、やはりあさのあつこさんらしい書き方で、読者に大切な問題をなげかけているように感じます!自分と同じ人間であるのになぜ殺めるのか。なぜ裏切るのか。児童文学作家としては、本当に素晴らしい議題を私たちに与えてくれるなぁーといつも感心してしまいます。
物語的には緊張感やスリルもあり、おもしろいです!夢中で読んでしまいました。人間関係として読んでいくなら、「バッテリー」は、部活仲間や家族のことが書いてあり、「No.6」は、壁の外と中の人のことを書いてるとしたら、「ヴィヴァーチェ」は家族・兄妹ってところですかね。考えさせられます。
Posted by ブクログ
あら?あらら?
もしかしてこれで終わっちゃうんですか??
ヤンがクルーとして、やっと仲間に認め始められたところ。
結局ちょっと賢い雑用というイメージが拭えないままでしたよ(笑)
「NO.6」同様、中盤以降は駆け足気味であっさりと終わっちゃいました。
なんであさのさんは、いつもこうなんだろうなぁ、、、
シリーズ物どれも面白いんだから、もっと大切にして欲しいのだけれど。
ところでフールココの存在は、アリなんでしょうか^^;