あさのあつこのレビュー一覧

  • 白兎2 地に埋もれて

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    ネタバレ

    死者の魂を行くべき場所に行かせるべく、死者と生者との橋渡しをする存在、白兎をめぐるシリーズ2作目。
    このシリーズはどうやら自覚のない死者が出てくるのがお約束のようなので、誰が死んでいて誰が生きているのか推測しながら読んだけど見事に外れた。今回の主役は心中未遂(?)をおこした女性で、当然ながら彼女の内面はかなり暗いものだったけど、だんだんと謎が解明されていき、最終的にはなかなかいい読後感で終わってよかった。

    しかしあさのさんは児童文学も書くので、最初はこの表紙といい本のサイズといい児童文学かと思って手に取ったので、ちょっと驚いた。間違って児童書の棚に置かれたら結構まずいんじゃないかと思う。

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    2013年01月24日
  • 白兎3 蜃楼の主

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    ネタバレ

     二つの話がつながっているとは思わなかった。
    爾は、人をいのちとして見る、木偶としてみない人。達樹はそうでなかったということか。自分が誰なのかを忘れるなということば。2でも自分の気持ちを大切に生きる事が書かれていた気がする。自分が自分として生きることができなかった達樹が気の毒。

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    2013年01月20日
  • バッテリーV

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    横手二中との非公式試合に向けて、巧と豪、門脇と瑞垣と海音寺がそれぞれ変化し、成長していく。

    それにしても、再試合への取り組みだけで、よくもここまで話しが続くものです。

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    2013年01月16日
  • 白兎2 地に埋もれて

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    自分を埋めた人を憎まずにいられるのは、ある意味心が凍りついてしまった、人生を生きていない人なのでしょう。
    母娘の関係は母の影響力が大きいだけに、仲が良すぎてもややこしいけれど、こじれると殊更ややこしい。
    そして、性犯罪の被害者が加害者として一遍してしまう社会は本当に怖いし気の毒だと思う。これが集団心理の怖さなのだろう。

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    2012年12月27日
  • ありふれた風景画

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    ネタバレ

    再読だけど細かい所はけっこう忘れてた。現役女子高校生だった頃に読んでたら違った捉え方だったかも。今読むと大人として客観的に瑠璃や周子を見てる感じだった。

    男の人を好きになれないというところに共感はできないけれど、異常と思われるんじゃないかとか拒否されるんじゃないかとか、とても不安で苦しいんだろうなと想像した。相手の気持ちに応えたいと思っても、やっぱり戸惑いはあるんじゃないかな。

    この後2人がどうなったのかが気になるところ。

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    2012年12月25日
  • ありふれた風景画

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    帯に「十代って、残酷な年代だ。」そう書いてあって興味を持った。この本を読んだのは十代だった。だからこそ読んだ。確かに自分の十代も残酷だったのかもしれない。

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    2012年12月20日
  • ありふれた風景画

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    始まりは好き。
    全体的にあまり共感が出来なかったのは年を取ったからか。

    こういう風に老けていくのなら悪くない。
    つらい経験をも超えて成長していく感覚はとても若くて、そうありたいと思う。

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    2012年12月17日
  • 白兎1 透明な旅路と

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    以前読んだことを忘れていて再読。ミステリーのようなファンタジーで独創的な世界観に引き込まれます。あさのさんの、暗い森の描写はやっぱりすごい。内容云々より、景色描写の静謐さや湿度感に惹かれます。

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    2012年11月27日
  • 白兎3 蜃楼の主

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    「メフィスト」に連載されたものの単行本化で、シリーズ3作目。

    平安京で人を殺すのを愉しむ盗賊狗丸を待っていたのは、故郷に残したまま死んだ妻の亡霊。

    それと繋がりそうもない、現代の男子高校生。しかし夢の中の通り魔事件に絡んで、とんでもない展開になってゆく。

    ミステリーというか、ファンタジーというか、あさのワールド(笑)。

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    2012年11月27日
  • 夜のだれかの玩具箱(おもちゃばこ)

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    仕舞い夏の海
    うちの猫は鼠を捕りません
    夢女房
    お花見しましょ
    蛍女
    もう一度さようなら

    ~あらすじから~
    恐怖や迷いに立ち止まってしまった大人たちの、切なくてちょっと妖しい世界を詰め合わせました。

    あさのあつこさんの本は、ほとんど読んだことがなく、バッテリーのイメージが強かったのだけれど、
    この本は、登場人物も話の内容も大人向けだった。時代物って読み辛いものあるけど、こちらの時代物の話は読みやすかった。

    そして、
    なんともいえない気分になった。
    蛍女を一番最後に残して読んでしまったからだ。
    短編って、読む順番が大切なこともある。

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    2012年11月21日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #5

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    ちょっと間があいてしまいましたが、やって来ました矯正施設!

    紫苑は危うい子ですね。
    怖いくらい真っ白だから、どう変化するか分からない子。ゆえに危うい。

    イヌカシとシオンがこの物語の希望になればいいなと。

    「再会を必ず。」

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    2012年11月20日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

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    今回の巻で、徐々にですNo.6の背景が見えてきましたね。

    ネズミ、何かがあるとは思っていたけれど
    そうだったのかぁ。

    今一番気になるのは沙布のこと。
    どんな風になってしまったんでしょうか。。

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    2012年11月15日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #4

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    とうとう矯正施設へと侵入してしまいましたね。

    さて、紫苑はこれからどう変わっていくのでしょうか。

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    2012年11月14日
  • ぬばたま(新潮文庫)

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    青春小説の名手であるあさのあつこさんが描く山を舞台にしたホラー。
    私の妻の実家が、まさに物語の舞台のような山奥にあり、夜に煙草を吸うため外に出ると、漆黒の闇にそびえる姿と表現不可能な音に、何度となく恐い思いをした。
    生命の源は海にあるというが、死者が還る場所は山なのかもしれない。

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    2012年11月02日
  • 夜のだれかの玩具箱(おもちゃばこ)

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    「朝のこどもの~」よりは大人向けの物語って感じがした。背筋が寒くなるような話も。最後まで読んでからもう一度「仕舞い夏の海」を読み返した。

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    2012年10月25日
  • 朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)

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    本当におもちゃ箱みたいにいろんな物語が詰まっている。主人公も世界観も設定もばらばらなのに、どの話も好き。このあとどうなっていくのかが気になるけど、読み手が自由に想像していいんだろうな。

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    2012年10月25日
  • 木練柿(こねりがき)

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    旅行のために買った本3。時代小説。使われる熟語がどうも江戸ではないように思えてやはり引っかかるが、それでもイヤミなくらい出来る男たちのやり取りにハマる。

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    2012年10月21日
  • 燦 3 土の刃

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    ☆3.5

    文庫用書下ろし、3巻。まだ、終わらない。

    やっと若が殿になるところ。この若が私には魅力的。

    不穏なものの正体もわかってきたような?わからないような?苦笑

    新しい、文庫は字が大きい。だから、ちょっとだ。

    あと2巻くらい続くかな?

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    2012年10月15日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #7

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    遂に矯正施設最上階へ到達。
    あさのあつこの詩的な心情表現は好きなのだが、あまりに入れ込みすぎるのも如何なものかと最近思うようになった。そうでなくても展開が遅いのに、現実枠の時間経過より、回想場面の描写の方が多くなっているように思う。回想の中で更に回想、という場面もあり…とにかくなかなか進まない。
    紫苑とネズミの立ち位置がいまだ安定しない。極限に追い込まれていけば、お互いに今まで知らなかった部分が表出してくることもあるだろうが、この薄い1冊の中だけでもフラフラとしていて、少しだけイラっとしてしまった。
    新書版はもう最終巻まで発刊しているそうなので、文庫版もさっさと出して欲しいところなのだが、大人

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    2012年10月10日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #6

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    NO.6誕生の秘密が明らかになる。ネズミの過去も。
    せいぜい年に1巻ペースの発刊なので、毎回そこまでの話を思い出すのが大変。

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    2012年10月08日