あさのあつこのレビュー一覧

  • スパイクス ランナー2

    Posted by ブクログ

    また新たなキャラクターが登場した
    三堂貢。
    彼もまた、走ることに心奪われた一人なのだろうか。

    ランナー1で、魅力的なキャラクターが多いといことに触れたが、
    この貢もまた、
    「やられたー」
    と感じるキャラクターだった。

    きっと私は何かに一心になっている人に
    人間的魅力を感じるのだと思う。
    それは年齢に関係なく、
    子どもでも、大人でも、だ。

    嫉妬に近い憧れなのだろう。
    自分自身が、
    一つのことをやりきった
    という経験にあまりに乏しいから。
    熱中することで何かを失ったり手放したくない
    と思ったことがないから。
    あまりに平均的で、平凡。

    そういう意味でも
    貢選手の今後の活躍に期待してしまった。

    0
    2013年07月31日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #8

    Posted by ブクログ

    №6の#8。こんな薄い本を1年毎に出すこともなかろうと思いながら、さりとてまとめて読むことも出来ず、今年もまた手に取る。
    前巻の内容を朧に思い出しつつ読むお話は、紫苑とネズミの脱出行を中心に、イヌカシと力河、火藍と混乱した市民達というパートに分かれて進み、いつものように気になる青臭さは残しつつも、引き続きスピーディーに展開する。
    矯正施設の秘密やマザーの謎はあんまり良く分らず、『もうすぐアレが覚醒する』とか『やっと来たか、お前を待っていた』の続きがこれかいという感じなのだけど、取り敢えず漸く佳境に差し掛かり、これまでのお話がどう収束するのか、ちゃんと終わるんでしょうねって感じで、to be c

    0
    2015年10月03日
  • ラスト・イニング

    Posted by ブクログ

    当たり前の話だが、良くも悪くも「バッテリー」の世界の延長であり、受け取る肌感覚は変わらない。
    もちろん上手い。
    が、外伝のウィークポイントというか、"やっぱり本筋に比べると…"という感想を抱くこともまた事実。
    スピンアウトものであっても、オリジナルに匹敵する、あるいは超越さえもするような作品も時にはあるのは確かだが、今作の場合はちょっとだけマイナス方面に振れたような印象がある。
    あくまで後日譚であり、"熱"、のようなものが及ばないというか。
    著者特有の、少年を高みへと美化させた言い回しの数々も、少しだけ煩く感じたかも。

    0
    2013年07月24日
  • NO.6〔ナンバーシックス〕 #8

    Posted by ブクログ

    文庫化にて再読。そうだ8巻はここで終わるのだった、と急いた気分で読み終えた。紫苑とネズミのみならず、みんなそれぞれの場所でじぶんなりに戦っている。どうでもいいことなのだが、29頁のネズミのセリフにある“恋人”ということばを読んで、「えっ、ちょっ、あさのさんなんというぶっこみを!」と仰天したのだが、落ち着いてもう一度セリフを読み直したら“変人”だった。「あ、ですよねー」とすぐ冷静さを取り戻したが、あの5秒間くらい、わたしは本気でネズミが「恋人に出逢った記念日でもある」と言ったとおもっていた。びっくりである。

    0
    2013年07月22日
  • 火群のごとく

    Posted by ブクログ

    少年と言って良い年頃の4人。人それぞれの生き方があるが、主人公、仲間、突然飛び込んで来た、亡き兄の弟子。剣の技に魅せられて、それを機会に道場の兄弟子に、果敢に挑んでいく。知らぬうちに強くなっていく。居候となった、亡き兄の弟子に、剣を教わり精進していく。ただひたすらに、真っ直ぐ。襲われて、思わず刀を抜いてしまい、切ってしまう。亡き兄の死因、犯人を捜して、色々周りに影響を与えてしまう。真犯人は誰か?義理姉への切ない恋心。青春小説。

    0
    2013年07月21日
  • 燦 3 土の刃

    Posted by ブクログ

     燦シリーズ第3弾。
     江戸に来て、大きな陰謀が動き出している。伊月と燦の父、伊佐衛門が何を考えているのか気になる。

    0
    2013年07月20日
  • グラウンドの空

    Posted by ブクログ

    単行本みて、文庫化を待ち望んでいたので発売してて嬉しかったです。2日くらいで読み終えました。

    「バッテリー」では、ピッチャー目線中心で書かれていましたが、こちらはキャッチャー目線が多くかかれています。

    あさのさんらしい心の強い少年が主人公です。主人公の瑞希は整っていない環境のなかで、諦めたり、仕方ないと納得してしまったりすることを嫌だと思える雄気堂々とした心を持っています。そして、ピッチャー透哉は過去にいろいろあり、野球から逃げ、それでも野球を捨てることが出来なかった大人しい子です。私は主人公のキャッチャーよりもピッチャーの方が、個性が強くて好きです。

    透哉は、色んな人に影響をあたえる子

    0
    2013年07月12日
  • 燦 4 炎の刃

    Posted by ブクログ

    登場人物が増えてきた。
    巻を重ねる毎に、更に黒い人物が登場する。静門院の出現に、須賀屋や圭寿の黒さが本領発揮される前に影を薄くしてしまった。この先活躍の場はあるのかな。

    0
    2013年07月09日
  • 燦 2 光の刃

    Posted by ブクログ

     筆頭家老を父に持つ伊月。田鶴藩主の次男であった圭寿に仕えていたが、兄の死により世嗣となり、江戸で時期藩主として将軍への拝謁や幕臣たちへの挨拶をこなし、江戸の藩邸で暮らしている。世嗣として生きる決意をした主を懸命に護ろうと誓う伊月。まだまだ、物語の途中、今後の話の展開が楽しみです

    0
    2013年06月23日
  • スパイクス ランナー2

    Posted by ブクログ

    あおいほんとに戻れてよかった‼
    貢くんというライバルができて、その後がますます楽しみ。
    マネージャーの恋もいいね❤

    0
    2013年06月21日
  • ヴィヴァーチェ 宇宙へ地球へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    宇宙ものだから地球外生命体が出てくるのは不思議じゃないんだけど、どういうこと?って考えながらよんでた答えが、何にでも変形できる生命体ってのはちょっと反則臭いよね(笑)

    良い感じに進んでるので、次巻が楽しみです。

    0
    2013年06月20日
  • 燦 4 炎の刃

    Posted by ブクログ

    ここで終わるか!
    物語の広がりと深みがさらに増した巻。肉食系な前後嗣の愛妾の登場、闇神波の謎、定府と勤番の確執、篠音の拉致、そしてついに伊月も…
    モノローグから現実描写へ、上へ下へそして後へと華麗に流れる映像的な視覚描写。技を駆使して一気に読ませる。
    しかし、もうちょっと厚くならんものか。

    0
    2013年06月09日
  • 燦 2 光の刃

    Posted by ブクログ

    《本文より》
    どのような記録も藩の記したものである限り、領民の生の声は残されてはいないだろう。
    しかし、そうゆう声をすすがとしなければ、藩の将来はいずれ立ち行かなくなる。

    伊月は膝の上でこぶしを握る、
    何というおんだろう。
    既に向後を見据えておられる。
    それなのに、おれときたら、小賢しい諌言などしたり顔で口にした・・・
    恥ずかしい。

    0
    2013年06月03日
  • 偽りの支配者 ミヤマ物語 第三部

    Posted by ブクログ

    完結編。

    だいぶ駆け足でしたが、救いのあるラストでよかった。
    成長した透流とハギが再会したりしたらおもしろいですね。

    0
    2013年05月31日
  • 神々の午睡(再編集版)

    Posted by ブクログ

    【収録作品】神々のための序説/リュイとシムチャッカの話/グドミアノと土蛙の話/カスファィニアの笛/神々についての断章

    0
    2013年05月28日
  • 10代の本棚 こんな本に出会いたい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わって10代が遠くなったことにしばらくぼんやりする。
    なんでこんなに焦ってるんだろう。
    なんでこんなにヒリヒリするのかなあ。
    あさのあつこさんと12人の方々が自分の本との出合いと思い出の本について語る。
    10代のみなさんへの語りなんだけど、それぞれの本への想いや出会いに妙に嫉妬してしまう。

    ちびちゃんたちには読書を無理強いせず、さりげなく?読み聞かせていこう。読むなら「やっぱりこういうの」じゃなくて自分も楽しかった本を読もう。

    それにしても、「ライ麦畑でつかまえて」「赤毛のアン」が人気。
    全く印象の違う2冊なのに、確かにあの頃から私にも大切な本だなあ。
    今読んでも「ライ麦」のあの高熱

    0
    2013年05月22日
  • 木練柿(こねりがき)

    Posted by ブクログ

     弥勒シリーズの第三弾。
     シリーズの登場人物、主人公の遠野屋清之介ほか、同心木暮信二郎や岡っ引きの伊佐治の家族などが出てくる短編集。これまでのような大きな事件が起きた訳ではないけど、清之介の商人としてだけではない人心掌握術のすごさ、それはそうしようと意図してしていることではないすごさ、同心信二郎の事件の概要のとらえ方(本人曰く、下絵を描くようなもの)が読んでいて面白い。

    0
    2013年05月13日
  • 朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     なるほど、夜の玩具箱よりは希望が感じられるかも。

     ☆ぼくの神さま
        やっぱり正義感の強い人って、いなくなってしまう…
        ただ、人々の心には残る。

     ☆がんじっこ
        自分の生き方を貫くのですね。

     ☆しっぽ
        スギくん、いい子だ。

     ☆この大樹の傍らで
        これ好き。巻末の解説までしっかり読んで
        よかった!
        結末を勘違いしたまま切なくなってたので。
        生きててくれてありがとう!
      

    0
    2013年05月11日
  • NO.6 [ナンバーシックス](6)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネズミの辛い過去が明らかに。
    ネズミが苦しんでいるときに紫苑はのびのびと暮らしてた、それは仕方のないことだけれど、No.6に住んでいた紫苑からすれば罪悪感はあるのは当たり前だよね。
    紫苑って愛されキャラだなぁって改めて思った。紫苑と関わる人、みんな紫苑のこと好きだよね(笑)

    0
    2013年05月07日
  • 晩夏のプレイボール

    Posted by ブクログ

    「甲子園」がテーマの野球にまつわる短編集。

    まさに甲子園を目指している少年、
    女性であるがゆえに、野球が続けられなくなった少女、
    嘗て甲子園に出場した中年・・・、
    一言「甲子園」と言っても、様々な切り口があります。
    しかし、何れも、甘酸っぱく、懐かしい青春時代の
    1ページなんですね。

    でも、なんで「甲子園」と言うと、夏の大会なんですかね?
    一応、春のセンバツ大会もあるんだけど。

    0
    2013年05月03日