【感想・ネタバレ】白兎1 透明な旅路とのレビュー

あらすじ

一時の絶望に駆られ、行きずりの女を絞殺した吉行明敬。殺人現場から離れようと自動車で山道を走る途中、彼は古臭いおかっぱ頭の幼女を連れた、白兎(はくと)と名乗る不思議な少年に出会う。「お家に帰る」という幼女と、付き添いだという少年。やむをえず2人を車に乗せ山間の温泉宿にたどり着くが、吉行は白兎たちの不可思議な言動に混乱していく。

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Posted by ブクログ

白兎(はくと)シリーズ第1弾。「白兎」という名前の少年と出会ったとある男の再生の物語。癒やされるストーリーだけに難解な漢字が蛇足に感じます。

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2013年06月25日

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一時の絶望に駆られ、行きずりの女を絞殺した吉行明敬。殺人現場から離れようと自動車で山道を走る途中、彼は古臭いおかっぱ頭の幼女を連れた、白兎と名乗る不思議な少年に出会う。「お家に帰る」という幼女と、付き添いだという少年。やむをえず2人を車に乗せ山間の温泉宿にたどり着くが、吉行は白兎たちの不可思議な言動に混乱していく。

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2017年06月22日

Posted by ブクログ

行きずりの女とホテルに入り、理由もなくその女を殺し、あてもなく逃走していた吉行。
吉行の運転する車の前に、あどけない幼女を連れた、不思議な少年が現れる。
幼女の家は、吉行の捨てた故郷のそばの山村だという。
2人を乗せ山道を行くうちに、吉行の心に過去の思い出が去来する。


謎めいた少年、白兎に導かれるシリーズ第1作。ほぼ全編吉行の内面の描写で、最大の謎である『白兎とは何者か』は明かされない。
ふわふわと読まされてしまったけれど、読み終えてもふわふわ。
うーん、続きを読もうかどうしようか。

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2017年04月20日

Posted by ブクログ

行きずりの女を絞殺した『吉行』は、逃げる途中の山道で幼女を連れた少年と出会う。不思議な雰囲気の少年と家に帰るという少女を送っていくことにした吉行だったが・・・。


この地方では神の使いという意味を持つらしい『白兎(はくと)』という名をもつ少年。彼の正体はよくわからないながらも、人ならざる者、死者を送り届けるのが役目だというのがおぼろげながら見えてくる。なんにせよ子どもが死ぬ話は辛い。
どうやらシリーズらしいので、今後少しづつ明らかになっていくのかな。

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2015年10月19日

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ネタバレ

2014/5/2
んー
分類はようわからん。不思議な話。
かこを必死に助けようとする場面は心を打たれるものはあったけど、この人は理不尽な人殺しをしてるわけで、自分の気持ちの置きどころに悩む。
この話は結果的にみな救われてよかっただけで、やっぱり他人を殺してしまうぐらい絶望したんなら他人を殺さず一人で死んでくれと思う。
とはいえそもそも一人で死ぬというのも難しく、自殺すると家族や友達の心も少し殺してしまうから、だれにも迷惑かけずにというのも幻想だなと。

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2014年05月04日

Posted by ブクログ

  このシリーズをこの本から読んだらさっぱりわからないだろうなあ。もう少し説明があってもいいのでは?もやもやが残る話だった。吉行という人もも一つわからなかった。

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2013年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前読んだことを忘れていて再読。ミステリーのようなファンタジーで独創的な世界観に引き込まれます。あさのさんの、暗い森の描写はやっぱりすごい。内容云々より、景色描写の静謐さや湿度感に惹かれます。

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2012年11月27日

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