あさのあつこのレビュー一覧

  • バッテリーIII

    Posted by ブクログ

    何となく2作目と同じような感想です。
    確かに面白い。でも、何となくパターン化されてきているような。。。
    今のところ巧・豪と海音寺などのキャラで持っているという気がします。
    この作品には?・?に有った著者あとがきが有りません。実はこの"あとがき"がとても良いのです。作者の真摯さにじみ出てきて。作品を褒めず、あとがきを褒めるのも変ですけど。。。。

    0
    2017年10月30日
  • バッテリーV

    Posted by ブクログ

    あらすじを書きながら再認識するのですが、なんとストーリー展開の遅いこと。なかなか再試合が始まりませんね。一球投げるのに15分は使った、昔の「巨人の星」並か(笑)。
    元々ストーリーより登場人物のキャラで読ませる作品でしたが、前巻から瑞垣なんてややこしいキャラを入れたものだから、ますます話が遅くなるし、余りにキャラが個性的過ぎて、既に”絵の無いマンガ”の世界です。
    最終巻を期待しましょう。

    0
    2017年10月30日
  • 燦 1 風の刃

    Posted by ブクログ

    和風No.6?…違うか。

    一巻なので設定説明で終わりました。
    伏線たっぷり。

    表紙から児童向けかと思い、やけに生々しい描写だな…と思ったら、文春文庫だったんですね。
    読者層どこを狙ってるんだろう…?

    0
    2017年10月06日
  • 燦 8 鷹の刃

    Posted by ブクログ

    皆思うところに収まって大団円、と思っていたら、最後に波乱と大きな秘密の暴露。当初から決めていた設定だったとは思うが、内容の重要度に対して少しページが足りなさ過ぎたのではないか?8巻全体を渡って見ると、バランスの悪さに残念さを覚える。
    佳寿と伊月の顛末の描き方はまぁ仕方ないとして、燦は?タイトルにまでなっている主役の一人なのに、最後は脇に放置されてしまった感が否めない。

    0
    2017年09月25日
  • マウンドの神様

    Posted by ブクログ

    【収録作品】あさのあつこ「梅里駅前商店街の熱い風」/朝倉宏景 「絶対的最後」/荻原 浩 「わが家の高校球児」/早見和真 「あの日、監督ががうなずいていれば、僕は――」/東川篤哉 「カープレッドより真っ赤な嘘」/宮下奈都 「空くじなしの宝くじ」/額賀 澪 「肩車の権利」/須賀しのぶ 「甲子園に帰る」

    0
    2017年09月07日
  • かわうそ お江戸恋語り。

    Posted by ブクログ

    産毛な娘の純真の恋心が、平穏な少女の日常を
    嵐の様な人生に脚を踏み出させる。
    人の恋情は時として、予想外の行動をしてしまう。
    八重に仕えるおちかの誠実さも外せない。
    復讐に燃えたかわうその心さえも変えてしまう
    切なく激しい恋心がよびおこす事件。

    0
    2017年09月05日
  • 燦 8 鷹の刃

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんていうか… 
    伊月があんまりだ…(泣)

    読書再開して探してみたらもう完結していた、という事で
    7、8巻続けて読んだのですが
    7巻読み終わった時点で
    あと1冊で終わるのか?
    こんなに薄い本なのに?
    一体どこに向かっているんだろう?
    諸々の事情で無理矢理まとめて終わるのか?と思いつつ
    読んだら…
    これは…

    こういう終着点を目指して書かれた物語だったのかと思うと
    寂しい気持ちになりました…

    夢や希望の部分(と思っていた)「神波碧空伝」も
    最後に「こうなりましたよ」と出ただけで…

    もっと広く広がって行く物語だと思っていたので
    (名君として名を残すに至る所…隠居するくらいまで紡いで行ってくれ

    0
    2017年08月30日
  • ガールズ・ブルー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。十七歳の誕生日を目前に理穂は失恋。身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較される。でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。葛藤しながら自分自身を受け入れ愛する心が眩しい、切なくて透明な青春群像小説。

    【感想】

    0
    2017年08月22日
  • 待ってる 橘屋草子

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    あさのあつこさんは時代小説も書くのか!と思いつつ手に取った一冊。
    料亭橘屋をめぐる物語。
    各話、切ない内容だが、芯が通ってしっかりした内容。
    お多代の存在が大きい。

    0
    2017年08月10日
  • かわうそ お江戸恋語り。

    Posted by ブクログ

    お八重の想いが強くて、怖いです。自分の想いだけで衝動的に動いてしまうことから、周りを見られるようになってくることとの成長が描かれていますが、あれは成長しているのでしょうか?結局、自分の思うままに行動して終わりました。考えられる範囲は広がったけれど、後にも先にも、結局行動は変わらない、恋って凄い酷いってことだなぁと。まさに盲目。いろいろ理屈をこねまわして考えてはいるけれど、自分中心なのは変わらないです。
    まぁ、恋じゃなくても、基本人は自分中心なんだろうなと。

    0
    2017年07月30日
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは.....。
    読後、複雑な心境になった。
    no.6崩壊前の話は楽しく読めたのだが、崩壊後の話が・・・。

    全編を通して、紫苑という人間の危うさは分かっていた。
    覚悟はしていたが、実際、文章で読んでしまうと、少なからずショックを覚えた。

    更に、この物語を続けようとするなら、紫苑という人間を、一度は負の方向に向けなければならないだろう。
    この先の紫苑を見たいか・・・・。
    今の気持ちは、『崩壊』で終わらせたままで良かったのでは?と思っている。

    0
    2017年07月25日
  • 桜舞う おいち不思議がたり

    Posted by ブクログ

    2017.7.23 ★3.2

    「おいち不思議がたり」の第2作。
    前作に比べると単調なストーリーになってしまっているのが残念ですが、おいちの淡い心の動きなど、おいち自身の成長が見えます。


    ↓↓↓あらすじ↓↓↓
    「おいちちゃん、怖いよ。助けて……」。――胸騒ぎを覚えたおいちは、友のもとに駆け付けるのだが。
    江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは17歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているのだが、そんなおいちの身にふりかかるのは、友の死、身内の病、そして自分の出生の秘密にかかわる事件等々。おいちは、様々な困難を乗り越え、亡き友の無念を晴らすことができるのか

    0
    2017年07月23日
  • 10代の本棚 こんな本に出会いたい

    Posted by ブクログ

    ジュニア新書は、総じてジュニアじゃなくても十分に満足のいくクォリティが保たれているけど、これも質は悪くない。でもやっぱり、10代で読んだ方が良さそうな内容。テーマがテーマだから、そら当然っちゃ当然なんだけど。読んだことのない本の中で、これからでも読みたい、って思えるものもいっぱいあったけど、10代で出会いたかったかも。そんな感じでした。

    0
    2017年07月22日
  • 復讐プランナー

    Posted by ブクログ

    いじめが主題なのに、重くなり過ぎない。
    こんなプランナーがいてくれると安心かもしれない。
    親に言えないことを自分たちだけで解決して大人の階段を上っていく様子が頼もしい。
    まさかの展開、そして続編。
    更なる続編も読んでみたい。
    ーーー
    中学校に入ってまもなく、突然いじめられる日々がはじまった雄哉と章司。怒りと悔しさに立ちすくむ二人の前に、「復讐計画を考えるんだ」と誘う不思議な先輩が現れたーー。あさのあつこが贈る、生き抜くための青春小説。その後のプランナーたちの活躍を描いた、描き下ろし続編「星空の下に」を特別収録。

    0
    2017年07月07日
  • 燦 5 氷の刃

    Posted by ブクログ

    伊月ピンチ!
    伊月はもっと幸せな人生を歩んでほしい・・・

    内容(「BOOK」データベースより)
    燦、助けてくれ。頼む、燦。―圭寿の亡き兄が寵愛した側室・静門院の住まう屋敷からの帰り道、刺客に襲われた伊月は、生死の境をさまよい続ける。正体を現さぬ敵、闇神波への激しい怒りに揺り動かされる燦が静門院のもとを訪ねると、予想外の真実が明らかになり…。少年たちがもがく、文庫オリジナルシリーズ第五弾。

    0
    2017年06月28日
  • グリーン・グリーン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    だいぶ前に読み終わって、感想書くの忘れてた…。
    なんだったかな。
    えーと、自転車の高校生との出会いが格好良すぎます。

    0
    2017年06月25日
  • 白兎1 透明な旅路と

    Posted by ブクログ

    一時の絶望に駆られ、行きずりの女を絞殺した吉行明敬。殺人現場から離れようと自動車で山道を走る途中、彼は古臭いおかっぱ頭の幼女を連れた、白兎と名乗る不思議な少年に出会う。「お家に帰る」という幼女と、付き添いだという少年。やむをえず2人を車に乗せ山間の温泉宿にたどり着くが、吉行は白兎たちの不可思議な言動に混乱していく。

    0
    2017年06月22日
  • NO.6 beyond〔ナンバーシックス・ビヨンド〕

    Posted by ブクログ

    終わり、というのはなくて。世界があるかぎり、超え(beyond)続けなければいけない。それが、在るという、生きているということ。

    0
    2017年06月12日
  • マウンドの神様

    Posted by ブクログ

    野球にまつわる短編6つとエッセイ2つ。後者の書き手が荻原浩と宮下奈都だったので購入。荻原さんが阪神ファンだとは初めて知りました。前者の書き手で読んだことがあるのはあさのあつこのみ。あさのさんの『バッテリー』は「がんばってるアピール」が強くて少し苦手でしたが、この地元の公立高校の甲子園出場で活気づく、ふだんは寂れた商店街の親父の話は○。ほかはプロ野球、ドラフト、満州での野球の話等々。野球に興味のない人にはいささかツライと思われます。試合そのものの話を楽しみたいならば堂場瞬一の野球シリーズのほうがよさそうな。

    0
    2017年06月11日
  • レーン ランナー3

    Posted by ブクログ

    ランナー、スパイクスからの続き。
    登場人物のエピソードがそれぞれ書かれ、キャラクターがはっきりしてきた。
    ここぞってどこで、終わってしまった。。
    是非、続編が読みたい作品の一つ。

    0
    2017年06月10日