あさのあつこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレなんていうか…
伊月があんまりだ…(泣)
読書再開して探してみたらもう完結していた、という事で
7、8巻続けて読んだのですが
7巻読み終わった時点で
あと1冊で終わるのか?
こんなに薄い本なのに?
一体どこに向かっているんだろう?
諸々の事情で無理矢理まとめて終わるのか?と思いつつ
読んだら…
これは…
こういう終着点を目指して書かれた物語だったのかと思うと
寂しい気持ちになりました…
夢や希望の部分(と思っていた)「神波碧空伝」も
最後に「こうなりましたよ」と出ただけで…
もっと広く広がって行く物語だと思っていたので
(名君として名を残すに至る所…隠居するくらいまで紡いで行ってくれ -
Posted by ブクログ
2017.7.23 ★3.2
「おいち不思議がたり」の第2作。
前作に比べると単調なストーリーになってしまっているのが残念ですが、おいちの淡い心の動きなど、おいち自身の成長が見えます。
↓↓↓あらすじ↓↓↓
「おいちちゃん、怖いよ。助けて……」。――胸騒ぎを覚えたおいちは、友のもとに駆け付けるのだが。
江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父・松庵の仕事を手伝うおいちは17歳。父のような医者になりたいと夢を膨らませているのだが、そんなおいちの身にふりかかるのは、友の死、身内の病、そして自分の出生の秘密にかかわる事件等々。おいちは、様々な困難を乗り越え、亡き友の無念を晴らすことができるのか