あらすじ
N県稗南(ひなん)郡稗南町。由宇(ゆう)の15歳の誕生日の前日、大好きな父親が「X-01(エックスゼロワン)」と言い残して急死した。そして黒づくめの男たちが、「X-01」を求めて、町を破壊しにやってきた!? 一方、ラタの住む小国、永依(えい)の国は滅亡の危機を迎えていた。隻眼(せきがん)の将軍に拾われたラタは戦士としての血の道を歩み始める。運命に翻弄される由宇とラタ、2人の魂の物語。
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Posted by ブクログ
「No.6」以来のこの文庫での作品なので、わーどうなるんだろーって思ってたのを今更ながら読み始め。
戦のために生まれたと言っても過言ではない、どこかの世界のラタ。そして日本の田舎町に住む由宇の2人が主人公?2人の物語が重なるキーワードは「X-01」ぽい。由宇の両親がいろいろ事情を抱えてそう、特にお父さん。「No.6」の時も、え?どうなるの感があったけど、今回もどうなるのー?ってまだまだ分からないことだらけ。由宇サイドは次あたりから分かってくることが多くなるかな?
Posted by ブクログ
前から気になっていたあさのあつこさんの新作。
2つの国で同時に進む物語がどうこのあと交わるのかが楽しみ。
まだ、別々に話が進んでいるので全貌が見えないけど、No.6と同じようにわくわくする小説になると期待してます。
Posted by ブクログ
これはおもしろい!
魔術と戦のある世界で生きる少女と普通に学校へ通う現代?に生きる少女。
異なる世界の二人がどこでクロスするのか。
亡き父の残した言葉「X-01」とは何か。
全体的に血なまぐさい匂いが漂っているのだけど…続きがよみたい!!
Posted by ブクログ
なにがなんだかわからない。頭のなかが「?」だらけになる。二つの世界と二人のヒロインが交互に描かれる。最後のほうで世界がグニャリと混ざる感じ。面白いような気もするけど、のめり込むほどではない。次巻でどこまで明らかになるのか期待。登場人物で気になるのは、読書好きの秋良くん。