ドストエフスキーのレビュー一覧

  • ステパンチコヴォ村とその住人たち

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    ネタバレ

    フォマーのこじらせた自尊心が平和な一家を恐怖に陥れる筋書きは、かつてのドスト自分達と重ね合わせて苦い思いを含めつつ、それを風刺させる事で過去の精算をしたのだろうか。

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    2022年12月24日
  • 罪と罰 1

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    『同志少女よ敵を撃て』を読んで、久々にロシアふに触れたくなり10年以上ぶりに再読
    光文社の新訳版は初めて
    訳が良いせいか、この作品はこんなに読みやすくて面白いストーリー展開だったかと認識を改めた

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    2022年12月19日
  • 未成年(下)

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    下巻のラスト200ページくらいは怒涛の展開なので先が気になってどんどん読めた。
    ただ、五大長編のなかではやはり読みにくいしわかりにくくてあまり楽しめない部分もあった。

    トリシャートフについてもっと知りたかったなぁ。
    なかなか魅力的なキャラだったと思う…。

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    2022年12月07日
  • 地下室の手記

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    ドストエフスキーらしい文体、生々しさ、そして抉ってくる感じがとても良かった。自分もこういう人間じゃないか?と考えさせられ、ちょっとした不快感すら感じる。でもその「生々しい等身大の姿」をこうして文章で表現できてしまうのだから、ドストエフスキーは恐ろしいなとも感じる。

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    2022年11月29日
  • 白夜/おかしな人間の夢

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    初期の傑作短編でありドストエフスキーらしくない感傷的な作品である「白夜」と、『作家の日記』内から掌編を3つと、エッセイがひとつ収録されています。表題作の二作について、かんたんな感想を。ネタバレがありますので、ご注意を。

    「白夜」
    主人公の夢想家の26歳の男がある夜に、17歳の乙女ナースチェンカと出合う。その四夜の物語。現代のいまとなってはベタな話かもしれないけれど、よかったなあ。スタートが夢想家である主人公の夢想語りなので、これどうなるの? と心配したけれど、胸をついてくる切ないけどあたたかな読後感でした。ピュア・ラブです。頬を伝う涙ぶんのあたたかみ。純粋な愛は、自分の幸せよりも愛する人の幸

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    2022年11月25日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    暫く間が空いたが、今日5巻を読み終えた。感想は?と聞かれると少し躊躇する。あまりにも表現が、気持ちが、そして神とのつながりや断絶が強すぎ、理解できない部分が多い。作者の神経の繊細さと激しさ、愛への狂おしいほどの猛進。兎に角もう一度読まないと理解は半分かもしれない。ロシアの人名や地名の難しさ。特に人名は下を噛みそうだし、相性と正式な呼び名の違いに混乱する。また、いつか読み直してみようとは思う本だ。

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    2022年11月01日
  • 悪霊(上)

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    「罪と罰」が面白かったので、そのまま本書を手に取った。会えば身内だろうと浮浪者だろうとお金無心されるってどういう状況T_T 価値観ががらりと変わる時代においてインテリたちが苦悶するのはなんか、ちょっと三島とか太宰とかと近いものも感じるなぁ。死の捉え方も興味深いとのがある。登場人物再整理しつつ…下巻に続く。

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    2022年10月23日
  • 未成年2

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    ドストエフスキー五大長篇のひとつ。カラマーゾフの前の4番目の作品。

    1巻を読んで間が7ヶ月空いているので、記憶を呼び起こすのが大変だったが、亀山郁夫さんによる「読書家ガイド」に1巻の振り返りがあったので助かった。

    内容は、登場人物が全員一筋縄では行かない人たちばかりで、だれに感情移入したものやら、悩ましいが、主人公アルカージーの一人称形式なので、アルカージー目線で読むしかない。。

    セルゲイ公爵が何でこんなにモテているのか全くもって謎。

    原題は「無秩序」だったらしく、その名の通り、主題が見えないまま最終巻へ。

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    2022年10月11日
  • 罪と罰 2

    A

    購入済み

    話が動いてきた

    あい変わらず登場人物の感情や行動はよく解らないところがあるが、
    まぁ現実世界でも他人の考えてることは解らないのだから
    そういうものかもしれない。
    話が動きだして面白くなってきた。
    マルメラードフの件はなんとなく身につまされるものを感じる。
    それはともかく、ラスミーヒンはいい奴だ。

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    2022年10月02日
  • 罪と罰

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    罪と罰、小説の方に何回もトライしたが途中で挫折してしまっていた。
    呼称が人によって違い、ファーストネーム、ラストネームの他にミドルネーム?あだ名のようなものとその人それぞれが関係性によって呼び方を変えたりしているようで、誰のことを言っているのか複雑だったりで読みすすめられなかった。

    漫画は理解しやすくてやっと内容をすべて理解できたことに喜びを感じた。

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    2022年09月25日
  • 地下室の手記

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    ネタバレ


    生きづらさを抱える主人公が孤独に耐えきれなくなって、親しかった同級生を訪ねるが、歓迎されず、それでも同級生たちの集まりに誘われてもないのに参加する場面。主人公は仲良くなかった同級生たちを見下しながらもわざわざ参加する。
    だが、待ち合わせの時間に行っても誰も来ず、あとで時間の変更を知らされてなかったことを知る。その後も職業を訊かれ、答えたら給料が少ないのではないか?とバカにされる。
    屈辱を受けて怒る主人公。
    この集まりに参加しなきゃよかったのにって思ったけど、それ以外につながりがなくてしょうがなかったのかな。今はインターネットでいろんな考えの人を知ることができるけど、昔はもっと閉ざされていて、

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    2022年09月11日
  • 賭博者

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    不思議な感覚、後半の読書疾走感が気持ちよかった、ぐいぐいページを進められた。ギャンブルの真髄が垣間見えた。でもそれが何かって、言い表せない。不思議で素敵。

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    2022年09月07日
  • 死の家の記録

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    ドストエフスキーによる監獄の記録ということになる。自身の体験を元にしたフィクションであり、モデルと思われる人もていねいに解説があってわかりやすい。大きなストーリーが流れているというわけでもなく、期待感もないのだが人物の観察が妙におもしろく読める。監獄とはいえ、かなり開放的になっているのは今とは違うようだが、ロシアとはこんなものなのかもしれないと思わせる。

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    2022年09月04日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    第4巻は、かなり文学的な、じっくり読める内容。それにしても、よくずっーと高揚した物語が続くものだ。だが、アリューシャの影が薄い。12歳?のコーリャだってほとんど大人と変わらないぐらい心を顕にしてるのに。後半のイワンも凄い。でも、賢く理性的だったはずのイワンもミーチャと凄く似てきた。カラマゾフ家ののろわれているのか。
    すべてが繊細すぎ、すぐ傷つく。そして、この物語の背景に神キリストが居る。この世界を支配している。それが我々には分からない理由の大半を占めるのかもしれない。

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    2022年08月11日
  • カラマーゾフの兄弟(1)

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    カラマーゾフ入門編にどうぞ!複雑で長大な本編のエピソード達をうまく組み替えて一本の漫画に構築している。原作からしたら当然物足りないがとっつきやすい。

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    2022年07月30日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    池田健太郎訳 中央公論社で検索したが、探せなかった。たぶん内容に違いはないと考えての感想。
    最初はアリューシャの話だが、性格がよくわからない。周りはアリューシャの純真さ、崇高な心を褒め称えるが、読んでいて、よくわからない人物。
    だが三巻は大半がミーチャの話。異常なほど真面目なのか、乱暴者なのか、金銭感覚がないのか、独りよがりなのか、精神異常者なのか、異常性のある人物。すべてが大袈裟だ。周りの人物も同じだ。とうとう裁判で父親殺しの有罪判決で、監獄へと護送されるところで終わる。
    ただ、不思議なのは、全部の場面がクライマックスのような作品。そこがドストエフスキーの凄いところか。ミーチャもアリューシャ

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    2022年07月28日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    ゾシマ長老死後のアリーシャの動き、フョードルが殺されミーチェが護送されるところまでの3部。

    アリョーシャの人間的な変化(進化?)が、内面の動きに加えて実際のグルーシェニカに与えた「救済」という外部的な動き含めて、機微が非常に詳細に描かれており、冒頭から引き込まれ、そのままグルーシェニカが今度はミーチェに救済を与えたような流れにも見える。つまりは確実に死のうとしていたミーチェが生きているという状況は、アリョーシャの行動がもたらしたとも言えるのでは、と思った。

    殺人の犯人は三千ルーブルを論点に置くのであれば、状況証拠的にはミーチェになるが、決定的とは言えないが、血痕など調べられる?ないものなの

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    2022年07月07日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    大審問官とゾシマ長老の伝記的内容が「対」になっているようにも見えたが、訳者の解題の通り、イワン陣営VSアリョーシャ陣営で見るととても構造が理解しやすかった。

    キリスト教が15世紀間の間に前提とした条件などが変わることで、既に実用に耐えうることができなくなっているという投げかけや、キリスト教が課した要望の高さ(自由など)についていけない多数派と乗り越えうる少数派を対比させ、かつ、当時とは数が違うことも引き合いに出し、内在する選民的側面を炙り出したりするなど、イワンの持つ、神の創った世界=キリストが悪魔から退けた世界、への疑念が詰まっているパート。

    そこから始まるゾシマ長老の伝記的パートが、イ

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    2022年07月05日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    読書ガイドから抜粋

    僧侶は、妻帯を禁じられた黒僧、妻帯を許可された白僧の2種類に分かれ、19世紀半ばではだいたい2対5の割合で存在し、どちらの種類の僧侶も、僧衣の色はほぼ黒と定められていた。教会で地位を築くには黒僧になるのが必須だったため、アリョーシャが婚約したのはかなり攻めていだとも言える。

    第1部で父フョードルがイワンとアリョーシャを相手に投げかけた問い、つまり神の存在と不在をめぐる問いが第5編「プロとコントラ」と第6編「ロシアの修道僧」に結実する。

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    2022年06月13日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    1巻、2巻は難しい内容で、わからないまま読んでいましたが、この第3巻は怒涛の展開で、とても面白かったです。
    ミーチャの言葉や行動がようやく理解でき、応援したくなりました。真相はどこにあるのか?4巻が楽しみです。

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    2022年06月12日