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心配してくれる家族や友人にも、警戒と不信を抱き続けるラスコーリニコフ。妹の卑劣な婚約者を非難して波乱を起こし、殺人事件の捜査官との薄氷の渡り合いに神経をすりへらすが、事態は意外な方向に進展する。一方、心の清らかなソーニャとの交流は次第に深まってゆき、ほんの少しずつ、彼の魂にも変化が…。(全3冊)
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Posted by ブクログ
ラスコーリニコフの思想を知れる第三部は非常に面白い。 つまり、根本思想というのは、人間は自然の法則によって、大別してふたつの部類に分けられる、ひとつは低級な(凡人の)部類で、自分の同類を生殖する以外何の役にもたたない、いわば材料にしかすぎない部類と、もうひとつは、自分の環境のなかで新しい言葉を発す...続きを読むる天賦の才というか能力を持っている人間です。145 第一の部類、つまり材料となる部類は、だいたいにおいて、その本性から言って保守的で、礼儀正しい人たちで、服従を旨として生き、また服従するのが好きな人たちです。 第二の部類は、つねに法の枠をふみ越える人たちで、それぞれの能力に応じて、破壊者ないしはその傾きを持っています。146 非凡人は目的のためならば犯罪を犯してもよいという暴論。面白い。 ぶくぶく食い太っていて、欲望を抑えるなんて、からきしだめな男だ-ぼくが不潔と言ったのはこれさ。君はすっかり自分を甘やかしている。34 太っていることを甘えとする。面白いけど賛成はしないでおく。 下巻ではラスコーリニコフはどのような苦痛を感じ、最後にはどのような結末になるのか期待が高まる。
同じ本を読み返すことがあまりない私だが、初めて訳者違いで読みたいと思った本。 スヴィドリガイロフとのよくわからないやりとりも、ポルフィーリーとの攻防もおもしろい。 アリョーシャ、完全にバレてる!と思った次の瞬間にはまだ大丈夫と思っていたり、不安定で忙しい。
とにかく人間の感情、悲哀、エゴ、理不尽さなどが隅々に描かれている。中編になって、やっと登場人物の名前(と愛称)をおぼろげながら把握できてきた。ラスコーリニコフの罪がいつ暴かれるのか、スリリング。
話も少しややこしいしロージャの目くるめく心境の変化に混乱しそうになるけど、何が一番取っ付きにくくしてるかっていうとロシア人の名前長い。いろんな形で呼ばれててわかるまでややこしい。ロジオン・ヌマーヌイチ・ラスコーリニコフ(ロージャ)。ながい!
登場人物が皆魅力的過ぎる。ドゥーネチカもソーニャもラズミーヒンも真っ直ぐでとても魅力的。でも読めば読むほど何よりラスコーリニコフの思想と意志の強さに惹かれていきます。
生とは?死とは? 善とは?悪とは? 善の為の殺しは善なのか?悪なのか? 小野不由美【屍鬼】もお薦め.
5点では足りない。 第4部。 ルージン氏との会食の場面。 ソーニャに『ラザロの復活』の朗読を強制する場面。 予審判事ポルフィーリィの尋問の場面。 怒涛の展開が、雪崩のように押し寄せてくる。 尋常ならざる緊張感。 今までの数多の伏線が収斂し、今まさに爆発せんとする。 その興奮が。 早く下巻を購入し...続きを読むないことには。
「諸君、なんだって椅子を壊すんです、国庫の損害ですぞ!」(検察官(著者:ゴーゴリ)の中の有名なセリフ)の引用にはとても笑った。 ラスコーリニコフの自滅しそうな感じに「おいお前、逸まるな」と何度思ったことか。 最後どうなるのか楽しみだ。
どんどん展開してゆく物語に息をつけないほど。次から次へと仕掛けを叩き込んで来る。最初は読み切るまでに何日かかるかと思ったが、中巻は引き込まれ過ぎて徹夜で完読。古典の凄さを思い知った。
頭脳戦が多いように感じましたが、ラズミーヒンがドゥーニャにデレデレになっているシーンがあり、若干癒やされました(?)。おどろおどろしい作品ではありますが、こういうややほんわかしたシーンもあるんですね。
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