罪と罰 中

罪と罰 中

1,100円 (税込)

5pt

心配してくれる家族や友人にも、警戒と不信を抱き続けるラスコーリニコフ。妹の卑劣な婚約者を非難して波乱を起こし、殺人事件の捜査官との薄氷の渡り合いに神経をすりへらすが、事態は意外な方向に進展する。一方、心の清らかなソーニャとの交流は次第に深まってゆき、ほんの少しずつ、彼の魂にも変化が…。(全3冊)

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罪と罰 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 罪と罰 上
    1,221円 (税込)
    その年の夏は暑かった。大学を除籍になり、ぎりぎりの貧乏暮らしの青年に、郷里の母と妹の期待と犠牲が重くのしかかる。この悲惨な境遇から脱出しようと、彼はある「計画」を決行するが…閉塞した社会状況のなかでくすぶる人間性回復への強烈な願望を描いて世界文学史にドストエフスキーの名を刻みつけた不朽の作品。(全3冊)
  • 罪と罰 中
    1,100円 (税込)
    心配してくれる家族や友人にも、警戒と不信を抱き続けるラスコーリニコフ。妹の卑劣な婚約者を非難して波乱を起こし、殺人事件の捜査官との薄氷の渡り合いに神経をすりへらすが、事態は意外な方向に進展する。一方、心の清らかなソーニャとの交流は次第に深まってゆき、ほんの少しずつ、彼の魂にも変化が…。(全3冊)
  • 罪と罰 下
    1,276円 (税込)
    ルージンの卑劣な工作により窮地に立たされたソーニャ。ラスコーリニコフは彼女を弁護し、その後ついに自分の犯した罪を告白する。苦しみによって自分をあがなうことを訴えるソーニャの言葉に、ラスコーリニコフの中で何かが目覚める。「もしかすると、ぼくはまだ人間で、しらみではないのかもしれない…」(全3冊完結)

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

罪と罰 中 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ラスコーリニコフの思想を知れる第三部は非常に面白い。

    つまり、根本思想というのは、人間は自然の法則によって、大別してふたつの部類に分けられる、ひとつは低級な(凡人の)部類で、自分の同類を生殖する以外何の役にもたたない、いわば材料にしかすぎない部類と、もうひとつは、自分の環境のなかで新しい言葉を発す

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    同じ本を読み返すことがあまりない私だが、初めて訳者違いで読みたいと思った本。
    スヴィドリガイロフとのよくわからないやりとりも、ポルフィーリーとの攻防もおもしろい。
    アリョーシャ、完全にバレてる!と思った次の瞬間にはまだ大丈夫と思っていたり、不安定で忙しい。

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    とにかく人間の感情、悲哀、エゴ、理不尽さなどが隅々に描かれている。中編になって、やっと登場人物の名前(と愛称)をおぼろげながら把握できてきた。ラスコーリニコフの罪がいつ暴かれるのか、スリリング。

    0
    2013年07月10日

    Posted by ブクログ

    話も少しややこしいしロージャの目くるめく心境の変化に混乱しそうになるけど、何が一番取っ付きにくくしてるかっていうとロシア人の名前長い。いろんな形で呼ばれててわかるまでややこしい。ロジオン・ヌマーヌイチ・ラスコーリニコフ(ロージャ)。ながい!

    0
    2011年11月04日

    Posted by ブクログ

    登場人物が皆魅力的過ぎる。ドゥーネチカもソーニャもラズミーヒンも真っ直ぐでとても魅力的。でも読めば読むほど何よりラスコーリニコフの思想と意志の強さに惹かれていきます。

    0
    2010年11月07日

    Posted by ブクログ

    生とは?死とは?
    善とは?悪とは?

    善の為の殺しは善なのか?悪なのか?

    小野不由美【屍鬼】もお薦め.

    0
    2010年09月30日

    Posted by ブクログ

    5点では足りない。

    第4部。
    ルージン氏との会食の場面。
    ソーニャに『ラザロの復活』の朗読を強制する場面。
    予審判事ポルフィーリィの尋問の場面。
    怒涛の展開が、雪崩のように押し寄せてくる。
    尋常ならざる緊張感。
    今までの数多の伏線が収斂し、今まさに爆発せんとする。
    その興奮が。

    早く下巻を購入し

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「諸君、なんだって椅子を壊すんです、国庫の損害ですぞ!」(検察官(著者:ゴーゴリ)の中の有名なセリフ)の引用にはとても笑った。

    ラスコーリニコフの自滅しそうな感じに「おいお前、逸まるな」と何度思ったことか。

    最後どうなるのか楽しみだ。

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    どんどん展開してゆく物語に息をつけないほど。次から次へと仕掛けを叩き込んで来る。最初は読み切るまでに何日かかるかと思ったが、中巻は引き込まれ過ぎて徹夜で完読。古典の凄さを思い知った。

    0
    2022年03月01日

    Posted by ブクログ

    頭脳戦が多いように感じましたが、ラズミーヒンがドゥーニャにデレデレになっているシーンがあり、若干癒やされました(?)。おどろおどろしい作品ではありますが、こういうややほんわかしたシーンもあるんですね。

    0
    2022年01月05日

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