ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 悪霊 1

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    ドストエフスキーの本、以前挑戦した時は名前の法則の難しさ、(リーザとエリザヴェータは同一人物か?)などが把握しづらく挫折したが、本書の巻末の「読書ガイド」にて解説が添えられている。

    ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の関係がよくわからず、不思議だった。はじめは夫人の子供の家庭教師だったのか?とも思うけど、もう子供たちは大きくなり独立したりしているのに、未だに同じ屋敷に住んでいる。ハンサムなヴェルホヴェンスキーの服装にまで口出しして恋人のようにも見えるけど、姪との結婚を勧めたり。距離が近いパトロン?うーん。変な関係。

    夫人の息子スタヴローギンとヴェルホヴェンスキーの息子ペトルーシャが登場

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    2022年05月04日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    量はもちろん、質としても読み応えがあります。
    宗教やロシア、ヨーロッパ文化などの知識を入れて再読すれば、内容の理解度も変わってくると思います。
    疲れたので(笑)、ひとまず別の本読んでから、中巻に進みます。

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    2022年04月30日
  • 罪と罰 2

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    推理ものを見ているようかの気分だ。ラスコーリニコフは冷静ではなく、聞いてもいないのに自分に不利になるような挙動を取り続ける。罪の意識は人間をこんなにも非合理に走らせるのだろうか。

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    2022年03月08日
  • 罪と罰 下

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    脇役と思っていた人格が突如主人公と入れ替わり、主人公の一つの面を物語る。その手際良さに圧倒された。ラスコーリニコフが熱に浮かされてみた夢が、パンデミックやSNSの普及、更には昨今の戦争を予言するかのようで、真の名作というのはどの時代にあっても色褪せないのだとつくづく思う。

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    2022年03月06日
  • 罪と罰 中

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    どんどん展開してゆく物語に息をつけないほど。次から次へと仕掛けを叩き込んで来る。最初は読み切るまでに何日かかるかと思ったが、中巻は引き込まれ過ぎて徹夜で完読。古典の凄さを思い知った。

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    2022年03月01日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    「罪と罰」「地下室の手記」に続くドストエフスキー三作目。チェーホフも間に挟んだりして、だいぶロシア人への免疫もつけた上で臨んだ。時代と場所は違えど物語のスケール感や台詞回しの大仰さという意味ではバルザックを挟んだこともプラスに働いた。
    膨大な人数の登場人物をここまでのピッチと情報量で描き出し、数ページにも及ぶセリフを交えながら生き生きと動かす。読書量がまだまだ足りない自分にもわかる。こんな小説はドストエフスキーにしか書けない。
    内容に立ち入ってレビューするには重厚すぎる本作だが上巻に関してはやはり大審問官の件が最重要かと。
    宗教の効用は人間が信仰と引き換えに不死を手に入れるといったある種の取引

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    2022年02月19日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    カラマーゾフの兄弟 の中で、一本のネギの寓話が、芥川龍之介 の蜘蛛の糸にそっくりで驚きました。芥川龍之介は、この話に影響を受けたのでしょうか?本書は、第一巻が人物の把握に難儀しますが、中盤に入って、3 兄弟の父親が殺されてからミステリの色彩が強くなってきます。そして、一気に面白くなってきます。

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    2025年12月21日
  • 罪と罰 上

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    ネタバレ

    雑誌で20代の時に読む本と紹介されていたので読んだ

    主人公が家賃を払えず、大家さんにビクビクしながら外出しているのに「俺はいつかビックになる」とか、「考えてるのが仕事」とか、現代の夢見がちな若者と同じことを言っていて、昔も変わらないなんだなと思った

    主人公が偉大な人間になるために行うことが殺人で、これも現代での通り魔的な事件と似ているなと思った

    この本を読んで、殺人した後、どのようになるかを目の当たりにした気がする
    もし、自分に子供が出来たら、読んでほしいと思った

    キチガイとか、証拠もないのにお前が犯人だとか、雑な犯行なのに捕まらないとかは、笑ってしまった

    最後に、ソーニャが何もして

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    2022年01月29日
  • 未成年1

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    いつもながらの複雑な人物相関に翻弄される。
    キレイには頭に入らない。
    「ロスチャイルドになる!」と宣言したあたりからは一気に読み易くなる。

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    2022年01月26日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    エピローグ。
    ドミトリーとカテリーナの和解。
    (引用)こうして二人は、ほとんど意味もなく、狂おしい、ことによると真実とかけはなれた言葉をたどたどしく交し合っていたが、この瞬間にはすべてが真実であり、ともにひたむきに自分の言葉を信じていたのだった。

    この二人はその場の情熱で自分にも嘘を吐くし、似たもの同士なんだろうね。裁判でのカーチャの虚偽発言が有罪に導いたのは間違いないし、ミーチャは甘んじてそれを受け入れようとしているということか。

    そして、イリューシャの葬儀で幕。書かれなかった第2の小説に繋がる箇所。

    その後は亀山先生の解説。ドストエフスキーの生涯と評論「解題」。
    ドストエフスキーはギ

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    2022年01月23日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    4巻の冒頭「少年たち」。1巻冒頭の「著者より」や亀山先生の100分de名著での解説が無かったら、またドストエフスキーの悪い癖で、主題に関係ない道草かと思ってしまう処。
    チョッと小生意気な少年、コーリャの登場と不幸な少年イリューシャの死期。彼らとアリョーシャのやり取りが次の物語の開始となる。

    次兄、イワンの物語。
    長兄ミーチャは乱暴者で、欠点だらけの人間だが、情熱的だし、嘘つきではない。末っ子のアリョーシャは誰からも好かれる好青年で、信仰に厚い。
    イワンは無神論で、頭は良いのかも知れないが、なんか醒めてる人間。イワンとカテリーナの恋愛感情はピンと来ないな。イワンがスメルジャコフと対峙し、事件の

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    2022年01月18日
  • 罪と罰 下

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    ネタバレ

    読み終わって、朗読CDで内容がかなり省略されていたことに気づきました。ただ、裁判でもあれほど多くの人に弁護してもらっていたのを見ると、ラスコーリニコフは決して救いようのないほど不幸というわけではないと思います。いつか再読したい作品です。

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    2022年01月07日
  • 罪と罰 中

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    頭脳戦が多いように感じましたが、ラズミーヒンがドゥーニャにデレデレになっているシーンがあり、若干癒やされました(?)。おどろおどろしい作品ではありますが、こういうややほんわかしたシーンもあるんですね。

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    2022年01月05日
  • 罪と罰 上

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    朗読CDで大体の内容を掴んでから、この本に移りました。再読してみて思ったことなのですが、この作品ではラズミーヒンやナスターシャなどの「良い人」にかなり惹かれるんですよね。

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    2022年01月02日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    ネタバレ

    ついに親殺しの場面。
    ドミートリィには不利な状況証拠ばかり。でも、ドミートリィが犯人であるという確たる証拠はない。
    これから、どう展開するのか。

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    2021年12月30日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    3巻目。なんと!話は3日目。長男ドミートリー(ミーチャ)に関して言えば、2日から3日目の話。他のドストエフスキー長編のように主題からズレることなく、グイグイ進むので、恐れていた読み辛さは少ないかな。ミーチャの段については流石に長いなと感じる。日本の出版から編集者を遣わしたいと思う処。

    最初はゾシマ長老の死、遺体からの腐臭にショックを受ける三男アレクセイ(アリョーシャ)。キリスト教でもそんなモノなんかと思う。
    グエルーシェニカを訪ねて、信仰心が復活する件。つまり2巻目のイワンの「大審問官」とゾシマ長老の話は嚙み合っていないと感じたが、イワンの口にしたのは無神論というより教会批判なんだな。ゾシマ

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    2021年12月29日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    1巻を読んでいる時は、分からない宗教の話が続いて挫折しそうになったが、個人的には面白いと感じる事がようやく出来た2巻目だった。
    主人公達を取り巻く主要なサブキャラ達がしっかり出てきて特徴を掴めてきたから面白さを感じられたのかもしれない。
    キリスト教ではないし、ロシアの歴史はほとんど知らないが、読み進めるうちにとても興味が湧いた。知りたくなった。
    「自分を振り返ったときに恥ずかしくない振る舞いをしなさい」というようなフレーズがあった。(うろ覚えだが)できる限りそうしたいなと改めて気付かされた。

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    2021年12月25日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    この本について知りたかったら、訳者の亀山先生のNHK100de名著、または本書の後書きの「読書ガイド」を読めば十分だと思うけど。

    今まで読んだドストエフスキーと違い、構成がしっかりしている。勿論、嫌になるほど饒舌で長いけれど。この第2巻はまだ2日目のことなんだよ。驚いたことに。
    長男ドミトリーと美人カテリーナのアレヤコレヤは前日譚として語られるのみ。チョッと物足りなさを感じる処。勿論、其処から説き起こしたらトンデモナイ大長編になるのは判っているけれど。
    登場人物が後の時点から、この時のことを思い返す表現が何度かある。こんなのも他のドストエフスキー作品には無かったと思う。

    カテリーナの「自分

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    2021年12月14日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    ネタバレ

    ようやく上巻を読み終えた。
    これほど読むのに骨が折れる小説は久しぶりだ。でも、すごく引き込まれるし、面白い。登場人物がそれぞれ個性的。会話する組合せで、それぞれがどんな話ぶりなるのだろうか、と考えると楽しい。
    物語上は、まだ二日しか経っていない。
    大審問官の章は、とりわけ難解。でも、本書の肝でもありそうなので、もう1回読んでみることにする。

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    2021年12月10日
  • 罪と罰 1

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    3部まとめての感想。

    この文庫本は最後に訳者からのヒントみたいな解説が載っているので、満遍なく理解できた。

    その上で...全編飽きることなく面白かった。
    ドストエフスキーの表現だったり構成がとても面白いと思うのだけど、日本語にしても面白いのは訳者の努力だと思う。
    ドストエフスキーの表現力というので言えば、ラスコーリニコフの具合の悪さや卑しい感情に対する表現が抽象的なんだけど、妙に分かる感覚が多くて、読んでるこっちまで具合悪くなった。

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    2022年01月07日