ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 悪霊(上)

    Posted by ブクログ

    「罪と罰」が面白かったので、そのまま本書を手に取った。会えば身内だろうと浮浪者だろうとお金無心されるってどういう状況T_T 価値観ががらりと変わる時代においてインテリたちが苦悶するのはなんか、ちょっと三島とか太宰とかと近いものも感じるなぁ。死の捉え方も興味深いとのがある。登場人物再整理しつつ…下巻に続く。

    0
    2022年10月23日
  • 未成年2

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキー五大長篇のひとつ。カラマーゾフの前の4番目の作品。

    1巻を読んで間が7ヶ月空いているので、記憶を呼び起こすのが大変だったが、亀山郁夫さんによる「読書家ガイド」に1巻の振り返りがあったので助かった。

    内容は、登場人物が全員一筋縄では行かない人たちばかりで、だれに感情移入したものやら、悩ましいが、主人公アルカージーの一人称形式なので、アルカージー目線で読むしかない。。

    セルゲイ公爵が何でこんなにモテているのか全くもって謎。

    原題は「無秩序」だったらしく、その名の通り、主題が見えないまま最終巻へ。

    0
    2022年10月11日
  • 罪と罰 2

    A

    購入済み

    話が動いてきた

    あい変わらず登場人物の感情や行動はよく解らないところがあるが、
    まぁ現実世界でも他人の考えてることは解らないのだから
    そういうものかもしれない。
    話が動きだして面白くなってきた。
    マルメラードフの件はなんとなく身につまされるものを感じる。
    それはともかく、ラスミーヒンはいい奴だ。

    0
    2022年10月02日
  • 罪と罰

    Posted by ブクログ

    罪と罰、小説の方に何回もトライしたが途中で挫折してしまっていた。
    呼称が人によって違い、ファーストネーム、ラストネームの他にミドルネーム?あだ名のようなものとその人それぞれが関係性によって呼び方を変えたりしているようで、誰のことを言っているのか複雑だったりで読みすすめられなかった。

    漫画は理解しやすくてやっと内容をすべて理解できたことに喜びを感じた。

    0
    2022年09月25日
  • 賭博者

    Posted by ブクログ

    不思議な感覚、後半の読書疾走感が気持ちよかった、ぐいぐいページを進められた。ギャンブルの真髄が垣間見えた。でもそれが何かって、言い表せない。不思議で素敵。

    0
    2022年09月07日
  • 死の家の記録

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーによる監獄の記録ということになる。自身の体験を元にしたフィクションであり、モデルと思われる人もていねいに解説があってわかりやすい。大きなストーリーが流れているというわけでもなく、期待感もないのだが人物の観察が妙におもしろく読める。監獄とはいえ、かなり開放的になっているのは今とは違うようだが、ロシアとはこんなものなのかもしれないと思わせる。

    0
    2022年09月04日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

    Posted by ブクログ

    第4巻は、かなり文学的な、じっくり読める内容。それにしても、よくずっーと高揚した物語が続くものだ。だが、アリューシャの影が薄い。12歳?のコーリャだってほとんど大人と変わらないぐらい心を顕にしてるのに。後半のイワンも凄い。でも、賢く理性的だったはずのイワンもミーチャと凄く似てきた。カラマゾフ家ののろわれているのか。
    すべてが繊細すぎ、すぐ傷つく。そして、この物語の背景に神キリストが居る。この世界を支配している。それが我々には分からない理由の大半を占めるのかもしれない。

    0
    2022年08月11日
  • カラマーゾフの兄弟(1)

    Posted by ブクログ

    カラマーゾフ入門編にどうぞ!複雑で長大な本編のエピソード達をうまく組み替えて一本の漫画に構築している。原作からしたら当然物足りないがとっつきやすい。

    0
    2022年07月30日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

    Posted by ブクログ

    池田健太郎訳 中央公論社で検索したが、探せなかった。たぶん内容に違いはないと考えての感想。
    最初はアリューシャの話だが、性格がよくわからない。周りはアリューシャの純真さ、崇高な心を褒め称えるが、読んでいて、よくわからない人物。
    だが三巻は大半がミーチャの話。異常なほど真面目なのか、乱暴者なのか、金銭感覚がないのか、独りよがりなのか、精神異常者なのか、異常性のある人物。すべてが大袈裟だ。周りの人物も同じだ。とうとう裁判で父親殺しの有罪判決で、監獄へと護送されるところで終わる。
    ただ、不思議なのは、全部の場面がクライマックスのような作品。そこがドストエフスキーの凄いところか。ミーチャもアリューシャ

    0
    2022年07月28日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

    Posted by ブクログ

    ゾシマ長老死後のアリーシャの動き、フョードルが殺されミーチェが護送されるところまでの3部。

    アリョーシャの人間的な変化(進化?)が、内面の動きに加えて実際のグルーシェニカに与えた「救済」という外部的な動き含めて、機微が非常に詳細に描かれており、冒頭から引き込まれ、そのままグルーシェニカが今度はミーチェに救済を与えたような流れにも見える。つまりは確実に死のうとしていたミーチェが生きているという状況は、アリョーシャの行動がもたらしたとも言えるのでは、と思った。

    殺人の犯人は三千ルーブルを論点に置くのであれば、状況証拠的にはミーチェになるが、決定的とは言えないが、血痕など調べられる?ないものなの

    0
    2022年07月07日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

    Posted by ブクログ

    大審問官とゾシマ長老の伝記的内容が「対」になっているようにも見えたが、訳者の解題の通り、イワン陣営VSアリョーシャ陣営で見るととても構造が理解しやすかった。

    キリスト教が15世紀間の間に前提とした条件などが変わることで、既に実用に耐えうることができなくなっているという投げかけや、キリスト教が課した要望の高さ(自由など)についていけない多数派と乗り越えうる少数派を対比させ、かつ、当時とは数が違うことも引き合いに出し、内在する選民的側面を炙り出したりするなど、イワンの持つ、神の創った世界=キリストが悪魔から退けた世界、への疑念が詰まっているパート。

    そこから始まるゾシマ長老の伝記的パートが、イ

    0
    2022年07月05日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

    Posted by ブクログ

    読書ガイドから抜粋

    僧侶は、妻帯を禁じられた黒僧、妻帯を許可された白僧の2種類に分かれ、19世紀半ばではだいたい2対5の割合で存在し、どちらの種類の僧侶も、僧衣の色はほぼ黒と定められていた。教会で地位を築くには黒僧になるのが必須だったため、アリョーシャが婚約したのはかなり攻めていだとも言える。

    第1部で父フョードルがイワンとアリョーシャを相手に投げかけた問い、つまり神の存在と不在をめぐる問いが第5編「プロとコントラ」と第6編「ロシアの修道僧」に結実する。

    0
    2022年06月13日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

    Posted by ブクログ

    1巻、2巻は難しい内容で、わからないまま読んでいましたが、この第3巻は怒涛の展開で、とても面白かったです。
    ミーチャの言葉や行動がようやく理解でき、応援したくなりました。真相はどこにあるのか?4巻が楽しみです。

    0
    2022年06月12日
  • 悪霊 1

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーの本、以前挑戦した時は名前の法則の難しさ、(リーザとエリザヴェータは同一人物か?)などが把握しづらく挫折したが、本書の巻末の「読書ガイド」にて解説が添えられている。

    ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の関係がよくわからず、不思議だった。はじめは夫人の子供の家庭教師だったのか?とも思うけど、もう子供たちは大きくなり独立したりしているのに、未だに同じ屋敷に住んでいる。ハンサムなヴェルホヴェンスキーの服装にまで口出しして恋人のようにも見えるけど、姪との結婚を勧めたり。距離が近いパトロン?うーん。変な関係。

    夫人の息子スタヴローギンとヴェルホヴェンスキーの息子ペトルーシャが登場

    0
    2022年05月04日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

    Posted by ブクログ

    量はもちろん、質としても読み応えがあります。
    宗教やロシア、ヨーロッパ文化などの知識を入れて再読すれば、内容の理解度も変わってくると思います。
    疲れたので(笑)、ひとまず別の本読んでから、中巻に進みます。

    0
    2022年04月30日
  • 罪と罰 2

    Posted by ブクログ

    推理ものを見ているようかの気分だ。ラスコーリニコフは冷静ではなく、聞いてもいないのに自分に不利になるような挙動を取り続ける。罪の意識は人間をこんなにも非合理に走らせるのだろうか。

    0
    2022年03月08日
  • 罪と罰 下

    Posted by ブクログ

    脇役と思っていた人格が突如主人公と入れ替わり、主人公の一つの面を物語る。その手際良さに圧倒された。ラスコーリニコフが熱に浮かされてみた夢が、パンデミックやSNSの普及、更には昨今の戦争を予言するかのようで、真の名作というのはどの時代にあっても色褪せないのだとつくづく思う。

    0
    2022年03月06日
  • 罪と罰 中

    Posted by ブクログ

    どんどん展開してゆく物語に息をつけないほど。次から次へと仕掛けを叩き込んで来る。最初は読み切るまでに何日かかるかと思ったが、中巻は引き込まれ過ぎて徹夜で完読。古典の凄さを思い知った。

    0
    2022年03月01日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

    Posted by ブクログ

    「罪と罰」「地下室の手記」に続くドストエフスキー三作目。チェーホフも間に挟んだりして、だいぶロシア人への免疫もつけた上で臨んだ。時代と場所は違えど物語のスケール感や台詞回しの大仰さという意味ではバルザックを挟んだこともプラスに働いた。
    膨大な人数の登場人物をここまでのピッチと情報量で描き出し、数ページにも及ぶセリフを交えながら生き生きと動かす。読書量がまだまだ足りない自分にもわかる。こんな小説はドストエフスキーにしか書けない。
    内容に立ち入ってレビューするには重厚すぎる本作だが上巻に関してはやはり大審問官の件が最重要かと。
    宗教の効用は人間が信仰と引き換えに不死を手に入れるといったある種の取引

    0
    2022年02月19日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

    Posted by ブクログ

    カラマーゾフの兄弟 の中で、一本のネギの寓話が、芥川龍之介 の蜘蛛の糸にそっくりで驚きました。芥川龍之介は、この話に影響を受けたのでしょうか?本書は、第一巻が人物の把握に難儀しますが、中盤に入って、3 兄弟の父親が殺されてからミステリの色彩が強くなってきます。そして、一気に面白くなってきます。

    0
    2025年12月21日