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Posted by ブクログ 2022年10月21日
母と妹の登場、予審判事や妹の婚約者との対決、そして明らかになっていく犯罪の理由。福音書が彼に寄り添う。
加速感のある第3部と第4部を収録。追い詰められていくラスコーリニコフ。愛する母と妹に再会しても喜ぶ余裕もない彼の横で展開する家族ドラマ。超絶美人な妹の、傲慢な婚約者やストーカーとのすったもんだ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月04日
3回目なのにすっかり忘れているから、やっぱりおもしろいなあと読み進む。
忘れるからと、第1部と第2部はあらすじを追って書き出したが、何のことはない『罪と罰 2』巻末の「読書ガイド」に、翻訳者の亀山先生が第1部と第2部のあらすじを完璧にまとめてくださっていたのだ。第3部と第4部は最後の『罪と罰 3』...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月22日
1を読んだときもそうだったが、物語の流れはわかっても、登場人物の心境や意図はガイドがないと自分にはまだ難易度高いなと思う。だけど色んな人が出てきてたくさん展開があっておもしろいとは感じるし、当時の農奴解放や貧困、"生きる"だけの日々はひしひしと伝わってくる。
頭が冴えてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月29日
1巻(第2部7)初登場で「かなり美しいブロンド娘で、青い目がとくにすばらしかった」と描写されたソーニャが、2巻(第3部4)の再登場では「美人とはとても呼べない顔だちだったが」となっている。同室にドゥーニャがいたので、格を下げたのだろうか。
新潮文庫版では第3部6、スヴィドリガイロフとの初対面で上...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月28日
ついにスベが出てきた!何この人!!怪しすぎるし、1人だけホラー小説のキャラのよう。ラスコとの掛け合いもおもしろい。
ドゥーニャがルージンをばっさり言うシーンが大好き。ドゥーニャ、もっといろんなことをばっさり斬ってくれ。ご意見版番になってくれ…
こんなにおもしろいものをなんで今まで読まなかったんだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月23日
2巻は母と妹が上京(ではないのか)してくるところからスタート。私のイチオシラズミーヒン大活躍。そして妹の婚約者ルージンの小物感もすごい(笑)今でいうモラ夫だよな。
ポルフィーリーがラスコーリニコフの論文の話をするところは手に汗握る展開!うぉぉぉっ!ってなった(笑)やっとここでラスコーリニコフがなにを...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月16日
いよいよ、本巻ではラスコーリニコフが追い詰められていきます。本巻でのメインイベントは妹アヴドーチヤの婚約者である成金弁護士のルージンとの対決、ラスコーリニコフと娼婦のソーニャの密会、そしてラスコーリニコフと予審判事ポルフィーリィーとの2度の対決と盛り沢山。
まずは、ルージンですね。彼の人間性自体が...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月22日
この粒だった登場人物たち。ひとりひとりの末路はどうなるのか?
(みんな名前は覚えにくいけど...)
殺した犯人は、司法的に、そして気持ち的に、許されるのか?逃げ切るのか?
テーマがセリフで厚塗りされて、その左官作業の果てに、ひとりひとりが人間らしく跋扈しはじめます。
分厚い。分厚いです、ドストさん。...続きを読む
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