ドストエフスキーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ書きたいことが山ほどあるので忘れないうちに箇条書きで残すことにする✒︎
・下巻の裁判のシーン、めちゃくちゃ面白かった。長々と書かれているけどスラスラと文字が入ってきて不思議に思うくらい。
・今の時代だったら杵の指紋から犯人を特定する形になるんだろうけど、まだ証拠を証拠として扱えない時代...。こういう結末を迎えた事件も多かったんだろうな。
・この長さになるとつい上巻の内容を忘れがちなんだけど、中下巻にもちゃんと全て関わってきていて感嘆した。マジでどうやって書いたんだろう。
・ミーチャの罪が確定するところや、無罪であっても有罪であっても罪を受け入れるシーン、各個人の良心の呵責を見ると、本質 -
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都会で暮らす「私」は、育ての親である「おじ」が大変な状況に置かれていることを知り慌てて里帰りをする。
そこで出会う様々な人々に振り回される「私」と人がいい「おじ」との二日間を描くドタバタ笑劇
人を疑わず、学者を崇拝しがちなおじを好きなように操る、学者を名乗るフォマー。そのフォマーなしでは生きていけなくなっているおじの母である将軍夫人。この2人から叔父を助け出し、実家を平和にする話……かと思ってよんでいたので、まぁ、びっくり。そういう方向かぁ。これは喜劇だわ(笑)→
ドストエフスキー初期の作品らしいこちら、いい意味で勢いがあって、圧倒される。個性的なキャラクターがたくさん出てきて、なんか目が -
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ネタバレ終わってみれば何のことはないのだが、語り手アルカージーだけが事態に気づいていないパターンが繰り返され、読者としても振り回されるかたちになった。
父と子が揃って幼稚で、醜態を演じていて呆れ返ってしまった。特に感動屋で相手の嘘を見抜けないアルカージーにはヤキモキさせられる。どこに行っても子ども扱いされていて、まさにその通りの若者なのだ。今後働き口を探したら探したで何かよからぬことに巻き込まれそうだし、大学に行ったら行ったで詐欺に遭いそうで正直不安だ。
マカールの話を聞いているときだけは少なからず幸せを感じた。しかし彼の話はそれを聞いている瞬間は感動を呼び起こすが、忙しない日常のなかに埋もれていくも -
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ネタバレ話の流れが掴みにくく読みにくいが、人々の理想や信念や思想がたくさん出てきて、それにじっくり向き合いたくなるような小説だ。
死者が出たのは驚きだったが、この出来事を通してまた登場人物たちがどう考えるのか、興味がある。
主人公アルカージーには、父と母を憎むのに十分な理由があるように思うが、そう単純には描かれていないことが徐々にわかってきた。憎んでもいるが愛してもいる。人間の複雑な心を深く見つめる視線を感じて好ましい。
妹のほうが落ち着いた聡明さを見せたりしていて、アルカージーのそそっかしさが目立ち、これから何をするつもりなのか心配だ。
その未熟なアルカージーの目線で話が進むため、全貌が見えていない -
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『悪霊』と聞いてどんな姿を思い浮かべる?
姿があるものと仮定してだけど
なんか、むにゃむにゃっとした奴
向こう側がぼんやりと見える半透明で、色は黒っぽいけど、青でもあって、見ようによっては赤っぽくもある
体はなんか剥ぎ取られたカーテンのようで、形はあるようでないような
とにかくでっかくてゆらゆらしていて、何かこう覆いかぶさってくるような
で、ギザギザした口と尖った目が付いている
自分が思い浮かべる『悪霊』はそんな姿だ
そしてドストエフスキーの『悪霊』もそんな物語だった
別にいいのです
誰にも理解されなくても
『悪霊』はなんかむにゃむにゃっとした悪意のかたまりの物語でした
さぁ、ネン -
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長いわ!( ゚д゚ )クワッ!!
もうね、ず〜っとほのめかしなのよ
なんか裏で進んでるな〜
なんか企んでるな〜
なんか隠してるな〜
ってのは分かるのよ
分かり過ぎるのよ
でも肝心なことはち〜っとも出てこない
引っ張る引っ張る
つか引っ張りすぎやでドストエフスキー!
もう、いらん話ばっかりやん!っていうね
そして分かり過ぎるくらい分かることがもうひとつ
みんなちょっと狂ってる!
そしてちょっと狂ってる人の中からだいぶ狂ってる人が浮かびあがってくる!
そいつこそが『悪霊』なのだ!(ババーン)
あとさー
巻末の読書ガイド、あれいらんわー
いやドストエフスキーを分かりやすくって意図は分かるん -
Posted by ブクログ
ネンイチドストです!
2023年『罪と罰』
2024年『白痴』
ときて今年2025年は『悪霊』でございますよ!
ドストエフスキーの五大長編を執筆順に読んでいるんですねー
もちろん大好きな光文社古典新訳文庫です
全3巻+別巻という構成となっておりまして、それぞれ546頁、747頁、626頁、363頁という大長編!さすがのわいもえいや!と気合を入れてかかる必要がありますわ
エンヤ!
はい、本編
もうね、さすがに三作目ともなるとドスちゃんのやり口にも慣れてきましたよ
あっち飛びこっち飛びです
しかもですよダブル主人公と目されるニコライとピョードルがまぁ出てこない出てこない
一巻の最後の方ですよ -
Posted by ブクログ
★★★★ 何度も読みたい
ロシア文学というかドフトエフスキー特有の、回りくどくキャラクターが入り乱れる作品。読み途中で数日置くと、誰だかわからなくなってくる。
主な登場人物は、おそらく主人公のアレクセイ(アリョーシャ)、その父のフョードル、そして長兄ドミートリー(ミーチャ)、次兄イワン。カッコ書きで示したのは愛称だが、この作品でも『罪と罰』など他の作品と同様、何の前置きもなく突然愛称が登場する。
さて、肝心の内容だが、金や女に汚い父フョードルと長兄ドミートリーの間で勃発した美女・グルーシェニカの争奪戦に、清廉な少年アレクセイがカラマーゾフの血の汚さに気付いていく、といった感じだと推測され