悪霊 2

悪霊 2

1,188円 (税込)

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町でささやかれる怪しげな噂は、大きな出来事の前ぶれだった。1人が狂い、2人が燃えあがり、5人が密議をめぐらし、そしてみんな取り憑かれていく。暗い夜が育む悪意の芽。ついに明らかになった、ピョートルの真の狙いとは。「ドストエフスキーの全小説中、もっとも謎をはらんだ部分(訳者)」といえる第2部。アカデミー版「スタヴローギンの告白」初訳を含む新訳決定版。

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悪霊 のシリーズ作品

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1~3件目 / 3件
  • 悪霊 1
    935円 (税込)
    最近わたしたちの町で、奇怪きわまりない事件が続発した。町の名士ヴェルホヴェンスキー氏とワルワーラ夫人の奇妙な「友情」がすべての発端だった……。やがて、夫人の息子ニコライ・スタヴローギンが戻ってきて、呼び寄せられるように暗い波乱の気配が立ちこめはじめる。ドストエフスキー最大の問題作、新訳刊行なる!
  • 悪霊 2
    1,188円 (税込)
    町でささやかれる怪しげな噂は、大きな出来事の前ぶれだった。1人が狂い、2人が燃えあがり、5人が密議をめぐらし、そしてみんな取り憑かれていく。暗い夜が育む悪意の芽。ついに明らかになった、ピョートルの真の狙いとは。「ドストエフスキーの全小説中、もっとも謎をはらんだ部分(訳者)」といえる第2部。アカデミー版「スタヴローギンの告白」初訳を含む新訳決定版。
  • 悪霊 3
    1,144円 (税込)
    街はいよいよ狂乱に向かって突っ走りはじめた。まずは県知事夫人ユーリヤの肝いりによる「慈善パーティ」で、何かが起こる気配。その背後では着々と陰謀が進行し、「五人組」の活動も風雲急を告げる。ワルワーラ夫人とステパン・ヴェルホヴェンスキー氏、スタヴローギンとリーザの「愛」の行方は? 生き残るのは誰か? 愛と悪、崩壊と再生のクライマックス。

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悪霊 2 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年01月05日

    高校からかれこれ5回は読んだ。
    そのうち4回は江川氏の訳
    亀山訳はすこしセンチメンタリズムに走っているような気がする

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月27日

    少し前に1巻の文句を言ったのを反省したくなるぐらい面白い。

    心理的な怖さが持続しつつ加速、一気に読んでしまった。2巻だけでも傑作。
    こうなると、あれ程読みにくくて、投げ出しそうになった1巻すら読み返してしまった。

    さっき3巻を買いに行ったらまだ出てなくて、衝撃を受けた。
    3巻が待ち遠しい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月25日

    俗悪と悲劇を結びつけるために多大な労力を要したであろう作品であり,構造を把握するだけでも複数回読まねばならないことは決まっている。その中で訳者による解説は心強い。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月11日

    登場人物それぞれが個性が強くて面白い
    いびつでカオス
    どうやって終わるのか楽しみ
    いつかまた読み直す

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月24日

    1巻の解説で少々ネタバレがあったものの、読んでみると不穏な空気にぐいぐい引き込まれた。悪意のある人々に、善良で金や地位がある人がしらずしらずのうちに巻き込まれていく様は非常に恐ろしい。本書はずっと不穏。宮部みゆきさんの作品を読んでいるような気分になる。

    スタヴローギンが主教に相談にいく場面はなにか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月09日

    第7章 同志仲間で p483
    『でも、どんなにうまく事が運んだって、それだけの首切りをやり終えるには早くて五十年、いや三十年はかかります。』

    舞台設定の1869年、連載の1871-1872年から、1905年のロシア第一革命、1917年のロシア革命まで 33〜36年、45〜48年と考えると、随分予言...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年10月13日

    二巻では、ピョートルとスタヴローギンかどんな人物なのかがわかってきてだいぶ読みやすく、面白くなってきた。

    特に『スタヴローギンの告白』がここに入っててよかったと思う。
    この章があるとないとでは全然スタヴローギンへの理解が変わってくると思うので読めてよかった。昔は削除されてたと聞いたので。

    ピョー...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年02月20日

    スタヴローキンの抱えている秘密が明らかになり、
    ピョートルが走り回って物語は大きく動き出す。
    そして何も起こらないわけがない3巻へと続く。

    巻末の解説がないともやもやしたまま終わりそうかも。
    主要人物以外が誰だったっけという感じなる。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月01日

    本作品の核となる「チーホンのもとでーースタヴローギンの告白」が80年近くも封印されていたことに驚き、そして今読めることに感謝する。これを読んではじめてスタヴローギンの人となりが分かって面白くなった。登場人物は多いし関係も複雑だし背景知識も乏しい中で、これだけ引き込まれるのにはドストエフスキーの筆力を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月17日

    ややのんびりした感のあった第1巻と打って変わって、めまぐるしく物語が展開する第2巻。キリスト教や社会主義思想の知識に乏しい自分にとっては難解な部分もあったが、それでも巻末まで一気に読めてしまうのは、ストーリー手リングのうまさ、登場人物の個性豊かさのゆえだろう(特にピョートルの気忙しい性質の描かれ方は...続きを読む

    0

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