ドストエフスキーのレビュー一覧

  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    ゾシマ長老の所が難しかった。
    でも神の話や考え方は面白かった。

    中巻は話がぐっと動くから上巻より面白い。
    ドミートリイやアリョーシャに比べるとイワンが影が薄いがこれから濃くなるのかもしれない。

    ペルホーチンがいい人で好き。



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    2026年04月12日
  • 罪と罰(下)

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    『下』でこんなに物語に引き込まれるとは思っていなかった。
    長ゼリフとロシア人名を脳が受け入れ出したのか、不思議とすんなり頭に入ってくるようになった。
    どんどん面白くなってきて、Audibleのペースではもどかしくなり、途中からは本だけで一気に読み進めた。
    やっぱり文字で見た方が断然わかりやすい。
    そして3段組はページをめくる回数が減るので意外と楽、という発見もあった。

    濃密な苦悩を描く心理描写に夢中になった。
    ​何の悩みもなかった若い頃に読んでも、きっと当時の私にはこの苦悩は全く理解できなかったと思う。
    年を取って自分も色々な経験をしてきた今だったからこそ、登場人物たちの苦悩にそれぞれ共感

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    2026年04月09日
  • 罪と罰 3

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    すべてを一度で読み取れたわけではなく、再読は必要だが、重厚で秀逸な展開と描写。
    それはそうと、なんという美しい終わり方。

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    2026年04月08日
  • 罪と罰(上)

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    子供の頃、父の本棚で異彩を放っていた分厚い一冊。大人になったら絶対に読むと決めていた『罪と罰』をようやく読めた。

    長い年月、本棚の片隅で眠っていた父の本は、昭和33年刊行で当時450円!
    子供の頃に分厚いと思っていた本は、今見ると意外に普通だったけど、開いてみたらまさかの3段組みで驚いた。

    Audible(米川正夫訳)で聴きながら、父の本(小沼文彦訳)を時々開くスタイル。
    米川訳の方が古く、小沼訳の方が少しだけ言葉がわかりやすい。
    Audibleだけでは集中が続かず、ぼーっとしてしまったところを本で読み返した。

    ​冒頭から「これはもしや、私の大好きな倒叙ミステリーでは!」と興奮したのもの

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    2026年04月07日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    ネタバレ

    長かった。読めて良かった。
    やはりドストエフスキーは人間の中に希望を見出す作家なのか。4巻の終わり方でバッドエンドかと思いきや5巻を読むと印象が変わる。
    イワンの大審問官、ミーチャの餓鬼夢、イリューシャの死それぞれ印象的な話は多いがそれがどのようなメタファーなのか再読する時に考えたい。
    ミーチャのまっすぐな感じが一番好きかな。内容が分かった上で何度も読み返したくなる作品。解説を読みます
    追記
    餓鬼夢はあれか、大審問官前に出てくる善良な子供の受難に対する思いを示唆してるのか。イワンと同じ境地に至った?ということか?

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    2026年04月01日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    ネタバレ

    最初から読むのに2ヶ月かかった。場面描写が冗長でなかなかきついものがあったが、あの最終章を読ませられたら黙るしかない。面白かった。
    最終章の弁護人カッコ良すぎる。裁判の小説も面白いな。あの駆け引き。検事がかわいそうだったが仕方ない。
    弁護人の先進的な考え方に民衆(陪審員)が着いて来なかった。残念。まぁでもリアルだろう。この不条理さはカミュの「異邦人」を読んだ後の感覚を思い出させる。ちょっと違うのだが
    罪と罰が最終的に救われる小説(弁護人の台詞にも罪と罰を思い出させる一説があった)だったのとは対照的。ドストエフスキーに何があったのか。エピローグも楽しみ。イワンの大審問官読み直したい。というか1巻

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    2026年03月29日
  • 罪と罰(下)

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    ネタバレ

    上巻を読んで私には合わないなあと思っていたけど下巻を読んだら面白いこと面白いこと。

    ラスコーリニコフの考え方や行動が分からなくて意味が分からなかったけどなんとなくこういう事かってのは分かった。
    殺したことに反省とか後悔をしてるのではなく、自尊心を傷つけられたことをずっと気にしてたのがリアルだなって思った。

    一番面白かったのはカテリーナとアメリアの喧嘩

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    2026年03月29日
  • 未成年1

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    ああドストエフスキーを読んだ、とまた思えて良い

    ドストエフスキーの長編小説群が「五大長編小説」という括りで呼ばれることがあるなんて、恥ずかしながらこの小説に出会って初めて知った。『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』は自分の読書経験の中でも最高峰に入り、『白痴』『悪霊』も非常に好きな作品だが、ほかに長編があるとは知らなかった。残り一つがこの『未成年』である。順番で言うと『未成年』に始まり『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』となる。『悪霊』と『カラマーゾフの兄弟』の間の作品ということであれば、これを読まずに死ぬわけにいかない。しかも、こなれた日本語を操る亀山郁夫氏の翻訳である。  この

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    2026年03月29日
  • 地下室の手記

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    ネタバレ

    東浩紀さんのYouTubeの切り抜きでおすすめされていたので読みました、
    何度も何度も何度もこれ私じゃんって思った。(当然主人公のような語彙力が無いからだいぶスケールは下がるけど)
    だから、こういう自意識過剰すぎて生きづらい人間はいつの時代も居るよなあと思った。
    あと、訳者解説の部分の、美しい理想を持っていて、それに伴わない醜い自分を理解していることが絶望的だということを描いている(うろおぼえ)みたいなのも、すごくそう!そうなの!と思った。
    パニックのように一瞬で思考が行ったり来たりする描写がリアルすぎて、ドストエフスキーもそういう片鱗があるのかなとも思った。
    だから、進歩的な思想とゆーか、人

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    2026年03月22日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    大審問官のところの思想が難しく、読み取れなかったので、色々と整理しながら読み進めた。
    分かるところ(自由の重荷の部分)があったり、逆に霧がかかっているように全く分からない(3つのなんちゃらこんちゃら)に苦しめられた。

    トロッコ問題で考えたら理解しやすかったかな。

    神様は自由を与えた。
    それは「このままだと5人の老人を殺してしまうが、レバーを切り返せば若者を1人助けることができる。さぁ君はどうするか。」
    という問いを与えた神様は悪いやつだ。
    レバーがなく、選択もなく、仕方がない、俺のせいではない、誰であっても同じだ。と思えたら楽だったのに。
    だけれども、神様はこの選択を与えて俺を苦しめた。

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    2026年03月21日
  • 罪と罰(下)

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    ふぅ…
    この作家マジで化け物すぎ
    1200頁の長編なのに、序盤で犯行と動機がさらっと明白にされる構成からして秀逸
    10代で読まなかった後悔は少しあるけど、10代の私ではスヴィドリガイロフの言動や人生の論理的帰結に今ほど感情は揺さぶられなかっただろうなとも思った

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    2026年03月07日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    形而上学の問いは面白すぎるよねー

    カント『純粋理性批判』の二律背反(アンチノミー)をベースに、テーゼ側とアンチテーゼ側を擬人化させて戦わせてるの最高に楽しい。

    ・仮に神が現前して人々が言葉を信じるとすれば、果たしてそれは信仰ではなくなるのだろうか。(それは自由な信仰ではなく服従か)
    から派生して、
    ・信仰は「不確実性」を必要とするのか
    ・「存在を知る」と「従う」は別なのか

    「信じる者は救われるのではなくて本当は、信じる者は救われると信じる者が救われるなのです。これだから宗教はずるいのよ」(『考える人』)
    を思い出した

    生まれる問いが全部面白いな〜

    「人生の意味より人生そのものを愛せに

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    2026年03月06日
  • 罪と罰(上)

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    カタカナ苦手なので海外文学はもともと避けがちだったけど、以前頑張ってカラマーゾフ読んだら良かったので今度は罪と罰。名前がこんがらがったり、誰の台詞かわからなくなったり。登場人物メモをしながら読んだ。ここまで深く罪悪感(と思われる)に苛まれる描写を見たことがないのでドキドキした。行為自体は正当化してる様子なのに、押し寄せる罪悪感の止めどなさが妙で…
    上巻はとある人の登場でおわり。といった気になる終わり方なのも良い。
    結構難しいんだけど、このなんとも重苦しい読後感が癖になってる気がする。

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    2026年03月05日
  • 罪と罰(上)

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    ネタバレ

    「本当のところおれについておまえは何を考えたのだ?おれはおまえの犠牲なんかいらないよ、」

    ドストの最高傑作はカラ兄だと認識していたんだけど、これ、面白すぎて頁を繰る手が止まらない
    自意識の描写が精緻で、人間の自己正当化の解剖書みたいだなと思った

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    2026年03月03日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    罪と罰を読み終わり、変身、地下室の手記、異邦人、白夜で哲学の修行を積んだ後に挑んだ小説です。

    哲学を理解するのが難しい。話自体はトントン拍子で進んでいくのは、見ていて飽きは感じないが、置いていかれるところがちまちまとある。たまにボーッとして読んだら急に分からなくなっている感じ。

    そして一人一人の人物に謎というか含みがあるのが面白い。哲学をキャラクターとして落とし込んだ感じかな。キャラの哲学に一貫性があるように感じる中、そのキャラというもの自体が一貫性のない存在であり、それを含め一貫性が生まれているみたいな。あまりに言語化が下手ですが、、、

    この先もワクワクして読み進めていきます。

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    2026年02月27日
  • カラマーゾフの兄弟 4

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    私にとって、最終巻の主人公はイワンだ。
    最終巻を読むまでは、ミーチャの激しい情熱やアリューシャの素朴な聖人さに魅力を感じていたが、最後になって、イワンの印象が強烈に変わった。あの冷徹な理性を持った彼が、「大審問官」の挿話を語った彼が、「神がいないなら、すべては許される」と考えていた彼が、スメルジャコフの殺人を聞きてひどく狼狽し、悪魔にとらわれ、衰弱していくとは驚愕だった。これまで、あれほど知性の強さを誇っていたのに、いざ自分の罪を眼前にすると、あれほど脆くなるとは思わなかった。
    彼にとって「神がいないなら、すべては許される」という思想は、あくまで頭の中の仮説だった。しかし、スメルジャコフはその

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    2026年02月22日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    神の在否、罪の所在、赦しの在り方、信心と抗神、登場人物たちの性格と境遇が異なる価値観を生み出し、衝突とすれ違いを繰り返す。幸福とは何か、幸福を求める行動に罪は無いのか、幸福は犠牲の上に在るのか、幸福のために生きることは罪なのか、幸福は神より与えられるのか。

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    2026年02月21日
  • 白夜

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    ネタバレ

    なんでやねん、違うやん。
    結末は薄々感じていたが、でも期待してしまう。
    あぁ、辛いな。

    最後、会っていなかったら何か違っていたのかな。

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    2026年02月17日
  • 地下室の手記

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    人間がしてきたことといえば、ただひとつ、人間がたえず自分に向って、自分は人間であって、たんなるピンではないぞ、と証明しつづけてきたことに尽きるようにも思えるからだ。

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    2026年02月15日
  • 罪と罰(下)

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    ソーニャの愛としてのシンボル、スヴィドリガイロフのニヒリズムとしてのシンボル、ドゥーニャの家族としてのシンボル、それぞれが抱く「思想の良さと危険性」

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    2026年02月15日