ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 地下室の手記

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    ネタバレ

    東浩紀さんのYouTubeの切り抜きでおすすめされていたので読みました、
    何度も何度も何度もこれ私じゃんって思った。(当然主人公のような語彙力が無いからだいぶスケールは下がるけど)
    だから、こういう自意識過剰すぎて生きづらい人間はいつの時代も居るよなあと思った。
    あと、訳者解説の部分の、美しい理想を持っていて、それに伴わない醜い自分を理解していることが絶望的だということを描いている(うろおぼえ)みたいなのも、すごくそう!そうなの!と思った。
    パニックのように一瞬で思考が行ったり来たりする描写がリアルすぎて、ドストエフスキーもそういう片鱗があるのかなとも思った。
    だから、進歩的な思想とゆーか、人

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    2026年03月22日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    大審問官のところの思想が難しく、読み取れなかったので、色々と整理しながら読み進めた。
    分かるところ(自由の重荷の部分)があったり、逆に霧がかかっているように全く分からない(3つのなんちゃらこんちゃら)に苦しめられた。

    トロッコ問題で考えたら理解しやすかったかな。

    神様は自由を与えた。
    それは「このままだと5人の老人を殺してしまうが、レバーを切り返せば若者を1人助けることができる。さぁ君はどうするか。」
    という問いを与えた神様は悪いやつだ。
    レバーがなく、選択もなく、仕方がない、俺のせいではない、誰であっても同じだ。と思えたら楽だったのに。
    だけれども、神様はこの選択を与えて俺を苦しめた。

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    2026年03月21日
  • 罪と罰(下)

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    ふぅ…
    この作家マジで化け物すぎ
    1200頁の長編なのに、序盤で犯行と動機がさらっと明白にされる構成からして秀逸
    10代で読まなかった後悔は少しあるけど、10代の私ではスヴィドリガイロフの言動や人生の論理的帰結に今ほど感情は揺さぶられなかっただろうなとも思った

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    2026年03月07日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    形而上学の問いは面白すぎるよねー

    カント『純粋理性批判』の二律背反(アンチノミー)をベースに、テーゼ側とアンチテーゼ側を擬人化させて戦わせてるの最高に楽しい。

    ・仮に神が現前して人々が言葉を信じるとすれば、果たしてそれは信仰ではなくなるのだろうか。(それは自由な信仰ではなく服従か)
    から派生して、
    ・信仰は「不確実性」を必要とするのか
    ・「存在を知る」と「従う」は別なのか

    「信じる者は救われるのではなくて本当は、信じる者は救われると信じる者が救われるなのです。これだから宗教はずるいのよ」(『考える人』)
    を思い出した

    生まれる問いが全部面白いな〜

    「人生の意味より人生そのものを愛せに

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    2026年03月06日
  • 罪と罰(上)

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    カタカナ苦手なので海外文学はもともと避けがちだったけど、以前頑張ってカラマーゾフ読んだら良かったので今度は罪と罰。名前がこんがらがったり、誰の台詞かわからなくなったり。登場人物メモをしながら読んだ。ここまで深く罪悪感(と思われる)に苛まれる描写を見たことがないのでドキドキした。行為自体は正当化してる様子なのに、押し寄せる罪悪感の止めどなさが妙で…
    上巻はとある人の登場でおわり。といった気になる終わり方なのも良い。
    結構難しいんだけど、このなんとも重苦しい読後感が癖になってる気がする。

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    2026年03月05日
  • 罪と罰(上)

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    ネタバレ

    「本当のところおれについておまえは何を考えたのだ?おれはおまえの犠牲なんかいらないよ、」

    ドストの最高傑作はカラ兄だと認識していたんだけど、これ、面白すぎて頁を繰る手が止まらない
    自意識の描写が精緻で、人間の自己正当化の解剖書みたいだなと思った

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    2026年03月03日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    罪と罰を読み終わり、変身、地下室の手記、異邦人、白夜で哲学の修行を積んだ後に挑んだ小説です。

    哲学を理解するのが難しい。話自体はトントン拍子で進んでいくのは、見ていて飽きは感じないが、置いていかれるところがちまちまとある。たまにボーッとして読んだら急に分からなくなっている感じ。

    そして一人一人の人物に謎というか含みがあるのが面白い。哲学をキャラクターとして落とし込んだ感じかな。キャラの哲学に一貫性があるように感じる中、そのキャラというもの自体が一貫性のない存在であり、それを含め一貫性が生まれているみたいな。あまりに言語化が下手ですが、、、

    この先もワクワクして読み進めていきます。

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    2026年02月27日
  • カラマーゾフの兄弟 4

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    私にとって、最終巻の主人公はイワンだ。
    最終巻を読むまでは、ミーチャの激しい情熱やアリューシャの素朴な聖人さに魅力を感じていたが、最後になって、イワンの印象が強烈に変わった。あの冷徹な理性を持った彼が、「大審問官」の挿話を語った彼が、「神がいないなら、すべては許される」と考えていた彼が、スメルジャコフの殺人を聞きてひどく狼狽し、悪魔にとらわれ、衰弱していくとは驚愕だった。これまで、あれほど知性の強さを誇っていたのに、いざ自分の罪を眼前にすると、あれほど脆くなるとは思わなかった。
    彼にとって「神がいないなら、すべては許される」という思想は、あくまで頭の中の仮説だった。しかし、スメルジャコフはその

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    2026年02月22日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    神の在否、罪の所在、赦しの在り方、信心と抗神、登場人物たちの性格と境遇が異なる価値観を生み出し、衝突とすれ違いを繰り返す。幸福とは何か、幸福を求める行動に罪は無いのか、幸福は犠牲の上に在るのか、幸福のために生きることは罪なのか、幸福は神より与えられるのか。

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    2026年02月21日
  • 白夜

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    ネタバレ

    なんでやねん、違うやん。
    結末は薄々感じていたが、でも期待してしまう。
    あぁ、辛いな。

    最後、会っていなかったら何か違っていたのかな。

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    2026年02月17日
  • 地下室の手記

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    人間がしてきたことといえば、ただひとつ、人間がたえず自分に向って、自分は人間であって、たんなるピンではないぞ、と証明しつづけてきたことに尽きるようにも思えるからだ。

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    2026年02月15日
  • 罪と罰(下)

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    ソーニャの愛としてのシンボル、スヴィドリガイロフのニヒリズムとしてのシンボル、ドゥーニャの家族としてのシンボル、それぞれが抱く「思想の良さと危険性」

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    2026年02月15日
  • 罪と罰(上)

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    ソーニャの愛としてのシンボル、スヴィドリガイロフのニヒリズムとしてのシンボル、ドゥーニャの家族としてのシンボル、それぞれが抱く「思想の良さと危険性」

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    2026年02月15日
  • カラマーゾフの兄弟 4

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    一巻を年始から読み始め、約一ヶ月半かけてようやく最後まで読み切りました。

    この巻に収められた第四部の中盤以降からが一番おもしろい。
    そこにたどり着くまでの長い長い旅路で挫折しなくてよかった…!

    一言で言うなら……いや、言えないな。
    父殺しができごとの中核にあるにせよ、そこに秘められた思想はあまりにも多様で今の自分には整理できない。

    ただ漠然と感じたことは、矛盾や逆説こそが人間であり愛なのだということ。

    法的に罰されることよりも、むしろ法から赦されること、逃れることこそが真の罰である。
    そして人間は真の罰を求める。少なくともドミートリイは。

    自分を罰するために、憎き恋敵に赦しを乞うたカ

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    2026年02月13日
  • 罪と罰 3

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    ネタバレ

    最後のプロローグに救われました、、、
    ラスコーリニコフに対する囚人の対応の変化に、つい笑ってしまいました。
    なかなか、この作品で笑うなんて場面はなく、常に憂鬱とした気分で読み進めていたのですが、最後は爽快に気持ちよく読み終えることができました。この本を手に取った過去の自分を褒めたいですね。

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    2026年02月11日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    一度途中で挫折しましたが数年経ってふと読みたくなり、あまりの面白さに二度目は一気に読んでしまいました。何故一度目は読むのをやめてしまったのか分からないぐらい夢中になって読みました。

    文章から伝わってくる生命力が凄いです。読んでいる間は寝ても覚めても登場人物達が頭の中で騒いでおり、読み終えた次の日から数日熱を出して寝込みました。こんなに体力を持っていかれる作品に出逢えたことに感動しております。

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    2026年02月09日
  • 罪と罰 上

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    作品情報
    タイトル:罪と罰

    著者:フョードル・ドストエフスキー

    形式:Audible(7割)+書籍(3割)

    かかった時間:約27時間

    読みやすさ:★★☆☆☆

    罪と罰 (上)/ドストエフスキー, 江川 卓|岩波文庫 - 岩波書店
    罪と罰 (中)/ドストエフスキー, 江川 卓|岩波文庫 - 岩波書店
    罪と罰 (下)/ドストエフスキー, 江川 卓|岩波文庫 - 岩波書店
    Audible版『罪と罰 上 』 | ドストエフスキー | Audible.co.jp

    読み方に関する振り返り
    Audibleと書籍を併用。Audibleはハードルを下げてくれた一方、登場人物の名前が入り組んでおり、メモ

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    2026年02月07日
  • カラマーゾフの兄弟 3

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    フョードルの死、その犯人の予審、アリョーシャと子どもたちの動向がメインになる巻。

    二巻までとは打って変わって一気に読みやすくなる。
    ドミートリィ側の動向とアリョーシャ側の動きがどう関連していくのか、あるいはしていかないのか、楽しみ。

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    2026年02月03日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    ほんとこの作品「やばい」です。。。。
    語彙力が退化するぐらい私は度肝を抜かれた作品。そして、私にとって大切な作品です。
    個人的に罪と罰より、展開も早く、面白い!!しかし、長いです!長すぎて周りで読んでいる人がいないので、どんどん布教したいです。

    帝政時代のロシアは検閲が厳しく、哲学などを学問として体系だって発表することはできなかったそうで、小説が一つの思想を発表するための手段として用いられたんだとか。そのため、ロシアの小説は、小説にしてはあまりに思想が出過ぎている。しかし、それがたまらない魅力である。(難しい哲学をストーリー仕立てで理解できるって最高では?)

    また、ドストエフスキーは一回捕

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    2026年02月03日
  • 地下室の手記

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    ひたすらに地下室で主人公は考え続ける!!自分はあまりにも賢すぎるがゆえに思ったことを行動に移せないのだ、と言い訳をしてみたり、身分や貧乏という自分の置かれた立場に関係なくもっと堂々としていたい、でもできない…と不器用で愚かな葛藤。とても暗い手記なのに、なぜか笑える、不思議なドストエフスキーの世界観が詰まった作品です。

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    2026年01月29日