ドストエフスキーのレビュー一覧
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NHKの100分で名著を見て、再読。前回、新潮文庫で読んだときに比べて、何か、エネルギーを感じる翻訳で、ワクワクしながら読んでいる。Posted by ブクログ
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遂に!完読!
こうしてみると、いかに考え抜かれた構成か、練り上げられたキャラクターか、重なる層か、に感嘆するほかない。
そして、書かれなかったもう1つの物語の存在感。読みたかったもう1つの物語。それがあるから、これが更に際立つ。
亀山郁夫の渾身の解題が圧巻!Posted by ブクログ -
(今はまだ読んでいる段階ですが)
面白すぎる
(読み終えました)
びっくりしました。こんなに面白い本があろうとは。
漫画という手法の無限の可能性にも触れることができた気がします。
RGPのようにのめり込む要素があって、すぐに読み切ることが出来ました。心の中の苦悩や葛藤が、一気に外に漏れだす...続きを読むPosted by ブクログ -
今までの人生で沢山の本に出会ってきたが、カラマーゾフの兄弟ほど強烈な印象を私に与えた本はない。登場人物の誰もが凄まじい個性をもっていることが、その所以だろう。そして、彼らの多くは、宗教、父殺し等の重い内容をまくし立てるかのこどく、ハイテンションで話す。時には数十ページにも彼らの会話は及ぶため、終始、...続きを読むPosted by ブクログ
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ついに4巻終わった!引き続き、精神病、読んでいる方が精神を病んできそうなハイな発言、信仰やロシア的なものについての見解批判…となかなか難しい議論が続く。いやほんとうにロシア人というのは、あの固い感じのするロシア語で侃侃諤諤とこういう議論をしているのか、ロシア語を理解して聞いてみたいなあと思った。米原...続きを読むPosted by ブクログ
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19世紀にこの小説が完成しているというのがすごいと思った。同じ人物が作り上げたと思えないほど多彩なキャラクターが様々な哲学を持っており、作者自身が事件の目撃者として登場しているのも面白いし、物語がリアルに感じられる。 社会制度、基本的人権、宗教、科学、司法制度、家族愛、教育、心理描写など、テーマも多...続きを読むPosted by ブクログ
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やっと3巻まできて話の流れを掴めた。それにしても、ロシア人というのは話している途中でこんなにも激昂したり、ヒステリックになったりする人たちなのか?近年はプーチン大統領のイメージが強すぎるのと、身近にロシア人の知り合いがいないために想像がつかないが、どうにも主人公達の感情の上下についていけない場面が多...続きを読むPosted by ブクログ
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イワンとアリョーシャの会話が難しくて頭に入らず、なかなか読むのが苦痛な巻だった。読み方のおススメとしては、とりあえず本編を頑張って読んだ後に亀山さんの後書きを読むこと。普段、後書きや解説は読まないクセがあり、さらにこの長編を読んだ後では早く本を閉じたいと思っていた。だが、後書きで噛み砕いて当時の貨幣...続きを読むPosted by ブクログ
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誰が父親を殺したのか?スピードが上がってきた!個人的には、ミーチャには隠し事してほしくないけど、でもついうっかり事実に反することを口走った、みたいたのはありそう(笑)3000ルーブルのトリックには驚いた。そして、グルーシェニカを最後に振り向かせた熱意とタイミングはすごいな、と。散財っぷりも気持ちよい...続きを読むPosted by ブクログ
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途中、次男の幻覚のところで、また薀蓄に走りそうな気配を感じ、止めてくれ~と思ったけど、すぐに終わってひと安心。いよいよ明かされる真相に、意外にもミステリ的ドキドキをかなり感じられたりして、概ね満足度は高かった。中でも最終章、特に弁護側の反論は個人的に出色で、細かく見ればありきたりの論証なんかもしらん...続きを読むPosted by ブクログ
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4部構成の3部、転に当たる本巻。いよいよ殺人事件が起こってしまい、カラマーゾフ家に激震が走る物語展開。あえて経時的配列を取らず、多少の時間的前後をもって描かれる見せ方が絶妙で、さすがに世界観に引き込まれる。更に良いことに、これまでの1部や2部で繰り返された、宗教観などをめぐる論争みたいなのが今回は無...続きを読むPosted by ブクログ