ドストエフスキーのレビュー一覧

  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    一度途中で挫折しましたが数年経ってふと読みたくなり、あまりの面白さに二度目は一気に読んでしまいました。何故一度目は読むのをやめてしまったのか分からないぐらい夢中になって読みました。

    文章から伝わってくる生命力が凄いです。読んでいる間は寝ても覚めても登場人物達が頭の中で騒いでおり、読み終えた次の日から数日熱を出して寝込みました。こんなに体力を持っていかれる作品に出逢えたことに感動しております。

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    2026年02月09日
  • 罪と罰 上

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    作品情報
    タイトル:罪と罰

    著者:フョードル・ドストエフスキー

    形式:Audible(7割)+書籍(3割)

    かかった時間:約27時間

    読みやすさ:★★☆☆☆

    罪と罰 (上)/ドストエフスキー, 江川 卓|岩波文庫 - 岩波書店
    罪と罰 (中)/ドストエフスキー, 江川 卓|岩波文庫 - 岩波書店
    罪と罰 (下)/ドストエフスキー, 江川 卓|岩波文庫 - 岩波書店
    Audible版『罪と罰 上 』 | ドストエフスキー | Audible.co.jp

    読み方に関する振り返り
    Audibleと書籍を併用。Audibleはハードルを下げてくれた一方、登場人物の名前が入り組んでおり、メモ

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    2026年02月07日
  • カラマーゾフの兄弟 3

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    フョードルの死、その犯人の予審、アリョーシャと子どもたちの動向がメインになる巻。

    二巻までとは打って変わって一気に読みやすくなる。
    ドミートリィ側の動向とアリョーシャ側の動きがどう関連していくのか、あるいはしていかないのか、楽しみ。

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    2026年02月03日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    ほんとこの作品「やばい」です。。。。
    語彙力が退化するぐらい私は度肝を抜かれた作品。そして、私にとって大切な作品です。
    個人的に罪と罰より、展開も早く、面白い!!しかし、長いです!長すぎて周りで読んでいる人がいないので、どんどん布教したいです。

    帝政時代のロシアは検閲が厳しく、哲学などを学問として体系だって発表することはできなかったそうで、小説が一つの思想を発表するための手段として用いられたんだとか。そのため、ロシアの小説は、小説にしてはあまりに思想が出過ぎている。しかし、それがたまらない魅力である。(難しい哲学をストーリー仕立てで理解できるって最高では?)

    また、ドストエフスキーは一回捕

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    2026年02月03日
  • 地下室の手記

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    ひたすらに地下室で主人公は考え続ける!!自分はあまりにも賢すぎるがゆえに思ったことを行動に移せないのだ、と言い訳をしてみたり、身分や貧乏という自分の置かれた立場に関係なくもっと堂々としていたい、でもできない…と不器用で愚かな葛藤。とても暗い手記なのに、なぜか笑える、不思議なドストエフスキーの世界観が詰まった作品です。

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    2026年01月29日
  • 地下室の手記

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    ドストエフスキーの『地下室の手記』を読み終えた。読んでて気が滅入ったりもしたけど、それも含めてけっこう楽しめた。

    俺なりに内容をまとめると、社会に溶け込めない孤独なオヤジが、自分自身と他人とに向けた恨みつらみを代わる代わる書き連ねるだけで一冊終わる本。

    主人公である書き手は臆病さと高慢さを兼ね備えた性格の悪い男で、社会とうまくやっていくこができない貧乏な役人。
    こういう、性格や色々がズレてるせいで孤独に暮らしてる狂人を主人公とした作品として、俺はやっぱり映画の『タクシードライバー』を連想するんだけど、本作の主人公は『タクシードライバー』のトラヴィスと少し違うところもある。

    トラヴィスは「

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    2026年01月13日
  • カラマーゾフの兄弟 2

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    第一編から第二編の中盤までは、正直読むのがつらいくらい退屈だったけど、第二編の「大審問官」以降グイグイ引き込まれました。

    人物の造形を読者に伝えるためなのか、最初のほうはとにかく無軌道なおしゃべりが延々と続き、ストーリーもないので苦しい…。

    でも、「大審問官」からはおしゃべりも理路がわかりやすくなってきて、ストーリーも動き始める。

    作中屈指の名場面と言われる「大審問官」はもはや物語というより聖書の考察ですね。
    キリスト教において標榜される自由とは何かが、単なる個人の経験ではなく、聖書の読み込みと解釈から考えられている。
    聖書やキリスト教に内在する逆説を暴き出していくという点で、脱構築的手

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    2026年01月05日
  • 地下室の手記

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    ネタバレ

    繰り返される自己ツッコミのため、もう誰の話をしてるのか本人もわからなくなってしまってる自意識過剰な長台詞に笑う。
    ぶつかりおじさんとしても登場する。彼らの心情ってこんな感じなのだろうか。
    旧友との食事会で嫌われるようなことばかりして、最後は友人からその場に居ないものとして無視された挙句、仲直りしたくて気づいてもらおうと店の中を閉店まで行ったり来たりしてる健気な一面も。だったらそんなこと最初からしなければいいのに、そういうわけにもいかない性分らしい。

    癖はあるので好き嫌いは分かれそう。

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    2026年01月05日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    あー面白かった!!!!
    このドストエフスキーという人は二百年ぐらい時代を先取りしちゃってる、というか普遍的に人間を見透かしちゃってる!!
    虹色のルーブル紙幣のように人間は、「真実」とは多面的で、読者もこの大事件に引きずり回されちゃうのだ。
    一気読みしてしまった。大声で世界中にお薦めして回りたい最高のエンタメ

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    2026年01月04日
  • 罪と罰(下)

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    概念が人格化した様な登場人物たち。荒ぶる言葉に立ち上がる手触りのある世界観。ラスコーリニコフの気持ち、完全に自分と違っていた。そして救済はかのように、唐突に、そして静かに、心の中に訪れるのだと思う。

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    2026年01月04日
  • 罪と罰(上)

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    めちゃくちゃ面白かった。カラ兄のときもそうだったけど、なんか意味わからない小難しいことや概念とか言ってたり、字詰め詰めではぇ〜って感じのページがほとんどなのに、さらにすっげぇ疲れてる行き帰りに読んでるのに、狂ったように次のページを求めてしまう中毒性がある。これなんなの!?やっぱスゴイネ!!
    あと引き続き名前にもすごく中毒性があって、ラスコーリニコフ、ロジオン・ロマーヌイチ、スヴィドリガイロフ、ポルフィーリイ、カテリーナイワーノヴナ…とかずっと名前が頭の中でぐるぐる回ってタノシイ。

    でもカラ兄より割と難しいパートは少なくて、普通にサスペンスというかミステリー(ではないか?)としても楽しめた。特

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    2026年01月06日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    「この世には2種類の人間がいる。カラマーゾフの兄弟を読破したことがある人間とそうでない人間だ。」という言葉があるそうですが、この言葉知らなくても読んだ人みんなこう思うんじゃないかな。なんていうか、ただ1つの物語を読んだっていうより、「カラマーゾフの兄弟」っていう「経験」をしたって感じだった。
    最初はなんか小難しくてつまんないよくわかんない場面が延々と続いてて(それは最後までずっとそう)、絶対ここで全世界の何千万人もの人がリタイアしたんだろうなーと思いつつ、気がついたらどんどんページを捲る手が止まらなくなっていて、早く読みたくてたまらなくなっていた。毎日10時-22時で働かなきゃいけない限界の時

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    2026年01月06日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    ネタバレ

    アレクセイが少年たちに語る子供時代の記憶の大切さに関して、彼自身は自分の子供時代をどう捉えているのだろう。良い演説だと感じる反面、カラマーゾフ兄弟の出自を考えると悲しい気持ちにもなった。

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    2025年12月30日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    上中下3巻の中でも特に内容盛り沢山の巻だと思う。メインキャラだけでなくサブキャラも個性的で面白い。バラバラに動いていた歯車が少しずつ噛み合って、一つの結末に向かい始めていると感じた。

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    2025年12月30日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    ようやくまとまった時間が取れたので、「カラマーゾフの兄弟」を読み始めました。個人的には、ドストエフスキー作品の魅力は「人間の本性に迫る、徹底したリアリズム描写」だと思います。作中を通して、自分の本性が暴露されているような気分に陥るため、かなりの怖さを伴いますが、他の作品ではなかなか味わえい読書体験です。挫折せずに最後まで読み切りたいと思います。

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    2025年12月29日
  • カラマーゾフの兄弟 2

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    第2巻を読み終え、主人公アリョーシャに対する印象が劇的に変化した。第1巻における彼は、周囲が強欲の怪物ばかりであったがゆえに、相対的に「若くして完成された聖人」のように見えていた。しかし今巻では、「中途半端な人物」という印象になった。兄に侮辱されたスネギリョフに恥辱を忘れる代わりにお金を無心する、という浅慮に手を貸してしまったり、恋愛経験などなさそうなのに、カチェリーナに、本当はイワンが好きなのだと言ってみたり、どこか浅くて半端な行動をとっている。そういえば、物語のまえがきに、アリューシャは「明確さを欠いた活動家」と作者が言っていた。

    スネギリョフがアリョーシャの提案を拒絶する場面は、今巻

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    2025年12月28日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    大審問官が自身の苦悩や葛藤を極限まで突き詰め、激烈なまでにキリストを糾弾するという逆説に満ちた上巻の一幕が脳裏から離れないが、
    「父殺しの犯人は誰か」という娯楽小説としてすら消費できてしまう両義性からも、この傑作の化け物じみた本性が窺える

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    2025年12月16日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    本作は腑に落ちる答えも気持ちのいい共感も与えてくれないし、少しでも理解した気になった瞬間、容赦なく梯子を外され、「これならどうだ、お前の理屈はどこまで耐えきれるかな!」と思考の逃げ道を塞ぎながら詰め続けてくる

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    2025年12月14日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    難しいらしいし〜、頁数多くて萎えるし〜、と敬遠してきたことが心底悔やまれる
    無知蒙昧な私が想像していたワケワカランお堅い文学ではなかった
    とりわけゾシマ長老の言葉は、彼の柔和な佇まいとは裏腹に鬼気迫る迫真性があり、思わず息を呑んだ

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    2025年12月12日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    いや凄かった。ありとあらゆるテーマ、人間社会の問題や物語のベースとなるものが詰まっている。
    児童虐待、身内殺し、階層社会、宗教の限界を描きつつ物語は最後の法廷劇でクライマックスを迎える。
    正直、父親殺しの話、くらいの知識しかなく読み始めたので、最後までどうなるか分からずハラハラドキドキしながら読みました。

    正直消化はできていないし分からない。
    以下メモ。
    スメルジャコフがフョードルを殺したのは、結果なぜだったのか。金ではなかった。知能は高いが同じ兄弟として扱ってもらえず、自分の出生を憎み、その原因を作ったフョードルに復讐したいと思っていたとしても不思議ではない。

    何でミーチャは有罪にならな

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    2025年12月07日