ドストエフスキーのレビュー一覧
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何度も挫折し、何年か越しに完読
これ程までに壮大な物語だったのか…
今までに味わったことのない充実感と処理しきれないざわざわとした気持ち
ドストエフスキーの頭の中に描かれていたその後の物語とはどのようなものだったのだろうか
この本を超える本には、今後出会えないかもしれない 圧巻の一冊
最後に
カ...続きを読むPosted by ブクログ -
しんどすぎたけど、達成感がすごい。ちなみに5巻のエピローグも読んだ。
再生される映像がモノクロだった。
宗教、哲学、近代思想、サスペンス、恋愛、家族愛、兄弟愛、友情など一つのジャンルに絞れない。
不朽の名作を読むことができて嬉しい。いい経験になった。
暇な大学生は良い春休みの幕開けをした!Posted by ブクログ -
続編がある予定だったことを解説で知った。その後が気になるのであったら読んだだろうけど、なくても全く問題ないほど完成された作品だと思う。イワンが好きだな。アリョーシャは今後の成長が楽しみだし、ミーチャはなぜか憎めない。それにしてもカラマーゾフの兄弟というタイトル、ぴったりで良い。Posted by ブクログ
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物語が一気に進む。
二つの死と三兄弟の人生の変わり目が見応えだった。
上巻と同じで非常に読みやすかったし、分かりやすかった。
早く下巻を読もう。Posted by ブクログ -
自分はカラマーゾフの兄弟を読むのが2回目である。
最初は少し話題に上がった、光文社版である。
読みやすい新訳と評判だったのである。
非常に楽しめたはずなのだが、よく分からない部分も多々あった。
そこで、ネット上でこちらの新潮版の方が良いという評判が多々あったので、読む事にした。
上巻を読んだ限り確か...続きを読むPosted by ブクログ -
空想での人間愛と現実での隣人への憎み、この相反する感情に気づき自己嫌悪する貴婦人に対して、
ゾシマ長老が「わかっていればよいのです。それは貴方がそれだけ自分と向き合った証です」
Posted by ブクログ -
白夜: とある内気で空想家な青年が、橋で泣いている少女に出会う。彼はすぐに彼女を愛するが、彼女には一年前に別れ、再開を誓った人がいて、その人が現れないがために泣いていたのであった。
恋の初々しさを感じるストーリー。
おかしな人間の夢: 自殺をしようとしていた男が、夢で別世界へ行き、互いに愛し合い真...続きを読むPosted by ブクログ -
[ヨハネによる福音書の引用]よくよくあなた型に言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに身を結ぶようになる。
[始]作者の言葉
わが主人公、アレクセイ・フョードロヴィチ・カラマーゾフの伝記を書き起こすのにあたって、わたしはいささかとまど...続きを読むPosted by ブクログ