ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 罪と罰 1

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    (全巻読み終えた感想をまとめて記載)

    罪を犯したラスコーリニコフ、その母と娘、罪を暴こうと追い詰める捜査官。登場人物それぞれの信念や価値観、生き方、信条が深く描かれています。さらに、当時のロシア社会の風潮や思想、宗教なども表現されていて、登場人物たちの内面がより鮮明に浮かび上がるように書かれています。

    特に、ラスコーリニコフが罪を犯し、追い詰められ、徐々に変貌していく様は、鬼気迫る迫力があります。こちらが引き込まれていきそうになる生々しい描写はとにかく圧巻です。

    対話シーンでは、それぞれの思想や信条がぶつかり合っていて激しいです。長尺のセリフが多く、宗教や時代背景も絡んでとにかく難解です

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    2025年06月06日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    やっと読み終わった… たぶん亀山訳の方が読みやすいんじゃないかと思うけど、内容的に、どこに向かっているのかわからなくなりがちだったり、人物が一筋縄ではいかない、常に信用できそうなのはアリョーシャだけど、他の人は性格がつかみにくく、少なくともたいていの人が読み慣れている"小説"でのような役割が理解しにくい、等々がやはりすいすい読み進められなかった原因なのかな。新潮版は訳としては標準的で、やはりこの小説は訳文以前に出会うタイミングの問題が大きいのかも。ドミートリーなど、読んでいる間は、後半は意外と好感が持てたりするのだけど、ちょっと読みさすとなぜそんなふうに思っていたのかわから

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    2025年06月06日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    読みやすいと言われる光文社版を。やはり少し難しい笑
    でも読ませる勢いがある気がします。
    その時難しくても、解説サイトとかを後で見たりすると理解が深まって楽しめると思います。

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    2025年06月01日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    何か罪を犯すということは、(たとえだれかに罰せられなくとも)自分で自分を罰してしまう、ほんとうに苦しい( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )
    罪を犯して罪悪感で死ぬほど苦しむという夢を,この本を読んだ後は何回も見るようになった(i_i)

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    2025年05月25日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    ようやく最後の4巻目を終えた。
    少年たちの章から始まり、ラストの誤審の章まで。
    ジェットコースターみたいな激しい展開。
    この物語の主人公はカラマーゾフの兄弟の三男、信心深く、誰もが愛したくなる清らかな心の持ち主、アレクセイ。
    だとすると、ラストはやっぱり神の存在とは??
    人の心のなかには、神と悪魔が同時に住むものだということ。出目やその後の環境や、取り入れてきたものによって人は作られる。簡単に白とか黒とか言えないのが人間。
    この本ではいつもそれを意識させられた。


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    2025年05月21日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    第1巻前半は登場人物の前史のような話でつまらない。
    カラマーゾフ兄弟に絡む二人の女性が登場してそのあとは俄然面白くなる。これほどプロットのある長編とは思わなかった。事前の想像より面白い。
    未読の方は、世界屈指の評価を受ける小説がどんなものか、読んでみることをお勧めする。

    この古典新訳文庫の5巻目は訳者亀山氏の解説が長い。
    小説部分(エピローグ)が60頁、訳者解説等が300頁ほど。
    エピローグは4巻に含め、5巻は解説書として販売した方が読者に親切だった。
    ちなみに解説中の「ドフトエフスキーの生涯」100頁程は未読。
    解題(200頁程)は、批判的に読んだ。
    この作品のどこが・なぜ、過去から現在ま

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    2025年05月19日
  • 罪と罰 下

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    訳者あとがきにあるように、一読してある種の熱気や漠とした不安を感じたら、二度でも三度でも読み返せばよい。それに耐えうる読み応えを持つ作品である。
    難解な作品であることは間違いない。一つには、帝政末期ロシアの社会事情に我々の馴染みがないこと、もう一つは主人公ラスコーリニコフがインテリの半狂人ともいうべき心性の持ち主であること、三つ目は凝りに凝った文体が千ページ超のボリュームで展開すること。
    だが凄まじい熱気と激情だけは一読しただけでも感じとることはできるだろう。なんだかよくわからないけど『罪と罰』を読破したってだけでも、ちょっと誇らしく感じることができるのではないだろうか。

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    2025年05月06日
  • 賭博者

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    この作品を27日で書き上げたのはすごい。
    とても救いようのない話だった…金、金、金!
    「あと一回、あと一回」が重なって有金がなくなるんだろうな。主人公もそうだし、お祖母ちゃんの破滅具合は読んでて苦しかった…ギャンブラーってこんな感じなのかなって想像できた。
    あと、フランス人に対する当たりが強くて面白い。

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    2025年05月02日
  • 罪と罰 3

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    先が、気になって気になって…仕事が手に付かない。とか言っている場合じゃ無いほど(私生活上も公の上でも)色々とあって、第3巻を読むのに少しばかり時間が掛かったけれど。

    ドストエフスキーの『罪と罰』を1回読み終えました‼︎

    今回は光文社版の亀山郁夫さんの訳したものを読みました。
    最初は新潮社版の工藤精一郎さんから読み始めたものの、1巻目の数十ページを読み進めた時点でこちらに変更して読み直し。
    「100分で名著」で『カラマーゾフの兄弟』の解説をなさっていたのを観てその熱意を目の当たりにしていたことや、光文社古典新訳文庫が行間を広くしたり文字を大きくしたりしていて、老眼には読み易かったし、言葉遣い

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    2025年05月01日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    ここで終わるんだ。がまず最初の感想
    3巻ぐらいから、グルーシェンカのことを可愛いなと思い始めていた私はその対局のようなカテリーナがヒステリーっぽくなるたびに、よりグルーシェンカと比べてしまった

    けれどこの5巻ではアリョーシャに素直に、今の彼女の気持ちを話しているところで、少し見方が変わった。
    まだイワンと、しなくていいような嫉妬や言い合いしそうだけど
    幸せになってほしいなとおもえた。

    私はあの、どうしようもないフィヨードルが一番好きだったから
    (途中からグルーチェンカに変わった)早々の退場で残念だった

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    2025年04月15日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    学生の頃に途中で諦めてしまったが、社会人になってから再度読み直した。

    学生の頃は理屈家だったので、大審問官の章が説明になっていないじゃないかとイライラしてたんだけど…

    社会人になった今、
    ・この世は愛している/愛していないの二元論では無く、不完全な愛というものが存在すること
    ・理性では人間の倫理に触れられない。その役割を担うのは唯一宗教であり、信仰である、ということ
    がかなりジワジワと実感できるようになってきた。
    明瞭な理屈無しに他者を抱擁できる宗教は偉大すぎるなと

    ただ、人間の倫理は誰が作るべきか、という問いは依然として自分の中に残っている。
    ドストエフスキーは人間の理性を信じず、神を

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    2025年04月07日
  • 罪と罰 2

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    引き続きドストエフスキーの『罪と罰』にどハマりしながら、その世界の中に没入しております。

    1巻目の時に書いた「ロシア名は覚えにくい」は撤回。その特殊性により逆に覚えやすく感じるようになりました。そしてその名を持つ者がどのような人物なのかがより鮮明に頭の中で結び付くようになってきた。

    第3部、第4部に進むにつれ読み取らなくてはならないことが多種多様になり、人の心の動き、表と裏、表象しているもの…複雑に絡まり合ってくるけれど、そこがとくに素晴らしい。
    世界一の小説に敬服する。

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    2025年04月06日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    ネタバレ

    何とか読み切った。前半スローペースでしか読めなかったけど、後半アリョーシャが兄の元を訪ねたりものを言付かったりするあたりからガンガンと。
    難解だけど、これは確かに読む価値あるわ…

    神の存在とは?私達は自由を必要としてないものなの?血は争えないものなのか?等、色々と疑問が湧いてきた。続きを楽しみに中巻へ… それにしてもアリョーシャ以外はキャラが濃い人ばかりで胸焼けがしそうだった。アリョーシャが可哀想。。

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    2025年03月31日
  • 白夜

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    随分と昔に書かれた話のはずなのに、全然古っぽさを感じない。そしてその古っぽさというのがこれから先も一生出ない作品であり続けると思った。消えてくれない愛に目を背けて、それでもやっぱり無理!好きだ!を繰り返す彼女に、振り回される主人公はすこし可哀想だけれども、何をしたって消えてくれない愛というのは確かに存在していて、それを知っているからこそ、わたしは彼女にどうしても自分を重ねてしまった。

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    2025年03月30日
  • 地下室の手記

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    圧巻。手放したくない1冊。表面的な美しさや謎のステータスとやらに踊らされているこの社会に、この本を突き刺してやりたい。

    刑事裁判を彷彿させるシーンもあれば、AIを彷彿させるシーンも。150年近く経つけれど、この本が問うていることや描かれていることは、色褪せない普遍的なテーマで、我々人間は、人間の愚かさや汚さ、そして不合理さをしっかり理解した上で、拗らせながらも自分なりの幸せを見つけて生きていくことが大切なのかもしれない。

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    2025年03月29日
  • 罪と罰 1

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    精神的に常に囚われている自分がラスコーリニコフに重なった。
    久々に読む小説。歩きながらでも読んでしまいそうな勢いで熱中して読んている。
    自分がドストエフスキーを読むとは考えたことも無かった。登場人物のロシア名すら覚えられないと感じていた。
    しかし、この小説は凄い。引きずり込まれる。今後何度も読み返す予感がする。
    今まで読まず嫌いだったのが悔やまれる。

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    2025年03月26日
  • 罪と罰 3

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    ネタバレ

    総ページ1489ページ (読書ガイド含む)を超える超大作でこんなページ数初めて読んだ。長い人名、多くの登場人物に戸惑いながらも読書ガイド、付属の人名しおりのおかげでなんとか読み切ることができた。22日程度かかった…ラスコーリニコフが老女殺しに至った経緯、思想をようやく知ることができた。結局自分を何らか特別な力を持つ者と勘違いしてしまった青春小説なのかもしれない (怒られそう)。前二巻に比べ第三巻は場面展開が激しくどんどん読むことができた。中弛みしなかった。ポルフィーリーとラスコーリニコフのバトルは手に汗握るほど熱が伝わってきた。面白かった。スヴィドリガイロフの神出鬼没さが更なるスパイスとなって

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    2025年03月06日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    カラマーゾフとともに育ちました。
    高校生の頃は20歳のアリョーシャを随分大人に思っていましたが、気がついたらとうに年上になってます…
    私の棺に入れてほしいくらいの愛読書です!

    この本が書かれた19世紀末の混沌とした時代と、同じくらい現代も混沌としていますが、
    読むたびに、神の存在を信じよう、信じたいというドストエフスキーの願いが聞こえるような気がして、魂が揺すぶられます

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    2025年03月01日
  • 新訳罪と罰 1

    無料版購入済み

    日本版にアレンジ

    ドストエフスキーの作品が日本版にアレンジされており、読み進めやすい。人間とはという哲学的な部分に多くの描写がされており、面白い

    #深い #怖い #エモい

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    2025年03月01日
  • 地下室の手記

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    『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』を読み、ドストエフスキーにハマった。『地下室の手記』は彼の転換点とも呼ばれている本だったため、手に取ってみた。
    まるで主人公を実際に見ているかのように引き込まれた作品だった。ぶっちゃけるととてもクズな主人公だと思うが、その中にも共感した部分はたくさんあった。し、文中でも触れられていたが、クズでない人はいないと思う。

    腹を立てる理由など何もないと、自分で承知しながら、自分で自分をけしかけているうちに、ついには、まったくの話、本気で腹を立ててしまうことになるのである。

    この部分が好き。幼少期に悲しいふりをしていたら、実際に泣いてしまったことを思い出した。

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    2025年06月30日