ドストエフスキーのレビュー一覧

  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    ネタバレ

    何とか読み切った。前半スローペースでしか読めなかったけど、後半アリョーシャが兄の元を訪ねたりものを言付かったりするあたりからガンガンと。
    難解だけど、これは確かに読む価値あるわ…

    神の存在とは?私達は自由を必要としてないものなの?血は争えないものなのか?等、色々と疑問が湧いてきた。続きを楽しみに中巻へ… それにしてもアリョーシャ以外はキャラが濃い人ばかりで胸焼けがしそうだった。アリョーシャが可哀想。。

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    2025年03月31日
  • 白夜

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    随分と昔に書かれた話のはずなのに、全然古っぽさを感じない。そしてその古っぽさというのがこれから先も一生出ない作品であり続けると思った。消えてくれない愛に目を背けて、それでもやっぱり無理!好きだ!を繰り返す彼女に、振り回される主人公はすこし可哀想だけれども、何をしたって消えてくれない愛というのは確かに存在していて、それを知っているからこそ、わたしは彼女にどうしても自分を重ねてしまった。

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    2025年03月30日
  • 地下室の手記

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    圧巻。手放したくない1冊。表面的な美しさや謎のステータスとやらに踊らされているこの社会に、この本を突き刺してやりたい。

    刑事裁判を彷彿させるシーンもあれば、AIを彷彿させるシーンも。150年近く経つけれど、この本が問うていることや描かれていることは、色褪せない普遍的なテーマで、我々人間は、人間の愚かさや汚さ、そして不合理さをしっかり理解した上で、拗らせながらも自分なりの幸せを見つけて生きていくことが大切なのかもしれない。

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    2025年03月29日
  • 罪と罰 1

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    精神的に常に囚われている自分がラスコーリニコフに重なった。
    久々に読む小説。歩きながらでも読んでしまいそうな勢いで熱中して読んている。
    自分がドストエフスキーを読むとは考えたことも無かった。登場人物のロシア名すら覚えられないと感じていた。
    しかし、この小説は凄い。引きずり込まれる。今後何度も読み返す予感がする。
    今まで読まず嫌いだったのが悔やまれる。

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    2025年03月26日
  • 罪と罰(下)

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    結果、とても良かった。読めるのかな?と不安だったけど、(下)に入ったら俄然読み進めるのが早くなった。
    (上)では登場人物の名前が覚えられなくて大変!苦笑

    全く内容は知らなくて読み始めた。題名は勿論知ってたけど、ドストエフスキーは何を罪と言い、何を罰と言ってるのか?と気になって読み始めた。

    本全体で主人公だけじゃなく、人間の罪深さをあらわされてたと思うし、罰と思われる苦悩が描かれていたと思う。
    人殺しの犯罪の前とその時、直後、その後の心理をこんなに鮮明というか寄り添うように描かれている作品があるんだと感じた。
    最後は予想外と感じた。

    解説で作家の事が書かれていて、この本を書いた時そんな苦境

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    2025年03月25日
  • 罪と罰 3

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    ネタバレ

    総ページ1489ページ (読書ガイド含む)を超える超大作でこんなページ数初めて読んだ。長い人名、多くの登場人物に戸惑いながらも読書ガイド、付属の人名しおりのおかげでなんとか読み切ることができた。22日程度かかった…ラスコーリニコフが老女殺しに至った経緯、思想をようやく知ることができた。結局自分を何らか特別な力を持つ者と勘違いしてしまった青春小説なのかもしれない (怒られそう)。前二巻に比べ第三巻は場面展開が激しくどんどん読むことができた。中弛みしなかった。ポルフィーリーとラスコーリニコフのバトルは手に汗握るほど熱が伝わってきた。面白かった。スヴィドリガイロフの神出鬼没さが更なるスパイスとなって

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    2025年03月06日
  • 罪と罰(上)

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    主人公ラスコーリニコフの老婆と若女殺し周辺の出来事を集めた小説第一巻。人間の〈非常〉事態の描写をありありと描いたドストエフスキーの名作。

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    2025年03月04日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    カラマーゾフとともに育ちました。
    高校生の頃は20歳のアリョーシャを随分大人に思っていましたが、気がついたらとうに年上になってます…
    私の棺に入れてほしいくらいの愛読書です!

    この本が書かれた19世紀末の混沌とした時代と、同じくらい現代も混沌としていますが、
    読むたびに、神の存在を信じよう、信じたいというドストエフスキーの願いが聞こえるような気がして、魂が揺すぶられます

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    2025年03月01日
  • 新訳罪と罰 1

    無料版購入済み

    日本版にアレンジ

    ドストエフスキーの作品が日本版にアレンジされており、読み進めやすい。人間とはという哲学的な部分に多くの描写がされており、面白い

    #怖い #深い #エモい

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    2025年03月01日
  • 罪と罰(下)

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    ネタバレ

    印象に残った本ベスト5に入る。

    特にスヴィドリガイロフがドゥーニャから拒絶されたシーンが印象に残った。スヴィドリガイロフはどんな人物だったんだろうか最後にわからなくなった。
    愛を得ることができずに亡くなったスヴィドリガイロフとソーニャの愛によって救われたラスコリニコフを対比させて考えてしまった。

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    2025年02月24日
  • 地下室の手記

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    『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』を読み、ドストエフスキーにハマった。『地下室の手記』は彼の転換点とも呼ばれている本だったため、手に取ってみた。
    まるで主人公を実際に見ているかのように引き込まれた作品だった。ぶっちゃけるととてもクズな主人公だと思うが、その中にも共感した部分はたくさんあった。し、文中でも触れられていたが、クズでない人はいないと思う。

    腹を立てる理由など何もないと、自分で承知しながら、自分で自分をけしかけているうちに、ついには、まったくの話、本気で腹を立ててしまうことになるのである。

    この部分が好き。幼少期に悲しいふりをしていたら、実際に泣いてしまったことを思い出した。

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    2025年02月22日
  • 罪と罰(下)

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    ネタバレ

    監獄に入っても変わらなかったラスコーリニコフの思想が、ソーニャとの愛の力によって遂に崩れるという結末が好きだった。「どう終わるんだろう?」という興味で読み進めていたけど、個人的に刺さる終わり方だった。また、1860年代ペテルブルグの社会風刺や、ポルフィーリーとの対決といった、色んなおかずがある小説だと思う。ドストエフスキー自身の「暴力をも辞さない」思想がラスコーリニコフに投影されていることを知ってより好きになった。

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    2025年02月19日
  • 罪と罰(下)

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    展開がドラマチックでハラハラ。
    昔なぜ挫折したのかと思うくらい読みやすかった。

    前半のマルメラードフ一家の悲惨なほどの貧しさと出口のない不幸さ。死を持ってしてやっと解放される苦しみが延々と続き、本当に哀れで哀れで…。
    同じ貧しさでもラスコーリニコフの貧しさとはまたレベルが違うのだが、ラスコーリニコフは一線を超えてしまう。その描写が凄まじくリアリティがあり、何でこんなに殺人者の解像度高いわけ?と本当にしんどくなってしまう。
    ラスコーリニコフの魂の救済はいつ訪れるのか、と思う一方で、彼の異様なまでの潔癖さ、信念の強さ、頑固さを見るにつけ、簡単に自白したり心を入れ替えるような奴ならこんな事件起こす

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    2025年01月25日
  • 未成年1

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    ドストエフスキーの小説に出てくる人ってコミュ障多くない?って言ったらコミュ障多すぎるしコミュ障じゃない人はモブキャラって言われて超ワロタ

    1846年『貧しき人びと』
    1848年『白夜』
    1860年『死の家の記録』
    1861年『虐げられた人びと』
    1864年『地下室の手記』
    1866年『罪と罰』
    1866年『賭博者』
    1868年『白痴』
    1870年『永遠の夫』
    1871年『悪霊』
    1875年『未成年』
    1880年『カラマーゾフの兄弟』
    1881年連載していた『作家の日記』が絶筆となる

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    2025年01月17日
  • 貧しき人々

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    ネタバレ

    面白かったし心を動かされた。これがデビュー作とのことだが、もう完全に仕上がっている!という印象だった。
    若い女性と中年男性の文通というだけなのに、飽きることなくふたりのやり取りを楽しめた。慎み深く、多くを望まず、教養を感じさせるワルワーラの文体が好みだ。
    それとは対照的に、刹那に感情的に生きている雰囲気のマカールだが、ページが進むにつれだんだん整った文章になっていく。この変化や成長を見ていると、技巧的に書かれた小説だということがわかってくる。
    長い手紙での交流は、友人の枠を超えたものに感じられた。ワルワーラの結婚が決まってからの文章は、なぜだか胸に迫るものがあり涙してしまった。こんなに別れを悲

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    2025年01月14日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    アリョーシャがマジ天使。
    苦悩の秀才イワンもカッコ良き。

    イワアリョ尊い...。BL小説として読む事も出来る。流石、ドスト大先生。全てのニーズに応えた小説と言える。

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    2024年12月29日
  • 地下室の手記

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    こじらせかまってちゃんな主人公のドタバタな日常は、読んでいて苦笑いさせられてしまいます。
    周りを一切幸せにしない生き方ってあるのですね。
    自分の中にも引きこもりたい願望はありますが、引きこもったとしても、他者への優しさは失いたくないです。
    現実的に将来自分が引きこもった時に、バイブルになるかもしれません。
    主人公自身が気に入っていた、屈辱と憎悪の効用に関する名文句が好きです。でも、リーザのように傷つけられた立場からしたら、加害者の不快な屁理屈にしか聞こえません。
    ひさびさのドストエフスキーは、やはりロシア的で衝撃でした。

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    2024年11月27日
  • 白夜/おかしな人間の夢

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    角川文庫版の『白夜』を読んだが、訳が若干難しかったのでこちらも。
    『罪と罰』からは想像もつかない幻想的な短編集。ドストエフスキーファンはもちろん、初ドストエフスキーにもピッタリ。

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    2024年11月15日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    最後の盛り上がりがすごい。
    キリスト教の知識があるとすごい楽しめると思う!
    私は少ししかないけど、結構楽しめました。

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    2024年11月04日
  • 悪霊 1

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    ドストエフスキーの小説を読んでいると、よく登場してくる人種がいるけど、『悪霊』では特にニヒリストにスポットが当てられ、彼らの話がメインプロットになっている。スタヴローギンの告白を始め、検閲との戦いに終始したのがよく分かる。

    だからこそ、登場人物の微妙な仕草や、何を象徴しているのかよく分からない物の描写など、その曖昧さが作品を埋めているのだとも思いつつ、それを可能にするドストエフスキーの神がかり的な直観的なセンス、変態さ。他にこんな作品を描ける人はいるのか。

    第一部の、我らが敬愛するヴェルホヴェンスキー氏の恋バナは、正直長く感じたものの、圧巻の作品。

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    2024年11月01日