ドストエフスキーのレビュー一覧
-
読むのは2回目ですが、長いけど面白くて最後まで飽きずに読めます。
陰鬱な展開に最後のエピローグでパーッと光が差すようで感動します。
その後のラスコーリニコフとソーニャに思いを馳せてしまいます。Posted by ブクログ -
こんなに好きな作品にめぐりあったことに感謝してます・・・。
人によってはこれ以上ないというほどハマれる作品ではないでしょうか。
ドストエフスキー独特の思想がこれでもかというほど盛り込まれてて、謎もあふれかえるほど出てきます。
主人公のスタヴローギンのように考えて考えて苦しみ続けたい人にオススメ!Posted by ブクログ -
新潮文庫で以前読んでから10年ぶりくらいの再読。
観念にとりつかれた人々の織りなす陰惨な悲劇。愛さえも、より大きな悲劇を引き起こすだけなんだけど、それでも観念と同時に愛にも取り付かれていた人たちの悲劇にはまだ救われる気持ちがする。
愛と縁がない登場人物たちの殺伐さたるや!Posted by ブクログ -
屈辱的な体験を飾らずリアルに描写したような話です。
主人公の葛藤が、恥辱の体験があまりにもリアルで、単なるフィクションとは思えません。
ドストエフスキーの人間観察の鋭さに圧倒されました。Posted by ブクログ -
5大長編はどれも寝食忘れて読み耽ってしまうおもしろさです。
この未成年は長編のなかではマイナーなイメージがある。
読んだ当時は古本屋にしかなかったからこのリニューアルは嬉しい。
主人公の回送シーンなどは涙が止まりませんでした。Posted by ブクログ -
難解だったが、2巻の途中から引き込まれてあっという間に読めた。先に読んだマンガも面白かったが、全体の描写はされていなく、原作は非常に深い。歴史的背景などを勉強すればもっと面白いだろう。Posted by ブクログ
-
待望の3巻を読む。1→2→3と進むにつれて深みが増す。堰が切れたように、死んでいく人々の描写が圧巻で、一気に読めた。ロシアの当時の世情に疎く、何が起こっているのか詳細はわからないのに、圧倒的に押し込まれる気持になった。
今年読んだ中でベストの本。解説などは、これから読むけれど素直にそう思う。Posted by ブクログ -
ドストエフスキーの初期の短編作品。夢想家の主人公がやはり夢見る娘と偶然知り合い、逢瀬を繰り返すうちに2人が、というお話。『カラマーゾフ...』や『罪と罰』とは一味違った雰囲気を持つ作品ですが、主人公のモノローグの部分など、大作に通じる片鱗が見受けられます。Posted by ブクログ
-
話も少しややこしいしロージャの目くるめく心境の変化に混乱しそうになるけど、何が一番取っ付きにくくしてるかっていうとロシア人の名前長い。いろんな形で呼ばれててわかるまでややこしい。ロジオン・ヌマーヌイチ・ラスコーリニコフ(ロージャ)。ながい!Posted by ブクログ