ドストエフスキーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この小説で一番すごいと感じたことはラスコーリニコフたちが対決を行うシーンの筆圧である。よほど心の中で自分を追い詰めた経験のある人でなければあのような一種の狂乱ともとれる人々のやりとりは描き出せないのではないかと思う。解説でもドストエフスキーの波乱に満ちた生涯が紹介されている。
様々な人々の信念や思想がぶつかり合うシーンは見るものを圧倒させる。もはや読む側までも心理描写を追っていく過程で徐々に酔っているような感覚に陥りさえする。解説にもあった通り、ラスコーリニコフの語る理論はかつて作者が抱いていた理論であり、収監と、深い内省を経て否定された。作者は抱いていた思想の決算をこの小説を通して行った。特 -
Posted by ブクログ
ネタバレ思想的なことがメインなのかなと思ってたけど、もっと純粋に、物語として面白かった
下巻でぐーるぐるうごくやん、展開気になりすぎて一気読みした。
主人公どうなんの?っていうのを軸に周りの人の人生もからまって、そのどれもが目まぐるしい。
最後まで主人公の考え方は変わらなかった、それがほんまの最後の最後に理屈じゃなくて情的な面で動く。たぶん主人公の考え方だけに的を絞ってたら、結局そうおさめるのねって冷めてたかもやけど、登場人物それぞれの意見をたくさんからませて、主人公自身も善意と個人思想の間でずっと揺れ動いていたのがあったから、この終わり方に好感をもてた。
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Posted by ブクログ
要するにあれでしょ?頭のおかしい親子が、バタバタ暴れ回って周りに迷惑かけまくる話でしょ?
はい、三行
どうだドスちゃん、三行でまとめたったでw
もうとにかく長い
無駄に長い
本作は主人公アルカージーの「手記」とい形をとっているのだが「…について簡単に述べる」「…についてまとめる」「…については書かない」とか言った後が長い
なんの前フリやねんってくらい長い
そんなに長いこと喋る人いねーよ!とか突っ込みながら読む
だがしかーし!
それがドストエフスキーなのだよ諸君
そしてなんかこの無駄に長いのは原稿料をたくさん貰うためだっとたという話があったりする
まぁ、ドストエフスキーと言えば金にだら -
Posted by ブクログ
ネンイチドスト『未成年』の第二管区海上保安本部違う第二巻である
ヤバいちょっと第一巻から間空けすぎたニコフ
というわけで混沌としてきました
人間関係が複雑すぎる
意地悪か!そんな意地悪したいかドストエフスキーさんよ
誰がいい人で誰が悪い人なのか全くわからん
いや人間なんてそんな綺麗にいい人悪い人分けられまへんでっていうことなのか
誰がお馬鹿なのかもぜんぜん分からん
いや全員お馬鹿ってことなのか
そうなのかドスちゃん
なんか手揉みしているドスちゃんが目に浮かびます
いつから大阪商人に?
そしてなにかしらの秘密が明かされるたびに「えー!」ってなる
「聞いてないよ〜」ってなる
ずるい
ずる -
Posted by ブクログ
「地下室の手記」を面白く読めたので、「罪と罰」に再チャレンジ。かなり夢中になって読めたかも。
世の中には凡人と非凡人がいて、非凡人は大衆のより良い未来・革命のために法を破る権利を持っているという独自の理論を携え、それなら自分という将来有望な若者が貧困に喘いでいるのではなく、金を持っている害悪な老婆を殺したって何の罪がある?と考え、青年ラスコーリニコフは実際に殺人を犯してしまう。(150年以上前の小説だから書いてもいいと思ったけど、ネタバレになった方いたら申し訳ない)
警察ポルフィーリィとの会話は探偵小説のようだし、ソーニャとのやりとりは(だいぶメンヘラな)恋愛小説のようだし、全体感としては病 -
Posted by ブクログ
1部と2部をそれぞれ1日ずつ、2日で読み切りました。
1部はなかなか理解が進まず、始めのうちはあー、うん、なんとなく分かる。って感じなんですが、ページを跨ぐとちんぷんかんぷんだったりと、あれ?俺読んでるけど読めてなくね?って感じでした。
2部は物語となり、おぉ、これこれ、これが見たかったんだと言わんばかりの長広舌が繰り広げられていました。地下室の男には何度ツッコミを入れたくなったか、、、
そして解説ではその時のロシアの状況であったり、思想や哲学についての説明だったんかな。正直前知識がなかったので、難しかっです。
「裕福=幸せ」を2×2=4のような理屈上での幸せだとして、
「貧乏で幸せ」も良い