ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 罪と罰(下)

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    愛と推理と思想とが溢れていた一冊。
    ラスコーリニコフの凡人と非凡人の理論を軸に、彼の苦悩をこれでもかという長台詞から浴びせ続けられた。ラスコーリニコフは愛に負けて愛に勝ったんだなーと。
    凡人にはこんな感想しか書けませんでした。

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    2026年09月08日
  • 地下室の手記

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    自意識過剰で地下室に引きこもる男の独白
    主人公が笑えるレベルで偏屈、序盤から笑ってしまった
    歯が痛くなり弱気になる、はわかる。しかし普通
    歯が痛くなり、なんと痛覚に憎悪、悪態をつく

    おあいにくさま、歯痛にだって快楽はある
    おれはおまえたちを悩まし、気分をかきむしり、家中の者を眠らせないでいる
    それなら、おまえたちも、いっそ眠らないで、おれが歯が痛いんだということを、四六時中感じつづけるがいいさ

    天才でござる
    昔、成長痛で似たようなことを考えたような気がする。文章で見るととっても笑えた
    この悪態っぷりや偏屈思考が主軸なので古びる要素なぞまったく無く、コノヤロコノヤロ…みたいなのを読めるだけで

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    2026年09月05日
  • 罪と罰(上)

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    ネタバレ

    頭では「自分は特別な人間だから普通の道徳を超えていい」と考えていた人間が、実際に一線を越えた瞬間から生身の人間としてどう壊れていくかを観察していくのが面白い。実際にやってみるとバレるんじゃないか。普通に振る舞わないと。なんでこんなことしたんだみたいに理論と自分の精神が全然一致していない。そして本人がその矛盾を理解できていないことも面白い。
    黙っておけば誰も怪しんでいないのに、ザミョートフに自分が犯人であることをかなり危うい形で仄めかしてるのは何で?と思った。絶対に捕まりたくないのに、自分だけこの秘密を抱えているのがしんどい、相手がどこまで自分を疑うか試したいとか?捕まりたくないのに本人の精神状

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    2026年09月04日
  • ドストエフスキー全短篇 Ⅱ

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    短篇といえども濃密な文章にかわりはなく、凄みを感じる。
    なかで「ボボーク」「おとなしい女」はお気に入り。
    「おかしな人間の夢」って現代でも同じなんだなって思わせる。人間の愚かさは変わらないね。

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    2026年09月04日
  • 地下室の手記

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    ドストのじめっとした内容に没入した。主人公はとても嫌な奴で共感どころか一つの良さも感じない気味悪さだ。
    そんなことしなきゃ良いのにと思っていると、それ見たことがと寝返りを打つというお馬鹿さんでもある。
    ロシア人はこんな?と思ってしまいそうだ。
    ドスト様はよく考えたなーって変に関心を持った。

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    2026年08月30日
  • 未成年(下)

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    主人公が未熟で騙されやすいんで、なかなか真相が分からないまま進行していく。
    お父さんが面白いキャラクターで、これをお父さんとして配置するのが意外。

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    2026年08月30日
  • 地下室の手記

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    難しそうではあるがドストエフスキーの本を読んでみたくて手始めにとった本。
    勝手なイメージから、重厚で地下から出てこれない苦痛に溢れたものだと思っていたが、出だしから面白さを感じられた。
    ユーモアがあり、クスッとさせられるところもある。
    しかしやはり理解するのは簡単ではない。
    「鶏小屋を宮殿と取り違えたりはしないつもりだ。」
    主人公はプライドが高く、それでいて人と上手に付き合うことも出来ない、軽蔑される面があることに納得出来ないどうしょうもない人。国が違っても、時代が違ってもこういう人いそうだと思わせてもらえた。

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    2026年08月29日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

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    原作を読み始めるも、やはり登場人物の名前がごちゃついてしまったり、上中下巻という中身の濃い長編を完走できるか微妙だったため、この漫画版を先に読んだ。

    漫画として1冊に抑えるため、本来とは異なる場面で重要な台詞を言っていたり、細かな事情は割愛し、リアクションなどをコメディ的にしてあったりと、全てを忠実という訳では無いが、主要な場面は押さえてあるため、カラマーゾフの兄弟とはなんぞや?と気軽に読める1冊としてとても有難い。

    椅子に座るイワンの傍らには林檎を持った悪魔という構図がどうにもデスノートを思い出す。

    スメルジャコフについて、もっと掘り下げた場面をもう少し採用してほしかった。あと、ゾシマ

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    2026年08月28日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    ネタバレ

    名著であり、とても面白いと評判の本作をいつか読みたいと思いながら、買ったまま読めずにいた。
    読み始めてみてやはり、登場人物の名前がロシア名なだけに覚えづらく、先に漫画版を読んだ。

    無神論者イワンの考え方が面白い。神がいるならなぜ助けてくれないのか。いかにも異常者として成長しそうなスメルジャコフ話も面白い。
    対して、フョードルは清々しいほどのクソ野郎でありながら、イワンやアレクセイに嬉しそうに語りかける無邪気さもあって憎めないところもある。
    一番面倒くさいのはドミートリイ。フョードルがクソ野郎なのはごもっともだが、ドミートリイもドミートリイだ。


    第一編・ある家族の歴史
    カラマーゾフ一家の紹

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    2026年08月28日
  • ドストエフスキー全短篇 Ⅰ

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    名前はもちろん知ってはいてもとうとうこの年まで読んだことがなかったが、まぁそんな作家は何人もいるのだけど、これは是非後編も読まなきゃなという気にさせられた短編集だった。
    といって、読み終わった後に改めてそれぞれを見返してももう忘れているものもあるから、大した読み方は出来なかったものと思えるが、最後の白夜は、その主人公の気持ちには、自分はなれないだろうな…

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    2026年08月26日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    第2部になっても、「大審問官」や「ゾシマ長老の一代記」などキリスト教の素養が無い者には極めて読みにくいくだりが苦しい。イワンのスメルジャコフに対する異常な敵対心の原因がサッパリわからないままの「今はまだひどく曖昧な」も訳がわからない。

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    2026年08月26日
  • 罪と罰 下

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    深く理解はできてないけど、素直に優しさを認められないラスコーリニコフの心理状態は何となくわかる気がした。

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    2026年08月25日
  • 罪と罰 1

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    いつかチャレンジしてみよう思っていた古典作品。この夏挑戦。
    光文社の古典新訳文庫はとても読みやすかった。

    全巻読んでみよう!…と思う。

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    2026年08月17日
  • 罪と罰(上)

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    貧困に苦しむ主人公が金貸しの老婆とその妹を殺害し、罪の意識と犯行発覚の恐怖に苛まれながら生きていくストーリー。
    当時のロシアの社会情勢を背景に、殺人を犯した人間の心理がありありと描かれており、読んでいるとこちらまで気分がどんよりと落ち込んでいくような凄みがある。

    ロシア文学特有の文化として、1人の人物に複数の愛称があるため、うっかりしていると誰のことか分からなくなってしまう。小学生の頃に本作に挑戦して、何が何だか分からないと挫折した原因はこれだったと思い出した。

    物語は全体的にジメッとして暗いが、緻密な心理描写には圧倒的な読み応えがあり、先の展開が気になって手が止まらなくなる。

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    2026年08月16日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    ネタバレ

    イワンはスメルジャコフを3度訪ね、ついに真犯人はスメルジャコフだったとの供述を得る。しかしそれはイワンが心の底で父親の死を願い、父が殺される状況を作り出したからなのだと刷り込まれ、イワンは譫妄症になって精神的に錯乱する。一方スメルジャコフは自殺し、ミーチャの公判は波乱の末、有罪が決定する。
    イッポリートの論告が長くて、弁護人フェチュコーウィチの方は長くてもまだ引き込まれて読めたんだけど、それでも有罪になるんだな…と思った。たしかに一つ一つの証拠は不利ではあるけれど事実を決定的に示唆するものはなかったのに。裁判の話のやりとりから、当時のロシア社会の状況や問題意識が見え隠れするようだった。農奴制が

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    2026年08月13日
  • 罪と罰(上)

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    もっと暗い、重苦しい話を想像して読み始めたら登場人物みんな異常にテンション高くてそこは思ってたのは違った。そういえば地下室の手記もそうだった。
    もしかしたら難解過ぎて手に負えないんじゃないかとも想像していたけど、それもそこまでではなく意外と読みやすかった(名前は覚えきれないからメモとった笑)。
    最後のラスコーリニコフとポルフィーリイの対峙はまるで古畑任三郎を見ているようだと思ったら、コロンボはポルフィーリイがモデルだったとのことで。古畑は孫だったんですね。

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    2026年08月13日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    本作は、最高傑作といわれるカラマーゾフの兄弟のエピローグ版です。
    カラマーゾフの兄弟は続編が作成される予定でしたが、著者が本作を作成後すぐに亡くなったため、未完の作となってるみたいです。
    続編もめちゃくちゃ気になりますねー

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    2026年08月12日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    ネタバレ

    ゾシマ長老が亡くなり、その遺体が腐臭を放ったことで人々は長老を侮蔑し、アリョーシャは傷つく。一方、グルーシェニカを手に入れたいミーチャは金の工面に奔走するがうまくいかず、そのうちにグルーシェニカはかつての恋人の元へはしってしまう。ミーチャは父フョードルのところへグルーシェニカが行ったのではないかと疑い、父の家に忍び込んで様子を伺ううちに、老僕グレゴーリイを殴り瀕死の状態にして逃走する。グルーシェニカを追っていった先で、その心を掴んだ矢先、彼は父親殺しの嫌疑で取り押さえられる。

    たしかにミーチャの視点で読んでいた段階では父親は殺していないのに、状況証拠としてはミーチャが殺したとしか思えない状況

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    2026年08月11日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    物語のクライマックスを迎える第4巻で、父親殺しの判決が下されます。
    この小説は、当時のロシア情勢等を物語に組み込みながら物語が展開されており、著者の思想も入り込んで、とても重層的な構成になっていると思いました。奥が深いですねー。

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    2026年08月09日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    裁判シーン以降はとんでもなく面白いのに、そこにたどり着くまでがあまりにも苦痛すぎる本。
    あと、スメルジャコフは嫌な奴。

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    2026年07月29日