ドストエフスキーのレビュー一覧
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登場人物が皆魅力的過ぎる。ドゥーネチカもソーニャもラズミーヒンも真っ直ぐでとても魅力的。でも読めば読むほど何よりラスコーリニコフの思想と意志の強さに惹かれていきます。Posted by ブクログ
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ここまでくるのに凄く時間がかかりました。メモをしもって読まないと読めないという自分の読解力の無さに気づかされます。
ラスコーリニコフの友人ラズミーヒンがいい奴で好きです。
ラスコーリニコフが殺人を犯し、狂乱する場面は怖かった。Posted by ブクログ -
目の前にとつぜん現れた愛する母と妹。ラスコーリニコフは再会の喜びを味わう余裕もなく、奈落の底に突きおとされる。おりしも、敏腕の予審判事ポルフィーリーのもとに出向くことになったラスコーリニコフは、そこで背筋の凍るような恐怖を味わわされる。すでに戦いは始まっていた。
2009年7月21日購入Posted by ブクログ -
様々な人物達の想いや情動の織りなしして繰り広げられる壮大な物語である。同じような行為を行う他の同志とは一体化できない孤独さをもった怪物、ニコライ・スタヴォーギンの哀しみ、そして最後の自決シーンが、とても印象に残った。 2008.8.4-7.Posted by ブクログ
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漫画の「モンスター」もモチーフにしたんじゃないかと思う。背後で静かに笑う、冷徹な悪の存在がリアル。ただ、結局歪んだ思想の悪は勝手に破滅するとういう結末で、もっと盛り上がって終わってほしかった。Posted by ブクログ
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ちょっと深過ぎる。追いつきたいのと追いつきたくないのと気持ちが揺れる。圧倒的な何かにまったくもって人生観を変えられてしまう気がしてそれでいいのかどうかも分からぬまま見たくないものに覆いをかけるような日々が残された。Posted by ブクログ
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まずは約2週間かけて読破できた自分を褒めたい。非常に充足した気分。
振り返ると、第一部は非常に苦しかった。正直面白くなかった。全く知らない登場人物の詳細がないまま会話ベースに話が進んでいく。誰が、どんな気持ちで話しているか読み取るのが非常に困難だった。
第二部の大審問官は実は読み飛ばしてしまった。が...続きを読むPosted by ブクログ -
第一部、第二部となかなか読みにくかったが、第三部にして一気にスピードガンが出て読み応えが出てきた。
各登場人物の動き、背景が少しずつ合わさってきて、最後まで一気に読み終えたくなってくる。Posted by ブクログ