カラマーゾフの兄弟〈3〉

カラマーゾフの兄弟〈3〉

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

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ゾシマの死に呆然とするアリョーシャ。しかし長老の遺体には、信じられない異変が起こる。いっぽう、第2巻で〈消えて〉いたミーチャは、そのころ自分の恥辱をそそぐための金策に走り回っていた。そして、ついに恐れていた事態が。父フョードルが殺された! 犯人は誰なのか?【光文社古典新訳文庫】

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カラマーゾフの兄弟 の一覧

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉
    990円 (税込)
    父親フョードル・カラマーゾフは、圧倒的に粗野で精力的、好色きわまりない男だ。ミーチャ、イワン、アリョーシャの3人兄弟が家に戻り、その父親とともに妖艶な美人をめぐって繰り広げる葛藤。アリョーシャは、慈愛あふれるゾシマ長老に救いを求めるが……。【光文社古典新訳文庫】
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉
    1,100円 (税込)
    ゾシマの言葉にしたがって、アリョーシャは父の家に出かける。父と長男ミーチャとの確執は、激しさを増していくようだ。イリューシャとの出会い、スネギリョフ大尉の家で目にしたものなど、アリョーシャの心はさまざまに揺れ動き、イワンの「大審問官」で究極の衝撃を受ける。【光文社古典新訳文庫】
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉
    1,210円 (税込)
    ゾシマの死に呆然とするアリョーシャ。しかし長老の遺体には、信じられない異変が起こる。いっぽう、第2巻で〈消えて〉いたミーチャは、そのころ自分の恥辱をそそぐための金策に走り回っていた。そして、ついに恐れていた事態が。父フョードルが殺された! 犯人は誰なのか?【光文社古典新訳文庫】
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉
    1,430円 (税込)
    11月初め。フョードル殺害犯として逮捕されたミーチャのまわりで、さまざまな人々が動きだす。アリョーシャと少年たちは病気の友だちを見舞い、イワンはスメルジャコフと会って事件の「真相」を究明しようとする。そして裁判で下された驚愕の判決。ロシアの民衆の真意とは何か!【光文社古典新訳文庫】
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻
    990円 (税込)
    「エピローグ」では、主人公たちのその後が描かれる。彼らそれぞれに、どんな未来が待ち受けているのか……。訳者・亀山郁夫が渾身の力で描いた「ドストエフスキーの生涯」と「解題」は、この至高の名作を味わうための傑出したすばらしいガイド=指針となるにちがいない。【光文社古典新訳文庫】

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カラマーゾフの兄弟〈3〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第3部。
    アリョーシャとゾシマ長老。
    ミーチャ(ドミートリー)とグルーシェニカと大宴会。
    ミーチャの予審。

    疾走感のあるめまぐるしい展開。第2部の重厚さを受け、ストーリーは進む。
    特にミーチャに目が離せなくなる。ただのキレやすい女狂いの若者だと思ってたけど、印象が大きく変わる。
    予審では何が真実なのかわからなくなって、これまた先が気になる。

    思い詰め、興奮して熱くなった人間の言動の表現が本当に素晴らしい。こんなの自分じゃ絶対書けない。

    0
    2026年06月30日

    Posted by ブクログ

    どうしてミーチャはこうもダメなんだ…。
    第3巻は長男のミーチャが主役。
    彼のあまりの計画性のなさと衝動的な行動に、同情の余地がなさすぎて好きになれず、3巻は少し長く感じた。
    2巻の長老・次男・三男の話が好きだっただけに、今回はこの三人の出番が少なくて残念。

    長老といえば、死後に起きた長老の"ある異変"。あんなに尊敬されていたのに周囲の人の手のひら返しのような仕打ちには胸が痛んだ。

    そして、グルーシェニカの魔性の女っぷりに振り回される父と長男。あの潔癖な三男でさえ彼女の誘惑に少し揺らいだように見えた。
    よっぽど彼女が魅力的なのか、それとも親子の好みが似てるのか…。
    でも、あんなに奔放で手のひらの上で男たちを転がしていた彼女が、あるきっかけで「そんな急に性格変わる?」と驚くような態度に。

    そんな中でつい登場を期待してしまうのが、ホフラーコワ夫人。
    ゴシップ好きで、話がうんざりするほど長くて、イケメン好きなマダム。
    気づけば全部自分の話にしちゃうんだけど、明るくて憎めない。
    自分の周りにもこういう人いると思える彼女の存在で、150年前のロシアの物語が一気に身近に感じる。

    ​作中の「一本の葱」のおとぎ話は、日本のあの有名な小説の設定にそっくりで驚いた。
    てっきり日本独自の物語だと思っていたので、まさかここでルーツのような話に出会うとは思わず、思わぬ発見だった。

    犯人は誰なのか?謎はまだ残ったまま。
    次の第4巻は解説含めて700ページもある。
    今のタイパでは考えられない進み方なのに、いろんな要素が絡み合ってどんどん面白くなっていく。
    まだまだ続くカラマーゾフ。

    0
    2026年04月22日

    Posted by ブクログ

    ゾシマ長老の死とその後の動きからグルーシェニカの初恋の相手の話、長男ドリートミーが愛を手に入れるため金策に奔走する中で起きるある事件……。

    ミーチャァァ!!これは長男ミーチャの魂の物語ッ!!!(落ち着け

    2巻までの小難しい宗教関連の話から一転、3巻は疾走感あふれる展開でめちゃくちゃ面白かったッ!!グルーシェニカとミーチャ、それぞれの生き様に釘付け。1巻では嫌なやつだった二人が生き生きと描かれていてもうすっかり応援したくなる感じ……ドストエフスキー氏こわい。キャラ造形が上手すぎる

    父殺しの犯人もきっちりぼかしていて、ミステリとしても楽しめる。すごい……これは面白いよ……これが、モーム氏が選んだ十大小説……傲慢と偏見もめちゃくちゃ面白かったもんな……モーム、気が合うかも(失礼がすぎる)
    残すは最終章ッ!!ミーチャの行く末を見守るぞー!!!



    あ、3巻の推しはペルホーチンです。
    世話焼きおじさん(若いかも)好き。そしてこんな感じなのに街の人に好かれているミーチャ、謎すぎる……
    (ジリジリと少しずつ読んでます。リビングが賑やかでなかなか集中できないのが困りもの)

    ペルホーチン、ハンサムな青年やったわ……なんか、おじさんかと勘違いしてすまぬ。
    ホフラコーワ夫人もいい味出してるよなー。こういうマダム、いるよねー!!ペルホーチンとのやりとり、完全に喜劇やん笑

    ドストエフスキー兄貴、脇役キャラが秀逸で好き。悲劇と喜劇のバランスがたまらん。


    0
    2025年08月02日

    Posted by ブクログ

    ドミートリーの話がスピーディに展開。ここまでの哲学的な話もなく、2巻までと違ってわかりやすい話でした。面白いです。

    0
    2025年07月26日

    Posted by ブクログ

    第3巻はゾシマ長老の亡骸から腐臭がすると皆が「実は聖人じゃなかったんだ」「甘いものをかまわず口にしてたもんな」「そもそも苦行僧がサクランボのジャムでお茶楽しんでていいのか?」(p26)ってなってて19世紀末でもこんな迷信まみれなのがおもしろい。と思ってたら解説で腐臭や甘いものは小説上のモチーフとありなるほど。のん気な読みをしていた。 
    ミーチャが大騒ぎするシーンは描き方はうまいのだが、薄い内容をペラペラしゃべる長セリフには辟易とした。よく見るとミーチャ以外もセリフが無駄に長くてロシア人って皆こんな感じなんだろうか。主人公のアリョーシャだけは口数が少なくて別格。 
    第3巻から誰が殺人犯かの謎解き要素が強まるが、本書は決してミステリー本じゃない、芥川龍之介の「藪の中」みたいに正解はわからないのだろう、と思い解こうという気にはならなかった。  
    餓鬼(がきんこ)の夢は唐突なので目を引くが、なぜミーチャなのか。これがイワンなら第2巻の子殺しのくだりがあるから自然なのに。カラマーゾフ共通の心情という意味なのか。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    物語は遂に動き出します。ゾシマ長老の遺体の異変という不穏な事件。金策に走る長男ミーチェの滑稽さと人々の悪意。ポーランド人を巻き込んでの異常かつ緊迫のドンチャン騒ぎ。読みどころ満載の3巻は優れたエンタメ。
    2巻の「大審問官」のあとは娯楽要素が強くなったような気がします。

    0
    2023年12月31日

    Posted by ブクログ

    ③巻はサスペンス仕立てでした。
    最初は「小さな葱」が面白く、途中でトロイカ大疾走。
    ずっとサスペンスドラマが脳内で流れるも、①、②巻と違い
    トロイカに乗って最後まで勢いよく読み切れました。

    がんばれ!ミーチャ!!

    0
    2023年06月15日

    Posted by ブクログ

    長老の遺体による腐臭騒ぎで、迷いが生じるアレクセイ。一方、ドミートリイは愛人のため金策に走り回っていた。

    グルーシェニカの人柄と背景がよくわかる深掘りと、アリョーシャ(アレクセイ)の信仰が新生する第7編。第8編ではミーチャ(ドミートリイ)が奔走するなか、ついに事件が起こってしまう。続く第9編では、ジャンルが変わったのかと思うほどミステリー小説な展開に。疾走感のあるこの第3部で物語は一気に加速した感がある。相変わらず会話文の分量が多く、読みやすいが長い。とはいえ、思想性や哲学性の高かった第2部と比べるとよりエンタメ性が増し、それぞれの人物への感情移入も深まって、夢中で読み切ってしまった。

    アリョーシャは誰にも好かれる主人公的な人物だが、ミーチャの複雑な人間性はかなり独特な魅力がある。欠点によって嫌われるか、逆に愛されるか、きわどいラインの個性を持っているのだ。グルーシェニカの心変わりにも心洗われるし、ますます各キャラクターが好きになった。

    0
    2022年09月15日

    Posted by ブクログ

    全5冊の中で最も読みやすい巻。初見の読者もここまで辿り着ければ後はイッキだと思う。ミーチャの視点になってからはドライブ感、グルーヴ感と呼ぶべきようなスピーディーな展開が待っている。不意打ちで襲いかかるシリアスな笑いに思わず噴き出すおそれがあるのでお家で読もう。

    0
    2022年07月30日

    Posted by ブクログ

    第三部は、疾走感ある文体で、グイグイと読みましたー。
    様々な人間模様が、とても緻密に描かれていました。
    最終回も楽しみです。

    0
    2026年07月26日

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