ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 罪と罰 上

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    ネタバレ

    厨二病臭いなあ。と思うけれど、確かに戦争があったからこそ進化があったのであって、

    血が流されたからこそ、今の時代を紡ぎだせたのだと思います。

    そういう理論は後からだからこそ言える事だと思うのです。その当時にしては人殺しは人殺しだし。何人も巻き添えで死んでしまうし。

    戦争が終われば英雄扱いや、日本の戦後の兵隊たちを、同じ国の人間が蔑む。極端だなあ。どっちが正しいのかはさておいて。

    人が傷つくのは駄目なのはどうしてなのか。それは自分が傷つきたくないから。それ故に犠牲を肯定したいロージャは私としてはすごく共感できるし、馬鹿だなと思う。

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    2011年03月05日
  • 死の家の記録

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    こんな格好のいい題名の本はドストエフスキーしか認めません!!
    読み応えありました。
    お風呂のシーンがかなり衝撃的。また読み返そう。

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    2011年02月16日
  • 未成年(上)

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    個人的には、罪と罰よりも面白いと思う。
    ちょうど主人公に近い年齢で読んだため、20年後にもう一度読み返してみたい作品。

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    2010年12月28日
  • 罪と罰 中

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    登場人物が皆魅力的過ぎる。ドゥーネチカもソーニャもラズミーヒンも真っ直ぐでとても魅力的。でも読めば読むほど何よりラスコーリニコフの思想と意志の強さに惹かれていきます。

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    2010年11月07日
  • 悪霊(下)

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    「革命運動の誹謗書」という本書に対する評価が、ロシアでは根強いようです。
    確かに同じ感想を持ちました。左翼革命が結局のところ帰結するところになるおぞましさを見た感があります。「ソ連とは壮大な実験の失敗ではなかったか」という教科書の一文を思い出しました。

    ただこれが革命誹謗のみを目的とした書であるとは思えません。
    残念ながら自分の読解ではこの感想に至り得ませんでしたが、「ロシア的なものの悲劇性(=スタヴローギン)」を結晶させた、という裏表紙の説明がしっくりきているように思われます。
    己のあらゆる点における底の浅さ自覚し、自殺したスタヴローギン。ウォッカがないとロシア人はみんなこうなってしまうの

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    2010年10月21日
  • 悪霊(上)

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    「無神論を悪霊に見立て、それにとりつかれた人々の破滅を描く―」
    裏表紙の文です。
    シャートフやニコライ、またそれに迫るピョートルなど、確かに破滅の足音が聞こえてくる感があります。

    しかし正直「白痴」同様読みにくさを感じました…。

    ステパン氏とは何の描写なのでしょうか?
    アンチ無神論者であるが滑稽に描かれている彼の様は何の意味を持っているのでしょう。

    風車に向かうドン・キホーテのような無謀な挑戦をする存在としてでしょうか?つまり新時代の自由思想に無謀にも向かっていく、哀れな過去の遺物という役割を背負わされているのか。

    悪霊という題は何を意味しているのか?
    ただ単に著者の嫌悪感を表している

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    2010年10月21日
  • 罪と罰 中

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    生とは?死とは?
    善とは?悪とは?

    善の為の殺しは善なのか?悪なのか?

    小野不由美【屍鬼】もお薦め.

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    2010年09月30日
  • 悪霊(下)

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    禍々しい表紙とは裏腹に、滑稽な描写が目立った上巻。しかし、下巻も中盤以降に入ると、じわりじわりとその禍々しさが露見してくる。表紙に内容が追いついた、とでも言えようか。

    本編を読んだ段階では、『悪霊』と形容できる具体的人物はスタヴローギンではなくピョートルであるように感じた。上巻のおしゃべりはどこへやら、極悪非道の限りを尽くすピョートルに、あるいは魅せられる人もいるのではないだろうか、と思うくらいだ。事実、巻末解説によると、元来は主人公はピョートルであり、ドストエフスキーはその設定で700枚以上の原稿を書いていたらしい。

    ここで注を入れておくと、物語冒頭で引用されている聖書の中の、悪霊に

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    2010年06月10日
  • 死の家の記録

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    思想犯として逮捕され、死刑を宣告されながら刑の執行直前に恩赦によりシベリア流刑に処せられた著者の、四年間にわたる貴重な獄中の体験と見聞の記録。

    獄中体験記ということで、初めはグロテスクなシーンが多いのではと想像していたが、実際に読み始めてみると、囚人たちの人間味あふれる個性に強く惹かれ、あっという間に読み切ってしまった。
    獄中の中にあって不自由な生活を強いられてはいても、「人間」を失うことのない囚人たちの生き様に、深い興味を覚えた。

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    2010年05月15日
  • 虐げられた人びと

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    「虐げる」側に回って醜く生きるより、彼らのように誇り高く生きたい.。神様は常に虐げられる側の人々を愛するとわかっていても、報われない現実に心が痛みます。ドストエフスキー初期の長編小説です。

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    2009年10月04日
  • 罪と罰(下)

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    聖なる娼婦ソーニャの存在。ラスコーリニコフが導き手として求めていたものは、英雄ナポレオンではなく彼女であったにちがいありません。娼婦と殺人者、神を愛する者と無神論者。一見対照的な2人の間に、言葉では語りつくせない魂の結びつきがありました。

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    2025年08月11日
  • 死の家の記録

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    この本は表面上は『妻を殺した貴族の監獄の記録』と言うことになっていて、小説の形を取っているのだが、実際はドストエフスキー自身の監獄の体験記と言う形のドキュメンタリーである。

    ストーリーと言うものはほぼなく、監獄の情景や人間の、密度の濃い描写が延々となされるため、読み続けると疲れるかも知れない。しかし時々手にとって少しずつ読んでみることで、19世紀ロシアの『滅び去った民衆』、つまり『最底辺の人々』の暮らしぶりに自分を共鳴させることができる。

    その意味で、『カラマーゾフの兄弟』よりも現代に流行ってもいいと思える一冊。格差社会の現在の日本の中で、我こそは最底辺だと自称する自虐的な人たちが最近

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    2009年10月04日
  • 罪と罰 中

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    5点では足りない。

    第4部。
    ルージン氏との会食の場面。
    ソーニャに『ラザロの復活』の朗読を強制する場面。
    予審判事ポルフィーリィの尋問の場面。
    怒涛の展開が、雪崩のように押し寄せてくる。
    尋常ならざる緊張感。
    今までの数多の伏線が収斂し、今まさに爆発せんとする。
    その興奮が。

    早く下巻を購入しないことには。

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    2009年10月04日
  • 悪霊(下)

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     様々な人物達の想いや情動の織りなしして繰り広げられる壮大な物語である。同じような行為を行う他の同志とは一体化できない孤独さをもった怪物、ニコライ・スタヴォーギンの哀しみ、そして最後の自決シーンが、とても印象に残った。 2008.8.4-7.

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    2009年10月07日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    世界文学最高峰と言われる小説なので、読んでみることにしました!
    全4巻、エピローグを入れて5巻の大作なので、頑張って読みたいと思います。
    宗教的内容も多々あり、読みやすい小説ではないですが、一度はチャレンジすべき本だと思ってます。

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    2026年07月12日
  • 地下室の手記

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    自意識が肥大化し、現実との乖離に苦悩する男の手記。合理主義で結果を残す人物を浅はかと笑い、分析麻痺的に行動できない自分を、"周りより賢いのだからタチが悪い"と評している。
    一方でこれが本質的に何も産まないことも理解しており、自己嫌悪のループに陥っている。

    メタ認知が優れた手記の男は、同時に自意識が肥大化しており、何もかもうまくいかない。
    メタ認知力と自意識過剰は相反する性質だと考えていたが、同時に存在した場合、この主義の男のような状況に陥るのかもしれない。

    2章の男は、友人にも女性にも素直になれず、最後に感情が暴発し破滅している。
    ここまで行くと流石に感情移入できないが

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    2026年07月11日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    ネタバレ

    文庫本上巻にして667ページあった。修道者の三男アリョーシャを中心に、頽廃的な父フョードルや長兄ドミートリイ、虚無的な次兄イワンとのやりとりを描く。妖婦グルーシェニカをめぐる父と兄のゴタゴタや、敬愛するゾシマ長老に対する家族の不敬の数々に巻き込まれるアリョーシャが不憫すぎる。イワンとのやりとりは、聖書を深く踏まえた上でのニヒリズムや自由の苦しさについて、深いと思ったけれどもう一度ちゃんと読まないと全部は理解できてない気がする。無垢で無辜の幼い子どもを残虐に殺す大人たちでさえ赦されるというなら、それはいっそ救いではないし、生きるためのパンのために自由を抛つ弱い人間が大多数なのだから、イエスの与え

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    2026年06月30日
  • カラマーゾフの兄弟(下)

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    ネタバレ

    ロシアが生んだ巨匠の名作です。
    しかし、ここまで読み終わった後にどっしり疲れる作品はあるでしょうか。
    読み始める前のページの重たさ、そして気合いで読み続け、意地で読み終えました。
    ストーリーは世界で読まれるくらいの名作ですので、言うまでもなく素晴らしいです。
    罪と罰もそうですが、人間の感情をむき出しにできる文章は素晴らしいです。
    何が善で何が悪なのかも登場人物の目線で変わりますが、その切り替えもさすがでした。
    強いて言えば、ロシア人の名前が全然入ってこなくて、「こいつ誰だっけ?」が頻繁にありました。

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    2026年06月19日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    ネタバレ

    ロシアが生んだ巨匠の名作です。
    しかし、ここまで読み終わった後にどっしり疲れる作品はあるでしょうか。
    読み始める前のページの重たさ、そして気合いで読み続け、意地で読み終えました。
    ストーリーは世界で読まれるくらいの名作ですので、言うまでもなく素晴らしいです。
    罪と罰もそうですが、人間の感情をむき出しにできる文章は素晴らしいです。
    何が善で何が悪なのかも登場人物の目線で変わりますが、その切り替えもさすがでした。
    強いて言えば、ロシア人の名前が全然入ってこなくて、「こいつ誰だっけ?」が頻繁にありました。

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    2026年06月19日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    ネタバレ

    ロシアが生んだ巨匠の名作です。
    しかし、ここまで読み終わった後にどっしり疲れる作品はあるでしょうか。
    読み始める前のページの重たさ、そして気合いで読み続け、意地で読み終えました。
    ストーリーは世界で読まれるくらいの名作ですので、言うまでもなく素晴らしいです。
    罪と罰もそうですが、人間の感情をむき出しにできる文章は素晴らしいです。
    何が善で何が悪なのかも登場人物の目線で変わりますが、その切り替えもさすがでした。
    強いて言えば、ロシア人の名前が全然入ってこなくて、「こいつ誰だっけ?」が頻繁にありました。

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    2026年06月19日