ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 賭博者

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     カジノに集まる人々の熱狂的な射幸心と金銭欲。作者の自伝的作品。ヤマは2つ。遺産を当てにされている将軍の伯母のビギナーズラックと破綻。第二は主人公である家庭教師の大勝利と散財。そのタイミングのズレで愛する人は精神を病んでしまった。
     ラストで革命を経験したフランス人は貴族の財産・文化を「相続」して、うわべだけの「洗練さ」を獲得した事。ロシアには性急な革命はまだ早いというメッセージが込められている。

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    2021年09月20日
  • 罪と罰 中

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    ロージャが予審判事のポルフィーリイとの怒号を含んだ会話がこの本の山場といったところか。あとソーニャとの関係、母と妹との絶縁、スヴィドリガイロフの登場とまだまだ話は複雑化していく一方ですなー。この本の独特の会話にも多少は免疫をもってきたけど、それでもまだやっぱり違和感が残る。そして宗教色も非常に濃い。

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    2009年10月07日
  • 罪と罰 下

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    私が読んだのはこの出版社のものではないのですが、同じく米川正夫氏の訳されたものでした。ぜひ米川氏の訳で読んでみてください。中学生時代に読み、衝撃をうけました。

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    2009年10月04日
  • 罪と罰 上

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    私が読んだのはこの出版社のものではないのですが、同じく米川正夫氏の訳されたものでした。ぜひ米川氏の訳で読んでみてください。中学生時代に読み、衝撃をうけました。

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    2009年10月04日
  • 罪と罰 中

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    借本。
    読もうかやめようか躊躇しながら読み始めたら、グイグイと引き込まれた。
    この手の本は購入して読む方がいいのかもしれない。

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    2012年12月29日
  • 悪霊(下)

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    出版社により削除された章「スタヴローギンの告白」が巻末に掲載されたことで、主人公の真意がようやく明らかに。存在感の薄かった主人公の姿が浮き彫りになり、作者が本当に書きたかった意図がここにあることを痛感させられます。

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    2025年08月11日
  • 悪霊(上)

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    農奴解放令によってこれまでの価値観が崩れ、混乱を深める過渡期のロシア。改革という名のもとただ破壊に走る若者達の破滅的な行動を、作者は「悪霊につかれた者たち」として表現しました。それは人間誰もが潜在的に持っている「悪」の表出にすぎないのかもしれません。数あるドストエフスキーの作品中でも「救い」の見られない、残酷で悲しい作品です。

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    2025年08月11日
  • 死の家の記録

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    ドストエフスキー自身のシベリア流刑の体験を元にした作品(だと思う)。
    刑務所内での人間関係、人間の性格など、今後の作品に活かされていると(訳者あとがきを読んで知ったが)あって、感慨深く思った。
    途中退屈になりながらも、長い作品を読み進めていっての最後の言葉、その開放感には、胸を震わせるものがあった。
    自由な現代に生きながらもどこかにある息苦しさに、響く一言だった。
    読み終えてじわりと来た。

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    2009年10月07日
  • 白夜

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    借本。
    哀しい話です。
    著者は固いイメージがあったので、目から鱗。
    ドストエフスキー初心者はこの本からはじめるのが良いかもしれない。

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    2012年12月29日
  • 罪と罰 中

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    中巻は圧巻。ラスコーリニコフの犯罪哲学が明らかにされる。ポルフィーリィとラスコーリニコフのやりとりは絶妙。キリスト教の話はわかりづらいが、それを抜きにしても充分読ませる。

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    2010年09月25日
  • 虐げられた人びと

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    大江健三郎『キルプの軍団』の主人公、オーちゃんが読んでたので僕も読んでみました。オーちゃんの言うように、ディケンズと違って暗いです。でもオーちゃんの父が言うように、なんとなくすがすがしいというか、希望があるというか、そのへんうろ覚えですが、暗いだけの小説ではないのでした!

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    2009年10月04日
  • 虐げられた人びと

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    ネリーがあまりに素直で良い娘すぎた!!ワーニャとネリーって、手塚治虫の『ブラック・ジャック』で言うところのBJとピノコみたいな感じじゃない?(かんわゆ〜★)ワルコフスキー公爵のジャイアニズムというか俺様至上主義に笑った。「すべては私のためにあり、全世界は私のために創られた。」
    よくこんなセリフ吐けるよなー。そしてマスロボーエフ脇役っぽいのに何気に一番物語の真相を握っているから凄いよね…

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    2009年10月04日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    裁判の話が長かったけれど、それぞれの証言や発言は面白かった。
    3人の子どもたちにはそれぞれ高潔なところがある。
    それなのに、彼らの父親にはそれを感じることができない。
    イワンが最も父親を憎んでいたのだろうと感じる。
    そして、スメルジャコフはその憎しみに共鳴して、イワンに近づいたのだろう。
    スメルジャコフの濁り方は半端ではない。
    その理由もわかる気がする。
    それぞれの登場人物の心理が、行間からあふれてくるようで、とても面白かった。

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    2026年01月06日
  • 未成年(下)

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    ドフトエフスキーの本を読んでみたくて初挑戦に選んだ一冊。
    登場人物の名前を覚えるのがとにかく大変で、上巻を読むのはかなり時間がかかりましたが、下巻になると少し楽しみながら読めた気がします。とにかく読みきった!という達成感が大きかったです。

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    2026年01月04日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    登場人物が揃いも揃って饒舌多弁。芝居がかった口調でなかなか読み進まない。そして延々と人に頼まれた動きしかしない主人公。

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    2026年01月03日
  • 罪と罰(上)

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    家にあったから手にとってみたのでした。たぶん娘が高校の時に授業か宿題かで買ったのではないかな。

    古典の純文学で翻訳物、苦手が揃ったジャンルですが、たまにはいつもと違う本も読んでみようと読み始めて3ヶ月、やっと上巻の最後まで読んだのでした。

    読み始めてしまったことに登場人物のような苦悩と狂気を感じる(嘘です)。

    まだ下巻があるなー

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    2026年01月01日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    ものすごい宗教色の強い話。
    日本人には考えられないほど、彼らにとってキリスト教の思考というのは重大なのだ。
    私には、わからないことをこねくり回しているだけのようにも見える。
    いろんな矛盾の解決を図っているようだけれど、矛盾がある時点で何か嘘やごまかしや都合のいいものが混じっているように見える。
    そのまま受け止めるしかないものに、変に意味をつけようとし、勝手に難解にしているだけのように見える。
    意味なんてない。
    そんなふうに思えないところが、傲慢でもあるように感じてしまう。

    ゾシマ長老の、決闘の話がよかった。

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    2025年12月31日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    登場人物がやたらと多い。

    フョードルは、なんと軽率で信頼のおけない放蕩な父親なのだ。
    口が嘘をつくままにする。
    面倒くさいだけの関わりたくない人間だと感じた。

    ミウーソフも、単純で押さえの効かない性格で、損をしている。

    第2編の会合、いる?
    意味ある?
    根本的にそこがおかしい。
    しかし、この場面で、それぞれの人物のキャラクターが浮き彫りになったと感じる。

    父親と長男で女を取り合う、その壮絶なさまが滑稽ですらある。
    お盛んなことで。
    なんというか、日本ではなかなか生まれない筋の話だという気がする。

    様々な視点から読み解き考えることのできる作品なのだな、と感じる。
    名作たる所以だ。

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    2025年12月26日
  • 地下室の手記

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    なかなかの難解さだが、読ませる。

    『すべての率直な人間、やり手タイプは、愚鈍で足りないがゆえに活動的なのだ。これをどう説明したものか? こう説明しよう。あの連中は、愚鈍さゆえに手近な二義的な原因を根本的な原因だと思いこみ、かくして、自分の為すべき仕事に対する揺るぎない根拠を見出だしたと、他人より素早く容易に確信し、それで気持ちが落ち着いてしまう。』

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    2025年12月22日
  • 悪霊 1

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    ネタバレ

    『罪と罰』を読んだときのような引き込まれるような感覚はないかな。まだ長い物語の序章のような展開で登場人物の紹介と事件に向けた伏線をはりまくってる状態なので仕方ないかな。後半になって濃い目のキャラクターたちが登場してきて2部に進むのに期待が持てる。解説が分かりやすくて良いな。光文社の古典新訳文庫は良い。

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    2025年12月04日