ドストエフスキーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本として読む初めてのドストエフスキー。
47歳の下級官吏マカール・ジェーヴシキンと、若くして両親を失った18歳くらいのワルワーラ・ドブロショロワの半年にわたる往復書簡。
まず、人物名がスムーズに読めない上に意外に多くの人がこの往復書簡に登場するので、なかなかそこから入り込むのが難しかった。
その歳頃にしては随分聡明で落ち着いているように思えるワーレンカ(ワルワーラの愛称)が、なぜこんなやけにプライドが高いくせに妙に卑屈で自意識過剰なマカールと文通を続けたのだろうか疑問に思う。
マカールは毎回「愛しいワルワーラ」、「私の天使」などと呼びかけているが、ワルワーラは「優しいマカールさん」、「親愛なるマカールさん」という具合だし。
二人の手紙だけで成り立っているので当然そこから様々な物事を読み取らなければいけないし、解説にも行間を読むことが肝要だと書かれていたけれど、わたしにはまだそれが難しかった。
また、この本を読むにあたりゴーゴリの「外套」なども読む必要があるのかな、とも思えた。
クライマックスはまるで悲恋の終わりのようなやり取りの中に、ワーレンカが病気のマカールに買い物や用事を言いつけているところも滑稽だった。
訳者のまえがき、解説、あとがきが無ければほとんど読みこなすことが出来なかったと思う。
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Posted by ブクログ
ドストエフスキー五大長編小説を、カラマーゾフの兄弟、白痴、罪と罰、悪霊、の順番で読んできて、いよいよ最後の作品。続きの2と3がいつ出るのか分かってないが、このいつも通りに複雑な人間関係を覚えていられるかやや不安だ。
四大長篇の時には選から漏れる作品、とのことで、おもしろいのかどうか心配だったが、十分面白い。
ヴェルシーロフの複雑そうな人格が、庶子のアルカージーには鬱陶しかったり、魅力的だったり、面倒臭い奴感満載のリアクションとなっているよう。
P35 第1部第1章7
もしもできることなら、ぼくのことはすっぱり忘れてほしい(むろん、ぼくのことを少しでも覚えていてくれていると仮定してのことだが)、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第4章
主人公の妹の婚約破断。友人に母と妹を託す。
それぞれに別れを告げ、判事との再対決に向かう。
第5章
主人公の恋人の母親の狂乱。妹の元雇い主の策略。
追い詰められ、自首を考える。
第6章
最後の判事との頭脳戦。未来のため自首をすすめる。で、シベリア流刑となり、恋人の献身により、ようやく罪を償う気持となる。
空想的な非凡人の罪の許容という思想から、殺人を犯すが、偶然居合わせた殺すべきでない人間をも殺したことで、罪に綻びがでる。優秀な判事との対決や自暴自棄の告白から発覚を恐れ、精神を崩していく。彼を信じて支えようとする家族・友人。
遂に、自首をするが、その時点では、主人公は虚栄心も自尊心も捨てきれていない。
シベリア流刑が決まり、恋人は近くに来て、献身的に彼を支える。彼女の信仰心、無償の精神に徐々に、罪と向き合う。
第4章は、半狂乱となった女性を中心に当時の社会風俗の描写が多い。
また、キリスト教の教え「ラザロの復活」が重要なテーマとなり、無償のの愛の在り方を説いている。
メインは主人公の罪と罰。そして、当時の社会風刺。主人公と恋人、妹と友人の恋愛。
何かに、演劇として読むとわかりやすいと書いてあった。なるほどって思う。
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Posted by ブクログ
ネタバレ第一章
貧困に苦しむ主人公は、廃頽的な生活の中、強欲な金利貸しの老婆殺害しその資産を社会に有効な活用をしようと計画、実行する。予定外にその妹も殺害してしまう。感情は昂るが、冷静な大罪をおかす。
第二章
犯した罪の発覚への恐れから、精神的に不安定となり、体調を崩し、犯行を仄めかすような行動もとる。酔漢の知人の事故に遭遇し、その哀れな娘と知り合う。
第三章
元々の性格でもあるが、精神的不安定さも加わり、心配してくれる、母や妹、友人らをも受け入れない。自身の能力に偏愛している。
そして、予審判事と彼の発表された論文「非凡人は、人類の救いになるなら法律を踏み越える権利を持つ」という思想から、スリリングな口論となる。
市井の貧しさ、アルコールへの依存度の高さ、社会主義制度への不満とか?上巻は、社会全般に反抗的な主人公の、現実と理想の落差というような感じでしょうか。
登場人物の会話が多くて、多くて。
この作品は、著者がお金が無くて、長編多作が必要で、口頭筆記させたとか。
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Posted by ブクログ
あらすじを知識として知るためにマンガで読破シリーズで世界の名作読破中。
とんでもねー話だな。
イワンの話なのかアリョーシャの話なのか。
父とドミトリーは話の展開に必要なファクターで本質ではなさそうな。
でも悟った後のにいちゃんは清々しい。
この話が世界の名作と云われる所以は、とこのシリーズを読む時は考えるようにしてるんだけど
長老のお話、
少年イリューシャの話、
イワンの葛藤
あたりが時代を超えて愛される要素なのかなぁと推察しながら読んでました。
父親殺しのミステリーとしてだけでは世界史の教科書に出てこないよなぁ。
アリョーシャがきっともっと奔走したんだろうけど省略されてた気がするな。。
原作…読めるかな…いつかは…