ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 悪霊(下)

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    物心ついたころにはソ連は崩壊していたから、大人たちが「ロシアは何を考えているかわからない、怖い」というのを古い価値観に囚われてるのではと思って育っていた。今ウクライナの戦争を受けて、その感覚がわかってしまった。ロシアの文化に触れれば少しその思考がわかるかなと思って最近ロシアの文学を意識的に手に取っている。そして本書は、今の状況に重ねようとすれば重ねられてしまう要素を孕むだけに、本当に破滅に向かってるのではないか、と不安になった。登場人物の多くの思考回路がわからないのは私が未熟だからか、それとも。。

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    2022年11月04日
  • 罪と罰 1

    A

    購入済み

    よくわからない

    ラスコーリニコフは何がしたいのだろうか。
    他の登場人物の感情の起伏にもついていけない。
    国も時代も違うのだから仕方ないことだが。
    きっと、人間に普遍なテーマがあるのだろう。
    それを期待して、次の巻を読もう。

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    2022年10月02日
  • 悪霊 2

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    面白いのか?
    登場人物が多く、どうも流れが掴みきれず楽しめていない。
    ワルワーラ夫人の愛する息子ニコライはだいぶ破滅的な性格。彼がちょっとキスをしたことで可哀想な14歳の女の子が自殺してしまい、その娘のことを考えているニコライが悪霊に取り憑かれてるみたいだなあ、と思った。
    でも巻末の解説では、ニコライとピョートルが悪霊だ、と書いてあった。

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    2022年09月08日
  • 地下室の手記

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    自意識過剰で気が弱い、生身の人間と付き合いたいが避難ばかりが先をついてうまくいった試しがない。同情しようとした女性に逆に同情されてしまう。どこに救済を見出すことができるのか。苦悶する人間。2022.8.17

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    2022年08月18日
  • 白夜/おかしな人間の夢

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    この本の中で一番長い「白夜」は、ドストエフスキーのセンチメンタル•ロマンス短篇。
    こんなのも書くんだ、というくらい意外な出来だった。

    内気な青年(26)が恋に落ちた女の子(17)の恋愛成就を献身的に応援して、最後にきれいに振られる、というヒロイズムに満ちたお話。

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    2022年08月05日
  • 悪霊(下)

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    重い。上巻からだったが、悪いこと不安な事悩ましい事しか起こらない。下巻折り返しで、怒涛の不幸&不運のジェットコースターが始まる。不幸と不運と悩みが登場人物の数だけ有って、それが全部混ざって、後味の悪い暗澹な結果となってしまった。本当に誰も救われない話だった。重い。

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    2022年08月04日
  • 貧しき人々

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    本として読む初めてのドストエフスキー。
    47歳の下級官吏マカール・ジェーヴシキンと、若くして両親を失った18歳くらいのワルワーラ・ドブロショロワの半年にわたる往復書簡。
    まず、人物名がスムーズに読めない上に意外に多くの人がこの往復書簡に登場するので、なかなかそこから入り込むのが難しかった。
    その歳頃にしては随分聡明で落ち着いているように思えるワーレンカ(ワルワーラの愛称)が、なぜこんなやけにプライドが高いくせに妙に卑屈で自意識過剰なマカールと文通を続けたのだろうか疑問に思う。
    マカールは毎回「愛しいワルワーラ」、「私の天使」などと呼びかけているが、ワルワーラは「優しいマカールさん」、「親愛なるマカールさん」という具合だし。

    二人の手紙だけで成り立っているので当然そこから様々な物事を読み取らなければいけないし、解説にも行間を読むことが肝要だと書かれていたけれど、わたしにはまだそれが難しかった。
    また、この本を読むにあたりゴーゴリの「外套」なども読む必要があるのかな、とも思えた。

    クライマックスはまるで悲恋の終わりのようなやり取りの中に、ワーレンカが病気のマカールに買い物や用事を言いつけているところも滑稽だった。

    訳者のまえがき、解説、あとがきが無ければほとんど読みこなすことが出来なかったと思う。

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    2022年07月26日
  • 賭博者

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    ネタバレ

    後半のアレクセイがポリーナのためにルーレットに挑み、大金をメイクし続ける描写はまるで自分自身が賭博場にいるかのような興奮を覚えた。ルーレットに勝っても人生そのものの賭けにはおよそ負け続ける状態。それでも何かを信じて、明日もまた賭博場に行ってしまう。哀しき人間の性。

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    2022年07月07日
  • カラマーゾフの兄弟(1)

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    名作が1巻で読める手軽さがよかった。神の存在や良心、社会的立ち位置、恋愛など色々なテーマがあった。理解できたようなできないような感じで終わった。

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    2022年05月11日
  • 罪と罰

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    名作が手軽に読めた。漫画のイラストも綺麗で古臭さがなく一気に読めた。登場人物も最初のページを見ながら読むと忘れても思い出せた。罪、良心、愛、など普遍的なテーマだからか、奇抜な内容ではない。

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    2022年05月04日
  • 地下室の手記

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    前半は主人公の思想ばかりで退屈。後半はずっと面白いが、コミュ障、ヒキオタ的自意識過剰っぷりが読んでいて暗澹とした気分にさせられる。

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    2022年04月17日
  • カラマーゾフの兄弟(1)

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    原作に挫折しそうだったので漫画で読んでみた。
    ストーリーの大枠は掴めたけれど漫画でもなお難解だった。何度か反芻して理解を深めたいなと思う。
    印象に残ってるのはイワンの大審問官のシーン。冷静で知的なイワンが次第に発狂していくところがインパクトあった。

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    2022年04月13日
  • 未成年1

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    ドストエフスキー五大長編小説を、カラマーゾフの兄弟、白痴、罪と罰、悪霊、の順番で読んできて、いよいよ最後の作品。続きの2と3がいつ出るのか分かってないが、このいつも通りに複雑な人間関係を覚えていられるかやや不安だ。

    四大長篇の時には選から漏れる作品、とのことで、おもしろいのかどうか心配だったが、十分面白い。
    ヴェルシーロフの複雑そうな人格が、庶子のアルカージーには鬱陶しかったり、魅力的だったり、面倒臭い奴感満載のリアクションとなっているよう。


    P35 第1部第1章7
    もしもできることなら、ぼくのことはすっぱり忘れてほしい(むろん、ぼくのことを少しでも覚えていてくれていると仮定してのことだが)、

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    2022年03月29日
  • 罪と罰(下)

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    ネタバレ

    第4章
    主人公の妹の婚約破断。友人に母と妹を託す。
    それぞれに別れを告げ、判事との再対決に向かう。
    第5章
    主人公の恋人の母親の狂乱。妹の元雇い主の策略。
    追い詰められ、自首を考える。
    第6章
    最後の判事との頭脳戦。未来のため自首をすすめる。で、シベリア流刑となり、恋人の献身により、ようやく罪を償う気持となる。

    空想的な非凡人の罪の許容という思想から、殺人を犯すが、偶然居合わせた殺すべきでない人間をも殺したことで、罪に綻びがでる。優秀な判事との対決や自暴自棄の告白から発覚を恐れ、精神を崩していく。彼を信じて支えようとする家族・友人。
    遂に、自首をするが、その時点では、主人公は虚栄心も自尊心も捨てきれていない。
    シベリア流刑が決まり、恋人は近くに来て、献身的に彼を支える。彼女の信仰心、無償の精神に徐々に、罪と向き合う。
    第4章は、半狂乱となった女性を中心に当時の社会風俗の描写が多い。
    また、キリスト教の教え「ラザロの復活」が重要なテーマとなり、無償のの愛の在り方を説いている。
    メインは主人公の罪と罰。そして、当時の社会風刺。主人公と恋人、妹と友人の恋愛。
    何かに、演劇として読むとわかりやすいと書いてあった。なるほどって思う。


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    2026年09月07日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    ゾシマ長老の死、フョードルの死、ミーチャの連行とイベント盛りだくさんの中巻だが下巻への大いなる布石という感もあってなかなか消化不良な部分多し。ゾシマ長老の説法はなかなか心を揺さぶる「ありがたいお話」という感じがするが上巻のイワンが持ち出した大審問官ほどの凄みを感じないのは何故か。
    途中途中で挟まれることわざとかちょっとした詩歌のノリがあまりにも19世紀ロシア然としててまったく入ってこなかった、、。それはそれとして楽しめるのが上級者なのだろうが。
    次でついにラスト、下巻にも当然のごとく期待。

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    2022年03月17日
  • 罪と罰(上)

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    ネタバレ

    第一章
    貧困に苦しむ主人公は、廃頽的な生活の中、強欲な金利貸しの老婆殺害しその資産を社会に有効な活用をしようと計画、実行する。予定外にその妹も殺害してしまう。感情は昂るが、冷静な大罪をおかす。
    第二章
    犯した罪の発覚への恐れから、精神的に不安定となり、体調を崩し、犯行を仄めかすような行動もとる。酔漢の知人の事故に遭遇し、その哀れな娘と知り合う。
    第三章
    元々の性格でもあるが、精神的不安定さも加わり、心配してくれる、母や妹、友人らをも受け入れない。自身の能力に偏愛している。
    そして、予審判事と彼の発表された論文「非凡人は、人類の救いになるなら法律を踏み越える権利を持つ」という思想から、スリリングな口論となる。

    市井の貧しさ、アルコールへの依存度の高さ、社会主義制度への不満とか?上巻は、社会全般に反抗的な主人公の、現実と理想の落差というような感じでしょうか。


    登場人物の会話が多くて、多くて。
    この作品は、著者がお金が無くて、長編多作が必要で、口頭筆記させたとか。

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    2026年09月07日
  • 貧しき人々

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    最後まで退屈せず読めたは読めましたが、自分を、誇張して若い女の子に尽くして愛して尽くし続けるマカールさんにワーレンカの立場になって寒気がしました。なんだか後味が悪いです。

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    2022年03月13日
  • やさしい女・白夜

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    初ドストエフスキー。初めては罪と罰とかカラマーゾフの兄弟とか読むと思うけど、長編を読む自信がなかったので。。

    やさしい女:妻が身投げしてしまい1人残された主人公の独白。思い込みが強くプライドが高くめんどくさそうな人間。これがドストエフスキーか。
    白夜:衝撃だった。途中までは「ロシア文学にありがちな感じか」と感じつつ、ハッピーエンドで終わりそうになり珍しいなと安堵したのも束の間、まさかのラストだった。第三者視点だと救いがないが「僕」はある種救われてるのかもしれない。「愛する」ことの難しさ。あまりの衝撃にドストエフスキーすげえ…と思った。

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    2022年02月27日
  • 罪と罰 下

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    スヴィドリガイロフがラスコーリニコフの言葉を混ぜながらカチェリーナの子ども達の援助を申し出るくだり、いいね

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    2022年02月28日
  • 罪と罰 中

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    自己犠牲のいさおし ルージンのケチくささ、求める女性の条件、キモくてムカつくけど生々しいリアリティあるかも
    罪の女(グルーシニツア)→グルーシェニカの由来?
    ユロージヴァヤ(聖痴愚) 他のドスト作品にも度々登場

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    2022年02月05日