ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 悪霊(上)

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    村上春樹「騎士団長殺し」にドストエフスキーの悪霊の〇〇のような、との比喩があった。単身住まいで手元に本がないが、スタヴローギンのような、という文だったんだろう。
    兎も角、そんな切っ掛けで悪霊を読んでみる気になった。

    悪霊がどんな小説であるかは裏表紙にある。無神論革命思想に憑かれ破滅した青年たちを実在の事件を元に描いたと。冒頭には、プーシキンの悪霊に憑かれた姿を描く詩とルカの福音に描かれる悪霊に憑りつかれて湖に飛び込んでいく豚達の文が引用されている。

    最初の登場人物はステバン氏。歴史学者で活動家と紹介されるが、卑小な存在だったとあけすけなく綴られる。そして、彼のパトロン、ワルワーラ夫人。登場

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    2017年12月05日
  • 賭博者

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    主人公はさる将軍家の家庭教師。思いを寄せるポリーナにはすげなく扱われ、フランス野郎デ・グリューやイギリス人ミスター・アストリーとも不愉快な付き合いをしている。滑り出しは穏やかだが、中盤〈お祖母ちゃん〉登場の辺りから俄然周辺が騒がしくなってきて、主人公も次第にルーレットにのめり込んでいく……。後期の長大で深遠なる傑作群には及ぶべくもないが、程よい文章量と観念色の薄い世俗的な内容は入門編には最適かも。

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    2017年04月13日
  • 白夜

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    ドストエフスキーの作品はどうしても受け付けないものがあり、彼を嫌いになりかけるのだがその時にいつでも思い浮かべてしまうのがこれ。抒情詩人としてのドストエフスキー、これがあるので嫌いになりきれない。愛すべき宝石のような小品。

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    2017年02月26日
  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    第六編の三「ゾシマ長老の法話と説教から」が良かったかな~ いよいよ『カラマーゾフの兄弟』最大の見せ場、下巻へ

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    2026年02月22日
  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    2011年4月14日登録日/世界の文学〈第17-18〉 カラマゾフの兄弟 1・2(1966年)中央公論社 / 1966発売/池田健太郎訳/カテゴリ「長門有希の100冊」こちら、2巻目最後百ページ残し、完読ならず

    今回、文字も大きく読みやすいい文庫本にて再挑戦する。原卓也訳、レビューは次巻にて 

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    2026年02月22日
  • 貧しき人々

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    どんなに辛いときでも、声を掛け合える人がいると頑張れるよね。落ち込んでるときには遠慮して人と距離をおきがちな自分にとっては羨ましい限り。手紙でなら、暗い姿を見せずにすむし、距離感もはかりやすいかもしれないな。

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    2017年01月14日
  • 白夜/おかしな人間の夢

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    ドストエフスキーは「罪と罰」は小学生の頃、所謂子供向けダイジェスト版で読んだ。「白痴」は高校生の時分に父親の本棚の文学全集から引っ張り出して読んだ。辻原登さんの「東京大学で世界文学を学ぶ」で「白痴」を恐ろしい小説と取り上げていたので40年振りに読もうと思い、反射的に本屋で手に取った。

    読み始めて、あれ、ムイシュキン侯爵の話じゃないと気付く。年かな~。白痴にも白夜の情景があったような気がして勘違いしたかな~。う~ん。

    さて、「白夜」。孤独な主人公が泣いていた少女と出会う。人付き合い出来ないくせに、彼女に喋りまくる主人公。二人の心が同調しているのは判るけれど、ドストエフスキーってこんなメンドイ

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    2016年11月04日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

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    父親フョードルはずる賢く淫蕩なイヤな男。3人の息子がいるが財産分与の話から再婚予定のグルンジェシカに与えると言い始め…長男の短絡的な強欲さは父親の血を引いてるなと感じるし、次男のイワンが肝になるかな。父親殺しの犯人探しのミステリーもあるが因果応報もあり人間の本質や神やら複雑に絡み合ってる内容。

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    2016年10月23日
  • 罪と罰 上

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    いつか読もうと思っていた大作を今だ!と思い立って読んでいく。はじめ訳が古くて読みにくいかと思ったが、そんなことはなく、むしろ重厚な訳が物語に重さを与えている。内容を深く理解しているとは決して言えない。ただ、ラスコーニコフの苦悩する様子はよくわかった。この先彼の苦悩と、彼の中で問題をどのように解消していくのかを見ていきたい。ただやはり人物名は覚えにくい…最初気になって読んでいったがだんだん気にせず読んでいくと意外となんとかなった。さぁ中下へ!!

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    2016年09月21日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

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    【イメージを持つために】
    あまりにも原作が読みづらくて、漫画でイメージをつかむために。こちらは30分で読破。漫画ってやっぱりすごい。
    怨念は怨念と絡んでいく。
    白すぎるアリョーシャに何かあるんじゃないかと想像していましたが、深読みしすぎでした(*´﹃`*)

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    2016年09月18日
  • 悪霊 2

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    たくさん人が出てくる。他の本も読んでいたので、何度か引き返して読み返した。
    これからどうなっていくんだろう?

    感想は3巻で。

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    2016年06月09日
  • 悪霊(上)

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    相変わらずのドフトエスキー調。ロシア節。ニコライが魅力なのに出てくるのが遅すぎやしないか?前半の長々とした退屈な場面であやうく本を置きそうになってしまった。

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    2016年02月13日
  • 罪と罰(上)

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    数十ページのこしたまま読み控えている「カラマーゾフ」も凄いが『罪と罰』もさすがドすとえふすきー引き付けるられる。ラスコーリニコフの白昼夢っぽい独白が永遠とつづくがなぜかなかなか良い。罪と罰の反対語ってなんだろう、検索すると同じ様なことを考える人っているものだ、けっこう質問してる(笑

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    2026年01月21日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

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    ドストエフスキー作の小説の漫画化。

    短時間で読みやすい。
    しかも、要所、要所は大きなイラストでページを割いていりので、ポイントがわかりやすい。大筋を理解するには良書だと感じた。

    個人的にはありな漫画化かな。
    本来なら作家のニュアンスとかを文体から感じたいところだけど、それは難しい相談だよね、ドストエフスキーさん。
    だってロシア語読めないし。

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    2016年01月20日
  • 悪霊 1

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    正直言って退屈な語りが大半なのだが、
    キリーロフの神に対する考え方と
    5章に入ってからの展開が見どころ。

    名前が覚えられないので、
    登場人物一覧をつけておいてほしい。

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    2016年01月17日
  • 貧しき人々

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    解説がなかったら47のおっさんが18の少女に
    入れ込んでいるだけの話としか思えなかった。
    これはやっぱり読解力が足りないのか。

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    2015年12月27日
  • 悪霊(まんがで読破)

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    ネタバレ

    帝政末期、すべての価値が崩壊し様々な思想が氾濫するロシア。
    虚無と背徳の中を生き、強烈なカリスマ性を放つニコライを崇拝するピョートルは、
    反政府組織を作り社会に混乱を招こうと企てるが、
    組織の印刷技師シャートフの離反をきっかけにおぞましい事件の幕が上がる―。
    現代の予言者ドストエフスキーが描いた黙示録を漫画化。

    組織の結束を図るため転向者を殺害した”ネチャーエフ事件”(1869年)を素材にしている。
    周りの人々に大きな影響を与える超人的人物スタヴローギンと、
    彼を取り巻く革命組織の青年達(主としてキリーロフ、シャートフ、ピョートル)や、
    ピョートルの父であり、スタヴローギンの幼少期の教師で

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    2015年12月26日
  • 罪と罰 上

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    始まって200ページくらいで殺しちゃって、あとの1000ページどうするんだろうと思ってたら登場人物が増えてちゃんとやることあった。

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    2015年12月22日
  • 未成年(下)

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    私には難しかったです。まず登場人物の名前! 同一人物でも何の断りもなく複数の名前で呼ばれるので、中盤辺りからは誰が誰やらわからなくなってしまいました。そこを圧して最後まで目は通しましたが、テーマも非常に複雑で、どこがメインで、なにをどう考えれば良いのか、個人的には理解できませんでした。新しい訳がでたらまた読んでみようと思います。
    ただ1つ、面白く思ったのは、解説の「マカールの言う神の名を頻繁に唱える無神論者とは、ドストエフスキー自身のことではないのか」という指摘です。通読中は気付かなかったのですが、言われてみれば確かにそうかもしれません。個人的に、ドストエフスキーは神を信じてはいないが、神を信

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    2015年11月23日
  • 悪霊(まんがで読破)

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    ドストエフスキーが、怖いと思える本。
    【この世は奴隷9割、支配者1割】うまく行く世界など書かれておりテロでも起こしかねない思想である。

    主人公のニコライは死んだ好きだった人の呪いのようなモノに取り憑かれて精神不安定な状態になるが、その姿が神として崇められるなどなんとも言えない凄さがある作品である。
    おいらではその良さまで理解出来なかった。

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    2015年11月12日