ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 白夜

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーの作品はどうしても受け付けないものがあり、彼を嫌いになりかけるのだがその時にいつでも思い浮かべてしまうのがこれ。抒情詩人としてのドストエフスキー、これがあるので嫌いになりきれない。愛すべき宝石のような小品。

    0
    2017年02月26日
  • 貧しき人々

    Posted by ブクログ

    どんなに辛いときでも、声を掛け合える人がいると頑張れるよね。落ち込んでるときには遠慮して人と距離をおきがちな自分にとっては羨ましい限り。手紙でなら、暗い姿を見せずにすむし、距離感もはかりやすいかもしれないな。

    0
    2017年01月14日
  • 白夜/おかしな人間の夢

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーは「罪と罰」は小学生の頃、所謂子供向けダイジェスト版で読んだ。「白痴」は高校生の時分に父親の本棚の文学全集から引っ張り出して読んだ。辻原登さんの「東京大学で世界文学を学ぶ」で「白痴」を恐ろしい小説と取り上げていたので40年振りに読もうと思い、反射的に本屋で手に取った。

    読み始めて、あれ、ムイシュキン侯爵の話じゃないと気付く。年かな~。白痴にも白夜の情景があったような気がして勘違いしたかな~。う~ん。

    さて、「白夜」。孤独な主人公が泣いていた少女と出会う。人付き合い出来ないくせに、彼女に喋りまくる主人公。二人の心が同調しているのは判るけれど、ドストエフスキーってこんなメンドイ

    0
    2016年11月04日
  • 罪と罰 上

    Posted by ブクログ

    いつか読もうと思っていた大作を今だ!と思い立って読んでいく。はじめ訳が古くて読みにくいかと思ったが、そんなことはなく、むしろ重厚な訳が物語に重さを与えている。内容を深く理解しているとは決して言えない。ただ、ラスコーニコフの苦悩する様子はよくわかった。この先彼の苦悩と、彼の中で問題をどのように解消していくのかを見ていきたい。ただやはり人物名は覚えにくい…最初気になって読んでいったがだんだん気にせず読んでいくと意外となんとかなった。さぁ中下へ!!

    0
    2016年09月21日
  • 悪霊 2

    Posted by ブクログ

    たくさん人が出てくる。他の本も読んでいたので、何度か引き返して読み返した。
    これからどうなっていくんだろう?

    感想は3巻で。

    0
    2016年06月09日
  • 悪霊(上)

    Posted by ブクログ

    相変わらずのドフトエスキー調。ロシア節。ニコライが魅力なのに出てくるのが遅すぎやしないか?前半の長々とした退屈な場面であやうく本を置きそうになってしまった。

    0
    2016年02月13日
  • 悪霊 1

    Posted by ブクログ

    正直言って退屈な語りが大半なのだが、
    キリーロフの神に対する考え方と
    5章に入ってからの展開が見どころ。

    名前が覚えられないので、
    登場人物一覧をつけておいてほしい。

    0
    2016年01月17日
  • 貧しき人々

    Posted by ブクログ

    解説がなかったら47のおっさんが18の少女に
    入れ込んでいるだけの話としか思えなかった。
    これはやっぱり読解力が足りないのか。

    0
    2015年12月27日
  • 罪と罰 上

    Posted by ブクログ

    始まって200ページくらいで殺しちゃって、あとの1000ページどうするんだろうと思ってたら登場人物が増えてちゃんとやることあった。

    0
    2015年12月22日
  • 未成年(下)

    Posted by ブクログ

    私には難しかったです。まず登場人物の名前! 同一人物でも何の断りもなく複数の名前で呼ばれるので、中盤辺りからは誰が誰やらわからなくなってしまいました。そこを圧して最後まで目は通しましたが、テーマも非常に複雑で、どこがメインで、なにをどう考えれば良いのか、個人的には理解できませんでした。新しい訳がでたらまた読んでみようと思います。
    ただ1つ、面白く思ったのは、解説の「マカールの言う神の名を頻繁に唱える無神論者とは、ドストエフスキー自身のことではないのか」という指摘です。通読中は気付かなかったのですが、言われてみれば確かにそうかもしれません。個人的に、ドストエフスキーは神を信じてはいないが、神を信

    0
    2015年11月23日
  • 白夜/おかしな人間の夢

    Posted by ブクログ

    健気、ここにいます。
    「白夜」の主人公みたいな人を健気というのではないでしょうか。

    解説で訳者の方が述べているように、この作品たちは、(ドストエフスキーらしい)重苦しく、暗い印象より白夜という言葉から連想されるような薄明るい光に照らされている印象です。(決して春の昼間の陽射しのようではないけれど。)そのことで特に表題作の「白夜」の読後感は優しく、健気な主人公はいとおしい。

    0
    2015年09月09日
  • やさしい女・白夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    男性目線からの恋愛もの。

    「やさしい女」

    題名と内容がすぐには結び付かない感じ。

    主人公(中年男性)の想いがぐいぐい強すぎて
    息苦しい~。。

    「百夜」

    片思いの男性と、別の人に思いを寄せる女性。

    女の人ってこういうとこあるわ~、
    なお話。

    0
    2015年09月03日
  • 罪と罰 上

    Posted by ブクログ

    何度目かの『罪と罰』。三種類目の翻訳。この江川訳が最も読みやすい。それかこの小説を楽しむのに適した年齢に達したからなのか?

    0
    2015年08月17日
  • 地下室の手記

    Posted by ブクログ

    あまり面白さを感じられなかった。これに限って言えば、面白さを求めるものではなかったのかもしれないけれど、結局自分が求めているのは面白さなので、それが求められないのであれば読まなければ良い、となる。
    主人公の語りが、ずっと滑稽に見えていて、ちぐはぐだと感じていたけれど、解説を読んで初めて、表現する何かであることに思い至った。
    そう言われてみると、そういう気もする、というレベルでなく、きっと描き出されようとされたものがとても正確に描き出されていた。
    150726

    0
    2015年07月27日
  • 賭博者

    Posted by ブクログ

    物語の筋には全く魅力を感じませんでしたが、話に聞く麻薬のように賭博の魔力というものは非常に強力で、一度成功の幸福感を味わってしまうともう他のあらゆる嗜好に満足できなくなるのだろうと恐ろしくはなりました。賭博において危険なのは、きっとその失敗による損失ではなく、成功による異常な快楽なのでしょう。賭博狂となった主人公に対する、「あなたの人生は終ったんです」というあまりにもあんまりな断定が、なかなか小気味よくて好きです。

    0
    2015年03月13日
  • 白夜

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーの本の登場人物って変な奴本当に多いよな~(笑)なんだこの主人公(笑)
    ぼっちで妄想過多でヤバいなと思うけど、せめて知力だけはあるから、まともっちゃまともなんだろうな(笑)
    そしてそんな妄想男が惚れたナースチェンカの裏切りっぷりもすごい(笑)こんな切り替え早い女初めて見た(笑)
    100ページくらいの短い本だったけど、なかなかおもしろかったです(笑)

    0
    2015年02月26日
  • 地下室の手記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【本の内容】
    世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世界を笑い返すため、自意識という「地下室」に潜る。

    世の中を怒り、憎み、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ、中年の元小官吏のモノローグ。

    終わりのない絶望と戦う人間の姿が、ここにある。

    [ 目次 ]


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 

    0
    2015年01月18日
  • 罪と罰 4巻(完)

    Posted by ブクログ

    画太郎先生は「なつみ生きとったんかワレ」のイラストぐらいしか知らなかった。
    表紙に惹かれて一気読み。
    全然意味わかんないw強引なエンディングwww
    でもちょっとだけ原作に従ってシリアス??
    解説読まなかったから、とりあえず原作読んでからまた解説読んで、漫画読もうかな。

    0
    2014年12月18日
  • 白夜

    Posted by ブクログ

    非モテが饒舌に自分の趣味(妄想)を語りまくるシーンのキモさが最高に良かった!www
    ナースチェンカが(無意識に)主人公をキープしといて本命が現れたらあっさり乗り換えて「来週結婚しまーす」というのが、なんというか酷すぎて素敵。

    0
    2014年08月12日
  • 白夜

    Posted by ブクログ

    非モテ男の恋愛の話。
    「非モテは非モテであるから非モテ」という悪魔的スパイラルを思い出さずにはいられない。
    非モテを書いたこの本が100年以上前に発表されているという事実。きっと有史以来、いやそれ以上前から非モテは非モテであるから非モテなのである。
    非モテは心して読み、ラストの手紙に悶絶すべし。

    0
    2014年07月13日