ドストエフスキーのレビュー一覧

  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    読んだ本 カラマーゾフの兄弟5 ドストエフスキー 20240602

     最終巻は、本文60ページで残りは「ドストエフスキーの生涯」と「解題」。なんか感想が変わっちゃうんで解説とかは読まない方なんでありゃって感じ。
     エピローグっていうだけあって後日談って感じ。
     しかし、読み終わって思うのは、これだけ神の在不在なんかを描きながら、奇跡らしいことが全く起こらない。死ぬ人は死んで、誰も救われない。聖人も死ねば腐臭を出すし、父殺しの裁判でも客観的事実のままに裁かれ、読者の知る事実は無にされる。ある意味身も蓋もないお話なんだよな。
     神はいない。だけど必要だから人間が作った。ってのがイワンだったっけな

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    2024年06月02日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    先が長い…。読みにくいというわけではなかったけど、きちんと理解できているのか不安です。名前を覚えるのが大変。
    ドラマを少し見たことがあるので、そちらの記憶に助けてもらいながら読み進めました。

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    2024年05月23日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    だいぶ飛ばし飛ばし読んでしまった。
    第一部よりは面白いが、まだもどかしい。
    イワンとアリョーシャの有名なやり取りはまた時間があったらゆっくり読み直したい。

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    2024年05月21日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    昔の文学なので読むのは大変。内容も登場人物の背景などもあり面白いか面白くないかでいえば面白くないかも...
    かなり脳内で保管しながら読むも、登場人物の関係図をなるべくネタバレを見ないように確認してしまった。(こう書いてくれれいいのに!とモヤモヤしながら読んでました笑)
    果たして、最後まで辿り着くことはできるか。

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    2024年05月18日
  • 罪と罰(上)

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    読書が嫌いになりそうな本でした。
    僕にとっては。
    とりあえず、それぞれの立場によって名前の呼び方変えるのやめて笑

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    2024年05月01日
  • 未成年3

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    長かった。ストーリー的にもよくわからなくなった時もあった。時代背景等がわかればもっと読み進められたかもしれない。その意味で、巻末にある訳者の「読書ガイド」を先に読むことをお勧めする。2024.3.31

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    2024年03月31日
  • 罪と罰 2

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    ネタバレ

    主人公の行動の原点となる思想が明らかになる。「非凡な人間は法を超越し、革新への行程においては大量殺人さえも許される」という、ちょっと聞いただけでも危うさを感じる考え。主人公の痛々しいほどの高慢さと潔癖さが、これでもかと描かれる。ソーニャ一家や妹とのやり取りからは、高潔な人柄も垣間見えるものの、偏屈さがどうにも邪魔をしている。一番の見せ場は、弱みにつけこんで妹を支配しようとしている卑劣漢ルージンをやりこめるところ。

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    2024年03月27日
  • 地下室の手記

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    自分の世界に閉じこもってしまうことの気持ち悪さを感じる反面、自分にも全くそんなことがないとは言い切れないような気持ちを呼び起こされて終始読み進めるのがしんどかった。
    最近内面的世界に向き合うことがとても大事であると思っていたが、そのことに入り込みすぎてしまうことがないようにしなければ、この主人公とおなじような境地に至ってしまうに違いない。

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    2024年03月10日
  • 罪と罰 中

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    上巻よりも動きは少なめだが、しっかり読書を惹きつける展開が用意されている。
    今のところ主人公が1、2を争う嫌なやつだが、まあ人間ってこんなものかもしれない。

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    2024年02月11日
  • 罪と罰 下

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    ネタバレ

    ドストエフスキーを読まずして読書家は語れないという思いから、約3000円近くかけて購入したが、購入してからおよそ1年が過ぎてしまった。今回一念発起して読んだが、もっと早く読みたかったという思いが強い。ロシア文学というものを人生で初めて味わい、そのユニークさに触れたことで、人の罪、犯罪とは何なのかを深く考えさせられる内容に自分の精神的成長を感じる。ドストエフスキーの集大成はカラマーゾフの兄弟らしいので、いつか挑戦したい。

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    2024年01月27日
  • 罪と罰 2

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    4よりの★3です。眠くならなかったら★4でした。
    2部と3部の初めまでは。。読んでは眠くなるの繰り返し。腹の探り合いは疲れます。
    4部からスヴィドリガイロフとルージンのシーンは熱いものがあり、ルージンの思い上がりから突き落とされるシーンは気持ち良かったです。ルージンは俗世に生きる人そのものです。
    そしてソーニャのアパートでの会話。「ラザロの復活」の話から、ロージャの先行きも気になりますが、ロージャの言いまわしを借りれば、4部でいきなり脳天にがつんと一撃くらわせられました。

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    2023年09月17日
  • 罪と罰 上

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    罪を犯した後の描写がリアルだった。
    達成感、自己嫌悪を覚えるところから始まり、別の関心ごとで罪の意識が一瞬で塗り替えられる。そしてまたあるタイミングで自分の罪について思い出し、認識し、絶望していく。なんとも後味の悪い話だった。

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    2023年08月27日
  • 罪と罰(下)

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    恐怖で終えた上巻に続き、一体どんな不幸がやってくるのだと恐れていたが、ラズミーヒンの人柄とレベジャートニコフに救われた。レベジャートニコフって誰だっけ、、、?だったけども。
    マルメラードフみたいな人はよくいるものなんだろうか?「カラマーゾフ」のドミートリィとか、「白痴」にもこんな自己破壊的人物がいた気がするのだが。なんでやねん、と言いたくなる。程度ってものがあるでしょう!と。

    ドストエフスキーは、イワンやラスコールニコフのような思想を支持していたのだろうか。考えてはいたと思うけども(でなきゃ書けない)、それを是非どちらに捉えていたのだろう。

    読み終えた後にWikiで時代背景やら名前のロシア

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    2024年07月20日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    ロシア文学は暗いイメージがあり手を出せずにいたのですが、読んでビックリ!!
    激しい言い合いが多くドラマを観てるような気分で読み進めました。
    カタカナの人名を覚えるのが苦手なので、名前入りの栞が手放せないです。。

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    2023年06月01日
  • 賭博者

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    ▼「賭博者」ドストエフスキー。初出1866年ロシア。亀山郁夫訳、光文社古典新訳文庫。

    ▼ドストエフスキーさんの未読の小説だったんで、いつか読もうと思っていました。電子書籍が割引セールしていたので購入。ドストさんはここ数年の間に「罪と罰」「カラマーゾフ」を再読して超絶にオモシロかった。10代の頃に多分ほかに「貧しき人々」「虐げられた人々」「白痴」「悪霊」は読んだんですね。どれも忘れているのでいつでも再読したいと思っています。それにしても題名だけ読むとどれもこれも陰鬱ですね…。

    ▼罪と罰の後に書かれたものだそうで、中編です。総論、「なんだか設定がわかりにくかったんだけど、後半オモシロかった」で

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    2023年05月27日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    どうか軽蔑しないでくださいね。
    なにかひどくバカなことをしてあなたを怒らせても、どうか許してくださいね。
    こうしてわたしの秘密はあなたに握られてしまったのです。わたしの評判は、もしかしたら永久に地に落ちてしまったのかもしれません。
    わたし、今日はきっと泣いてしまうでしょう。
    さようなら、次の恐ろしい出会いまで。

    ただ、ぜったいに、ぜったいに、ぜったいに来てくださいね。

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    2023年05月16日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    著者が最初に注釈していた意味がようやくわかった。最初は退屈だよと。とはいえ、ほんとに兄弟が生まれる前のところまでだろうと思っていたけど、なかなか2までも、読みづらく。
    物語として動き出した!と思える3だった。
    ミーチャが愛おしく感じる。勇み足で感情的で自分でも自分をもて余しているつらさがとても伝わった。

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    2023年05月03日
  • 悪霊 3

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    ネタバレ

    そもそもこの本を読み始めたきっかけは『ゴールデンカムイ』のキャラクター・尾形の死だ。彼が毒で朦朧として、過去の自分との対話する形で気づきがあり自殺する描写が本書・『悪霊』のようだというから読んだ。読んだけど、その要素は2巻の描写かなあ?3巻にはそれっぽいところは見受けられなかった。
    というかこの本、かなり読みにくいと思うのだけど、尾形とドストエフスキーを結びつけられる人(或いはそれに納得できる人)がSNSでかなり多くいるらしくて吃驚している。

    ストーリーは今までの3冊の中で1番面白い。
    お喋りで倫理観なさそうだな、と思っていたピョートルが殺人まで躊躇しないのには驚いた。酷い理屈でばんばん殺っ

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    2023年04月29日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    1巻目で、人物が分かってようやく物語に入り込めた感じ。アリョーシャと貧しい子供との出会い、イワンの大審問官の物語、そしてゾシマ長老の物語。
    一つ一つが、濃い。
    ただ、キリスト教への造詣が深いとまではいかなくとも、何かしら神について考えるところがないと、登場人物達が語る内容への感情移入がしにくい。

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    2023年04月03日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    ティーンズのコーナーにあり、気になり調べたら、村上春樹さん曰く、人類は2通りに分かれるらしい。カラマーゾフの兄弟を読んだ者と読まない者。
    それは、、読んだ側にいきたい!そして最近は、少し洋書ブームが自分の中できてるので、読んでみた。
    結果、他の方がレビューされてる通り、難しい!先に、巻末の読書のための前知識や、別でロシアの宗教の歴史について読んではみたのだけど。
    怒濤のセリフ量。登場人物たちが自分の考えをとにかく話す。本当に思いつくままに語るので、本心はどこか?何を言いたいのかが、ぼんやり読んでいるとわからなくなる。そして、これがロシア人なのか、みんな気性が激しい。いろいろな事が起きるため、ど

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    2023年03月12日