ドストエフスキーのレビュー一覧

  • カラマーゾフの兄弟(中)

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    ネタバレ有かも…
    ご注意ください

    さて中巻は見習い修道僧であり、愛されキャラ三男アリョーシャがお世話になっている修道院の長老であるゾシマが瀕死状態になる
    ここでゾシマ長老の過去の回想(伝記)及び法話と説教など…(か、かなり長い)

    今でこそアリョーシャをはじめ、民衆から尊敬されるゾシマ長老(その民衆らの信仰ぶりは遠方からはるばるゾシマ長老に一目会いにくるなど、上巻たっぷり記載されていた)だが、若い頃は結構平凡で普通の青少年だ
    ポイントとなるエピソードは3つ(個人的見解です)

    ■エピソード1
    (ん?スターウォーズ⁉︎)
    お兄さんの精神世界の変化
    ゾシマ長老は精神的にアリョーシャと自分の兄が

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    2021年01月27日
  • 悪霊 2

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    1巻の解説で少々ネタバレがあったものの、読んでみると不穏な空気にぐいぐい引き込まれた。悪意のある人々に、善良で金や地位がある人がしらずしらずのうちに巻き込まれていく様は非常に恐ろしい。本書はずっと不穏。宮部みゆきさんの作品を読んでいるような気分になる。

    スタヴローギンが主教に相談にいく場面はなにか唐突な感じはしたが、想像と違った方に進んでいて、こちらも目が離せなくなった。

    本書の解説では、当時のロシアの社会情勢を教えてくれており、それはとても参考になる。少し置いて読み直したい。

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    2021年01月24日
  • 白夜/おかしな人間の夢

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    表題作である偶然出会った妄想青年と少女の恋愛物語が印象的。女のリアルスティックさと男のやせ我慢(ではないのだろうと思うけど)が感じられる。構成もすっきりしていて読みやすい。
    農夫の話ではドストエフスキーの過去作も出てきて面白かった。

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    2021年01月23日
  • 悪霊 3

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    内ゲバ殺人事件。終盤大量に人が死んでいく。ドミノ倒しのように。
    第二部で登場するシガリョーフ理論(人類の十分の一は、個人の自由と、残りの十分の九に対する無限の権利を享受します。残りの十分の九の人間は個性を失い、家畜の群れのようなものに変わり、云々)が予言的でそら恐ろしい。

    これで五大小説のうち、未成年を除く四作を読み終えた。カラマーゾフの次におもしろいのは、この悪量かな。

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    2021年01月16日
  • 悪霊 2

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    第7章 同志仲間で p483
    『でも、どんなにうまく事が運んだって、それだけの首切りをやり終えるには早くて五十年、いや三十年はかかります。』

    舞台設定の1869年、連載の1871-1872年から、1905年のロシア第一革命、1917年のロシア革命まで 33〜36年、45〜48年と考えると、随分予言的な台詞だ。

    後付け史観かもしれないが、他にものちの歴史を知って読むとドキッとする表現が多い。革命待望の雰囲気は当時から濃厚にあったんだろうか。ドストエフスキーは待望してないにせよ。

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    2021年01月09日
  • 貧しき人々

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    ワルワーラの少女時代は、泣けるぐらい悲しい。
    マカールとワルワーラの手紙からは仲の良さ、と同時に不幸さ、生きづらさを感じる。
    ワルワーラの結婚相手は、ひどい癇癪持ちで、幸せになれないことが分かっている感じが、またさらに悲しい。

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    2021年01月04日
  • 悪霊 1

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    文庫本の栞に書いてある『主要登場人物』を、多分300回くらい見たと思う。亀山郁夫さんは人名呼称を随分とシンプルにしてくれてるらしいけど、聞き慣れない長い名前を覚えるところがいつもしんどい。。
    前半ダラダラ、第一部第五章から物語が一気に加速を始めたところで、第二部へ続く。
    150年前にこんな超長編書いてるって、ロシア人すげえなあ。(ほぼドストエフスキー個人の凄さだろうけど。)
    ドストエフスキー本人がよく使う『ロシア的なもの』の意味が、掴めそうで未だ掴めず。残る二冊を読み終えた時に見えてくるか?

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    2020年12月30日
  • 罪と罰 下

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    2020.12.18
    想像していたよりずっとおもしろかったです。翻訳本特有の言い回しにはじめの100頁で慣れれば、あとは集中して読めます。伏線回収がすごい。

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    2020年12月19日
  • 貧しき人々

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    下級役人マカールと天涯孤独な娘ワルワーラの書簡形式による貧乏物語でドストエフスキーの処女作。よく分からんがデビューから絶賛されたらしい。
    ワルワーラの名前も手紙ではワーレンカばっかり言ってるので混乱してくる。
    お互い貧乏になっていく過程よりも女に借金しても入れ込む心情は現代に通じるものがある。ただしマカールは粘着質的な内気者なので現代ならもっと悲惨な目にあう可能性あり。状況が好転したところでの急展開。ワーレンカの文面も変わるところがリアル。
    ところどころ悲惨な死に様が出てくるところも印象深い。
    さて解説ではこの話が架空の少女を作り上げたマカールの妄想話の可能性ありとしている。そうだとすると個人

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    2020年12月18日
  • 白夜/おかしな人間の夢

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    夢想家で人付き合いが下手な主人公の気持ちがよくわかって途中すごく辛くなった『白夜』。
    でもドストエフスキーにしては明るくて読みやすいほうなんだと思う。
    ナースチェンカ…主人公はさっぱりした気持ちになれてたけど実際あんなことされたらすごく怨んだり辛くなったりしそう…。

    『キリストの樅ノ木祭りに召された少年』と、『百姓のマレイ』もよかった。
    短編てこともあってわかりやすく、読みやすかった。

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    2020年10月17日
  • 未成年(下)

    購入済み

    時代を映した複雑で混雑したお話

    なかなか複雑で細かいところまで理解できませんでしたが、活劇的な話の展開が、あの時代にしてあったのだとちょっと感動です。解説を読むと、パリコミューンやロシアの農奴制廃止、資本主義の台頭による貧富の格差など、恐ろしいほどの混沌があって描かれたお話なのだと思いました。

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    2020年10月05日
  • 罪と罰 2

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    ネタバレ

    罪と罰〈2〉 (光文社古典新訳文庫)
    (和書)2009年09月25日 16:22
    フョードル・ミハイロヴィチ ドストエフスキー 光文社 2009年2月


    ソーニャの部屋で聖書を読むシーンが好きなのです。

    読み易くとても興味深く読めました。

    次の巻も楽しみ。

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    2020年09月25日
  • 悪霊(下)

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    悪霊 (下巻)
    (和書)2009年09月15日 15:52
    1971 新潮社 ドストエフスキー, 江川 卓


    なかなか興味深い内容でとても参考になりました。

    ドストエフスキーの作品を再読してみたいなーと最近思っています。他にも彼の作品をどんどん読んでいきたい。

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    2020年09月25日
  • 悪霊(上)

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    悪霊 (上巻)
    (和書)2009年09月13日 01:19
    1971 新潮社 ドストエフスキー, 江川 卓


    米川正夫翻訳「悪霊」は以前に読んだことがあるのですが、今回は江川卓翻訳で再読しています。

    関係というものが関係妄想のように諸関係がその活動を開始し始めその呪力(ハウ)のようなものによる関係性がからみ複層的に争乱の予感を滾らせていきます。それがどうなっていくのかとても興味深く読んで行くことになると思います。

    下巻も楽しみ。

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    2020年09月25日
  • 未成年(上)

    購入済み

    会話がおもしろい

    いろいろな人物が出てくるのでこんがらがってしまうのですが、あまり気にせず読み進めていくと、展開が面白いです。飽きさせません。ドストエフスキーさんは会話が上手で面白いです。

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    2020年09月19日
  • 罪と罰 1

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    何でもないただの学生が人を殺したらどうなるか?

    一時の衝動に身を任せ、錯乱して、動揺して、その後どうなっていくのか、目が離せない

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    2020年08月26日
  • 悪霊(下)

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    物語自体が壮大で複雑だし、ロシア文学特有のとっつきにくさ台詞回しのくどさもあって読みにくいとか冗長とか言う人もいるかもしれないけど、一旦引き込まれると、いっきにのめり込んでしまって、むしろ冗長さと思われたひとつひとつ、台詞回しや登場人物の思考の振れ幅なんかも面白いと感じられました。
    ストーリーラインでいうと、風呂敷の広げ方秀逸で、例えば第一部では、ステパン婚約をきっかけに展開が加速していって、スタヴローギンの秘密や人間関係などの伏線が散りばめられつつ、“日曜日”に収束していって、ご本人登場!みたいな展開は、読んでいてとても盛り上がったし、同時につづく章での核心に繋がるヒントや前触れも小出しされ

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    2020年08月11日
  • カラマーゾフの兄弟(1)

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    ロシアの代文学を漫画で。とっても読みやすく面白いですが、原作を知らないので、どれくらい違っているのかはわかりません。とはいえ面白いのは事実。ロシアの男性は、美しい女の人にとても弱い。そして女の人がとても純愛。ドストエフスキーの求める女性像なのか?

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    2020年08月01日
  • 罪と罰 上

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    まだ上巻しか読んでいませんが…。
    登場人物の台詞が、ひたすら長い。
    苦学生の苦悶は、彼をどこに導くのだろう?

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    2020年07月29日
  • 賭博者

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    カネ、恋愛、名誉は改めて言うまでもなく、人間の欲望の根源である。そうした欲望を満たすために、程度の差こそあれ、誰でも無謀な賭けをした経験、したくなる衝動を感じるものであろう。ルーレットにハマる主人公を通して、そうした根源的な心理を追体験できる。

    ただ、カラマーゾフの兄弟や罪と罰で感じたような、こころの奥底が揺さぶられるような刺激までは受けなかった。自分のギャンブラー的な側面を客観視し、ふと我に帰らせてくれるような、軽い快感を得られるくらいである。

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    2020年07月23日