ドストエフスキーのレビュー一覧

  • カラマーゾフの兄弟(上)

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    ネタバレ

    重たすぎる腰を上げて読み始めた。2回挫折しているのでこれで3回目。今回こそは読み切りたい...。ちなみに前回のチャレンジから10年以上経っているのでストーリーは何一つ覚えていない。

    まーじで本名に加えてニックネームまで書くの禁止にしてほしい...!笑 ただ最初の200P強に渡る紹介文が後々響いてくるので読まずに進むのは惜しい、というところ。父と長兄の醜すぎる争いと共に、徐々にストーリーが動き始める。

    大審問官...うーん、とても難解だし捉え方があってるのかすら分からないけど興味深い。
    キリストは全ての罪を背負い人に自由を与えたはずなのに、人は自由すぎると途端に迷いだす。そのため指導者を置い

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    2025年03月31日
  • 罪と罰(下)

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    困窮は選択肢を減らし狂わせるに充分で
    理論は狂った思想に正当さを与えるのに充分で
    愛は生きる理由に充分なんだ

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    2025年03月15日
  • 罪と罰 下

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    上と中編と比べ、難しいと感じた。
    哲学も入ってる。

    ラスコーリニコフが追い詰められていく様は、ハラハラした。
    ソーニャとは、一生幸せであってほしいと読後に感じた。

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    2025年03月08日
  • 悪霊 別巻~「スタヴローギンの告白」異稿~

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    ドストエフスキー研究をしたいわけではないのでね

    はい、『悪霊』別巻を読みました
    頑張りました

    『悪霊』に登場するエピソード「チーホンのもとで」には3つの異稿が残されていて、それは主に当時ロシアにあった検閲が理由なんだが、とにかくその3つを読み比べることが、真に『悪霊』を読んだってことになるってことなんでしょう

    しかし本編も含めると基本的には同じ話を4回読んだことになり、まぁまぁな苦痛
    いや、ゴーンって来るものはあるけどな
    あるにはあるけど、やっぱ4回目とかは普通に飽きるのよ
    東京都あきるの市(いらんいらん)

    で、読み比べて何を感じたか?

    うーん、特には…(ダメじゃん)

    まぁ、解説読

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    2025年03月08日
  • 罪と罰 3

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    難しい。正直あまり理解できなかった。
    とても悔しいのでまた読み返したい。

    ラスコーリニコフが自首した理由がよくわからない…。皆何を考えているかイマイチ良く分からなかった。

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    2025年03月08日
  • 貧しき人々

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    貧しき人々
    著:ドストエフスキー
    訳:安岡 治子
    紙版
    光文社古典新訳文庫 Aト-1-10

    ドストエフスキーの処女作です。

    初老の下級官吏と、薄幸の女性との、手紙のやりとりの物語です
    淡い恋というか、秘められた恋というか、当人同士だけで、手紙だけのやりとりで忍び合うとか
    どうしても、ひんぱんに手紙でやりとりするということはだいぶ前の習慣なんでしょうか。

    手紙を通じて、自分のこころに向き合い、好きな相手にどうつたえるか、思わず何かを伝え、それを後からおもって、もんもんとする。それを再び言葉にする。自分にとっては、とても高度なやりとりで、とてもできそうにもないと感じました。

    時系列に、交互

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    2025年02月19日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    面白くなってきました。
    ゾシマ長老の死後、周りの人々の信仰に大きな変化が出てくるのが興味深いです。
    ミーチャの無茶苦茶さに呆れますが、それほど大切にしていることが危うくなったということなのでしょうか?ミーチャにとって何が一番大切なことなのだろう?と考えさせられました。

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    2025年02月04日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    キリスト教の教えを知らないのでよくわからないところが多かったです。「自由」の意味が気になります。
    登場人物のこれからがどうなるのかを読むのが楽しみです。

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    2025年02月02日
  • 悪霊(上)

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    複雑な人間関係が絡み合い、様々なストーリーが紡ぎ出される。「悪」とは何か、人間の「闇」とは何かを考えさせられる。

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    2025年01月30日
  • カラマーゾフの兄弟〈3〉

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    名作を読もうシリーズ。とっつきやすさから光文社の新訳文庫で。あっという間に3巻。長老ゾシマの死、ミーチャの父殺しの容疑……

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    2025年01月22日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    名作を読もうシリーズ。とっつきやすさから光文社の新訳文庫で。5巻はエピローグと訳者解説などおまけのような感じ。これで一応は、『カラマーゾフの兄弟』を読んだことがある人間になった。ほかの訳でじっくりいつか少しずつ読み直したい。

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    2025年01月22日
  • 罪と罰 2

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    二分冊目は、物語の進行に加えて、作者の信条やキリスト教の話が盛り込まれており、より奥行きを感じる内容だった。
    また巻末の亀山郁夫さんの解説は、時代背景の詳しい説明や、オリジナリティあふれる解釈で、読みごたえがあった。

    自分の読書メモとして、下記3点を取り上げたい。

    1.ナポレオン主義について
    一分冊目から引き続き、当時のロシアにおけるナポレオン戦争とその後の反動の影響がうかがえる。
    物語中でラスコーリニコフが展開する主張では、歴史的な英雄は、従来の社会や伝統を破壊したという意味で犯罪者だ、という。
    この主張について、同時代の同じくロシアの文豪トルストイが、ロシアの対ナポレオン戦争を描いた著

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    2025年01月20日
  • 罪と罰 1

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    ドストエフスキーは『地下室の記録』から二作目。
    再び亀山郁夫さん訳。
    いつか読もうと思っていたところに、本の交換会で頂いたので、早速。

    一分冊目の感想としては、前出の『地下室の記録』と似たモチーフで、これがドストエフスキーの作風なのかと改めて感じた。

    思弁癖が強く、プライドと自己嫌悪にさいなまれる主人公。
    物語で重要な役割を果たす娼婦という職業と存在。
    ナポレオン戦争勝利後になお、「ロシア」と「ヨーロッパ」の間で揺れる19世紀ロシアの知的世界という背景。

    『地下室の記録』を読んだ際にも感じたが、この自己嫌悪の主人公はドストエフスキー自身だろう。
    そこに天才作家の人間らしいところも見えるの

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    2025年01月18日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    登場人物が、皆個性的で面白く読めます。大長編なので最後まで読めるか心配でしたが、そういう心配は無用でした。アリョーシャがこれからどんなことに巻き込まれていくのか、興味深いです。

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    2025年01月06日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    正直咀嚼しきれていない部分も多いが、物語全体を貫く宗教価値観・ドストエフスキーの自伝的要素等、精緻に論じられた解題のおかげで解像度が上がったと思う。振り返るとサスペンスとしての面白さは圧巻のものであった。読み返すことは当分ないかも。でもこの1ヶ月の読者体験のことはまた思い出しそう。

    年内に読み切れた。来年も活字には触れ続けないと。

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    2024年12月29日
  • カラマーゾフの兄弟〈4〉

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    山は越えた。
    細部は多分よくわかってない部分も多いが、父の死(殺害)に対する三兄弟それぞれのスタンスがわかる。法廷で検察側が展開した三兄弟のスタンスで持ってロシアという国全体を語ろうとする話法は圧巻だったし、ドストエフスキーがやろうとしていたことがここにきてようやく私にも見えてきたかも。あとはやたら人が発狂するけど、何となく地政学的な要因も大きそうな気がするなど。

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    2024年12月25日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    I found it difficult to comprehend a scene where each character discusses religion. There were a lot of words I was unfamiliar with.
    But, I'm looking forward to seeing future developments.

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    2024年12月24日
  • 罪と罰(上)

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    青年が老婆を殺害した事によって性格や思考が変わっていく様に最初はついていけなかったが、後半にいくにつれラスコーリニコフの聡明さを思わせる描写が増えていく。
    彼の論文の主張では思想が強くて非常に面白い。
    愚かな母や妹に対していたたまれなさを感じた。

    母と娘のその後の顛末やペトローヴィチとラスコーリニコフの探り合い、最後に現れた男等を下巻に期待。

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    2024年12月17日
  • 地下室の手記

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    ネタバレ

    ううううう。
    呼ばれてもいない飲み会にいかないでー。
    二次会に行くのにお金かりないで!!。

    ううううう。
    2部に分かれていて一部は独白。
    二部はわちゃわちゃ。
    よく自分自身がわかってる。な。
    太宰治の人間失格はたぶんこの作品に影響受けているなあ?

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    2024年12月10日
  • カラマーゾフの兄弟〈2〉

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    意外と短期間で読めた。各人物の思想が多面的に見えてきて少しずつ厚みを持つ。途中これは何を示している…?となるセリフや地の文は、伏線として張られたものであり、後々回収されるであろうということが、巻末の読書ガイドおかげでわかった。

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    2024年12月07日